おすすめのエッセー本10選|子育てや暮らしの参考にも!気軽に読めるエッセーをご紹介

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小説より気軽に読めるエッセーは、日常生活の気分転換にもぴったりですよね。いろいろなジャンルのエッセーがありますが、今回は、子育てや暮らしの参考になるものや、芸能人のエッセーなど、親しみやすいものを中心にご紹介していきます!

子育ての参考にもなるエッセー

【1】『ママは悪くない!子育ては“科学の知恵”でラクになる』


NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」の放送内容をベースとしたコミックエッセー。
「孤独な子育て」「産後のイライラ」「夫への不満」などの産後ママたちの現実を最新科学の視点から、解決のヒントを探ります。
母親になると「脳や身体が変わる」ことを知って、育児に関するモヤモヤがラクになったとの感想も多数。
赤ちゃんの育児に不安や悩みがある人はぜひ手にとってほしい一冊です。

 

【2】『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』


大人気育児漫画「毎日かあさん」の作者・西原理恵子さんが、女の子が生きていくために考えておくべきこと、女の子が生きるということについて綴ったエッセー。
西原さんの波乱万丈な人生経験に基づいた子育て哲学は、娘を育てる母親にも参考になりそうです。

 

【3】『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』


大ヒットした映画『テルマエ・ロマエ』の原作漫画家として知られるヤマザキマリさん。
17歳で単身イタリアに留学し、その後シングルマザーとしてイタリアや日本など、世界中をめぐりつつ子育てしてきたヤマザキさん。
彼女の枠にとらわれない自由な生き方の原点ともいえる、母・リョウコさんの人生を綴った一冊。
シングルマザーとして、ヴィオラの演奏家として、自らの人生と子どもを愛した彼女の生き方にパワーをもらえます!

 

暮らしに新しいアイディアを与えてくれるエッセー

【1】『くらしのきほん 100の実践』


雑誌「暮らしの手帖」の編集長を務め、WEBメディア「くらしのきほん」主宰をする松浦弥太郎さんが、シンプルな暮らしをするためのくらしの100のアイディアを提案しています。
毎日の料理や家事に役立つ内容も多く、ふだんの暮らしを丁寧に楽しみたくなります。
箇条書きで書かれているので隙間時間に気軽に読めるのもポイント。

 

【2】『使いきる』


人気料理研究家・有元葉子さんのシンプルで洗練された暮らし術をあますところなく紹介した一冊。
料理、片付け術、家事など、毎日心地よく暮らすヒントが満載。
この先の人生に要るものか、要らないものかを見極め、気に入ったものはとことん「使い切る」という有元さん。
モノとの付き合い方を考えるうえで参考になりそうです。

 

意外な一面が知れる!芸能人のエッセー

【1】『そして生活はつづく』


俳優で音楽家の星野源さん初のエッセー。
星野さんが過ごすごく普通の日常が、ユーモアたっぷりに、時にかっこ悪さやちょっとした皮肉も織り交ぜながら綴られています。
携帯電話の料金を先延ばしにしたり、食べ物をよくこぼしたり…なんていう飾らないエピソードも満載。
読み終えるとほんわかした明るい気持ちになれます。

 

【2】『Lily ――日々のカケラ――』


透明感のある美しさで奇跡の50代とも言われる石田ゆり子さんが、日常で大切にしていることを写真と共に綴った一冊。
「心地良い空間に身を置くこと」「人と比べないこと」など、芯の通った暮らし方や考え方は、同性でも憧れてしまいます。
お家や食器、ペットなどの写真もあり、石田さんのキレイの秘密を垣間見れます。

 

【3】『壇蜜日記』



色っぽい美しさを持ちながらも、知性溢れるコメントや独特の存在感で男女問わず人気の壇蜜さんの日記形式のエッセー。
日常のできごとを彼女ならではのセンスと観察眼で捉え、ユーモアを含んだ上品な文章で綴っています。
多くの人に愛される壇蜜さんの美意識や考え方が魅力的です。

 

時代を超えて愛される名作エッセー

【1】『向田邦子ベスト・エッセー』



昭和の名脚本家にしてエッセイストの向田邦子さんのベストエッセー集。
子どもの頃の戦争の話や頑固で古風な父、温かくも逞しい母など家族についての思い出話や、大好きな食べ物のこと、旅や仕事のことなど、日常のちょっとした出来事を秀逸な言葉で生き生きと描いており、まさにエッセーのお手本。
年月を経ても人気の高い向田さんの魅力に触れられる宝物のような一冊です。

 

【2】『私の浅草』



昭和の名脇役女優として、またエッセイストとして活躍した沢村貞子さんの名エッセー。
東京の下町・浅草に生まれ育った沢村さんが、東京下町の人々の人情あふれる暮らしぶりや、子供たちの生活、四季折々の町の表情、そして家族の思い出を細やかな筆で綴っています。
三社祭やお酉さま、路地の朝の味噌汁の香り…など、古き良き時代の浅草の暮らしが情感たっぷりに描かれており、なんとも言えない懐かしい気分に浸れます。

 

おわりに

気軽に読めて、毎日の暮らしに新鮮な考え方を運んできてくれるエッセーは、日常生活の息抜きにおすすめ!ここでご紹介したエッセーはたくさん出版されている名作のなかのごく一部ですが、家事や育児の隙間時間にも手に取りやすいものばかりですので、ぜひ楽しんでみてくださいね。

 

文・構成/HugKum編集部

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