「パウ・パトロール」に目覚める⁉
実は絵本が届く数日前に、初めてテレビアニメ「パウ・パトロール」を観た息子たち。
いうならば、「パウ・パトロール」デビューほやほやの息子たち。そんな2人に「パウ・パトロール」の映画に関連する絵本をもらったので、手渡してみると……。
予想以上の食いつき
「パウ・パトロールの絵本⁉ 読みたーい!!」
ものすごい食いつきです。
キャラクターの虜に!
息子たちは、キャラクターの愛らしさに即釘付け……!
絵本を見ながら、次男が、
「このわんちゃん可愛い~! この子の鼻が好き♪」
と指さします。
また、息子たちは、耳が髪の毛みたいで可愛い新メンバーのリバティちゃんも、かなりお気に召した様子。
乗り物の要素も魅力
また、キャラクターが可愛いだけではなく、緊急車両などもたくさん出てくるので、乗り物にもどんどん惹かれていきます。
映画のネタバレはある?
絵本は魅力的なページ構成になっており、ページをめくる度にワクワクするような色使いや内容になっています。
映画が観たくなる構成が◎
また、映画をまだ観に行っていない子も楽しめる説明しすぎない程度のあらすじも紹介されており、映画が観たくなります。もちろん、すでに映画を観た子もあらすじを読むことで復習になり楽しめそうです。
ちなみに、この絵本は映画に出てくる仲間が一目で分かるような紹介のページから始まります。
息子たちがハマったページは?
シールを使いながら遊べるページやまちがいさがしのページで大盛り上がりしていました。
特に、シールで遊べるページが気に入ったようで、ときどき、兄弟でどのシールを貼るかを揉めることもありましたが、
「これはここに貼ったらいいんじゃない?」
「これはこの子だと解決しそうだよ!」
など、息子たちなりによく考えながら楽しそうに貼り進めていました。
頭を使ってシールを貼るというのはいいですね! なんだか、知育要素にもなるのでは?と見ていて微笑ましくなりました(^o^)
気づいたら4歳児一人で読書!
息子たちは、交互に絵本を読み進めていましたが、年中さんの次男が特に読書欲を掻き立てられたみたいです。
次男が読書家に変貌?
絵本をもらってからというもの、普段読書をあまりしない次男が、ふとした時に一人でこの絵本を読んでいるではありませんか!!!
まだたどたどしい読み方ですが、一生懸命音読している姿に成長を感じずにはいられません。
「ありがとう…!パウ・パトロール…!!」( ノД`)母、感動……。
内容や構成が面白いからということはもちろんのこと、文字の大きさや量も程よいんです。また、カタカナにもふりがなが振ってあることから、カタカナがまだまだあやしい4歳の次男でも、一人で読むことができたよう。本人もそれがすごく嬉しかったみたいです。
それにしても、子どもの読書欲を掻き立てるこの絵本って、すごいなぁ!!!
ちょうどよいサイズ感
絵本のサイズもA5判と大きすぎず小さすぎず。これなら移動のお供にも最適ですね。
また、ハードタイプで丈夫な点も◎。
いたずら盛りの子どもでも、すぐに破く心配がないというのは助かります。
いや~、どこまで計算し尽くされているのだろう、この絵本。
参りました~。
親にとって大きな収穫も
今回、親目線で気づいたことが、2つありました。
①子どもが何を好きになったり、興味を持つかは、いろんなものを見せたり体験させたりしないと分からない、ということ。
他のキャラクターに夢中の息子たちだったので、親が勝手にハマらないかも?と始めは思ったパウ・パトロール。ところが、この絵本を一緒に読んでいると、
「こういうジャンルも実は好きだったのか~!」
という新たな発見がありました。
これはきっと、どんなことにも通じますよね。なので、これからは、いろんな経験をもっとさせてあげたいと思いました。
②その子に合った本を用意すれば、本を読まない子でも、読書に興味が出るかもしれない、ということ。
思い返せば、次男が生まれてからは、時間と余裕がなくなり、長男の時のように絵本をじっくり読んであげる機会が減っていました。それゆえ、次男は本にあまり興味をしめさなかったのかもしれません。
そんな次男でも、彼に合ったものを用意すれば本を読むということがわかりました。この事実は大きな収穫! これからは、もっと本に触れる機会を増やしてあげよう!と思います。
結果、親子でいい事ずくめの1冊でした♡
すっかり「パウ・パトロール」にハマった息子たちは、テレビアニメも毎回楽しみになったよう。いろいろな気づきがある、知育要素も詰まったこの『パウ・パトロール アドベンチャーシティで あそぼう!』を皆さんもぜひ手にとってみませんか。
今回パウパトたちはアドベンチャー・ベイを飛び出し、トラブル解決のために「アドベンチャーシティ」に向かいます。そこに立ちはだかるのは、あの悪名高き「ライバール市長」。はたして、パウパトたちは次々に起こるトラブルから街のみんなを守ることができるのでしょうか?
文・イラスト/おおばあかね(Twitter、creatorsbank)