コロナ禍でも安心!手づかみしなくてもいい、お子さん大喜びのライスドッグ【教えて、初めての園児弁当③】

入園したお子さんのお楽しみは、なんといってもお弁当の時間! でも、コロナ禍で手づかみが気になっているママも多いですよね。服部栄養専門学校の管理栄養士・古本美栄先生に、とびきり楽しくて衛生面も◎のメニューをご紹介いただきました。

Q.子どもが手づかみしなくてもよい包み方や形状はある?

Q.コロナのこともあり手づかみは避けたいです。おにぎりやサンドイッチ以外で子どもが食べやすいメニューはありますか?

A.ライスドッグなら、衛生的に食べられます。

コロナの影響もあり、手づかみ食べに対して神経質になっている親御さんも多いと聞きます。抗菌シートの活用もいいですが、シートをはがす際に直接お子さんが手で触れることになり、逆に不衛生になりがち。

最近、また再注目の「おにぎらず」は、ラップで包まれているので直に触れない点ではよいのですが、ここではライスドッグをご紹介します。ライスドッグは、ホットドッグのご飯バージョンです。

ラップで包むから安心!お子さん大喜びの「ライスドッグ

作り方

【1】ご飯を約10㎝長さの筒状に成形し、包丁で真ん中に切り込みを入れる。

【2】葉野菜を切り込みに挟む。

【3】市販の唐揚げを食べやすい大きさにカットし、サンドする。

【4】ラップを上からかぶせるようにし、ご飯の形に沿って包む。

【5】ラップの両端をくるっとキャンディみたいにしぼる。

【6】両端をワイヤーなどの留め具で絞れば、完成です!

上)カレー粉とガーリックパウダーを混ぜたご飯に、サラダ菜と唐揚げをサンドしたもの
下)パプリカパウダーと顆粒コンソメで味つけしたご飯に、サラダ菜とウィンナーをサンドしたもの

今回、使ったパプリカパウダーは、色味をつける時に便利です。ケチャップライスは、どうしてもケチャップが水っぽくさせるため腐敗を防ぐためにもお弁当には控えた方が無難。色鮮やかなスパイスを使う方が安心ですし、手軽です。このラップ式は、食パンでも応用可能。キャンディタイプのサンドイッチになるので、いろいろと楽しんでみてくださいね。

アイデアメニューでお弁当の時間を楽しく

見た目もかわいいライスドッグでお子さんの気持ちも上がりそう!簡単でアレンジが自在なライスドッグ、ぜひお弁当に取り入れてみてくださいね。

次のお弁当Q&Aシリーズもお楽しみに♪

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記事監修

管理栄養士、調理師、フードコーディネーター
古本美栄(Mie Komoto

管理栄養士資格取得後、大手企業社員給食勤務を経て、食品メーカー、大学における高等教育等に携わる。現在は、服部栄養専門学校の教員。給食から家庭の食卓へつながる食育を行う他、食文化・持続可能な食品の再利用などの研究活動など幅広く活躍している。

構成・取材/川越光笑(たべごとライター) 撮影藤岡雅樹、古本美栄

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