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ペーパータオルケースの種類と選び方
手や食器を拭いたり、食材の水切りに使ったり、掃除に使ったり……。さまざまな用途に、便利に使えるのがペーパータオルですが、買ってきたペーパータオルをそのまま使っていては味気ないし、おしゃれとはいえません。
そんなときにぴったりなのが、ペーパータオルケース。おしゃれなデザインで、さまざまな種類のペーパータオルケースがあります。どんな種類があるか、チェックしていきましょう。
壁掛けタイプ
壁掛けタイプの特徴は、スペースを有効活用できるところ。キッチンや洗面所、あるいはメイクスペースのそばなど、あまりスペースがないところにも設置することができます。
また使いやすい高さに設置できることも、大きなメリットです。
壁掛けタイプの「ideaco WALL PT」
シールあるいは別売りのマグネットで壁に取り付けられるペーパータオルケース。見た目にもすっきりとしたデザインで、キッチンや洗面所、トイレなど、家の中のいろいろなど場所でペーパータオルをスタイリッシュに使うことができます。壁掛けタイプなら、水がはねてペーパータオルが濡れた……というようなことも防げます。
吊り下げタイプ
キッチンやトイレ、洗面所の戸棚などの下に吊り下げるタイプは、空いていたスペースを有効活用することができます。棚を挟んだり、差し込むだけで設置できるものが多いので、壁を傷つけることもありません。
吊り下げタイプの「PVCレザーティッシュケース」
吊り下げタイプでも、少しユニークなタイプがこれ。縦長のかばんのようなケースに入れて、吊り下げて使います。ペーパータオルもティッシュペーパーも入れられます。素材は撥水加工が施されたPVCレザー製なので、高級感があります。フックや椅子に掛けて使えるので、場所を選びません。
置き型タイプ
テーブルの上に置いて使うなど、一番ポピュラーなタイプが置き型タイプです。リビングやダイニング、キッチンなど、使いたい場所に置いておけばいつでも使えます。必要なときに、必要な場所にちょっと移動させて使うこともできます。
置き型タイプの「山崎実業 ペーパータオルケース」
落ち着いたマットな質感のスチールと、天然木のフタのコントラストが美しいペーパータオルケースです。上品で洗練されたデザインになっているので、リビングのテーブルの上に置いてもお部屋の雰囲気を壊しません。ブラウンとナチュラルの2色があります。
マグネットタイプ
ケースにマグネットが付いたタイプは、冷蔵庫の扉などに貼ってすぐに使うことができます。接着シールなどを取り付ける手間もありません。場所を変えることができるのも、マグネットタイプのメリットです。
マグネットタイプの「タワー マグネットコンパクトティッシュケース」
マグネットタイプで冷蔵庫など好きな場所に貼って使えるケースです。コンパクトなソフトパックのペーパータオルがちょうど収まる大きさです。ポリ袋の収納にも使えます。
ペーパータオルケースの素材と注意点
ペーパータオルケースを選ぶときは、タイプやデザインはもちろん、素材にも注目! 素材によって使いやすさや注意点が異なります。
ABS樹脂
プラスチックの一種のABS樹脂は、軽くて丈夫。耐熱性や耐衝撃性があり、床に落としても割れにくいのが特徴です。また水垢や汚れがつきにくく、万一、汚れた場合もさっと落とせるという特長があります。しかもデザインやカラーバリエーションもさまざま。キッチンやトイレなど、使いたい場所にあわせて、ピッタリの製品を選ぶことができます。
ABS樹脂製の「フィルフィット ペーパータオルケース」
スタイリッシュ&スリムにペーパータオルを収納できるABS樹脂製のケース。小判タイプのペーパータオルを袋のまま入れて、蓋を置くだけですぐに使えます。使うと蓋が下がっていくので、ペーパータオルの減り具合もわかりやすい。
ステンレス
ステンレス製のペーパータオルケースは、丈夫で長持ちします。しかもシルバーの輝きが、高級感や上品さを演出してくれます。特に、ステンレスのキッチンによく合います。ステンレスは錆びにくいので、洗面所やキッチンなどの水回りの使用にもピッタリです。
ステンレス製の「ペーパータオルケース」
錆びにくく、耐久性に優れたステンレス製のペーパータオルケース。キッチンやトイレ、洗面所など、水回りでの使用に最適です。
天然素材
木や籐などの天然素材を使ったペーパータオルケースもあります。温かみがありインテリアに馴染みやすく、リビングルームやダイニングテーブルの上においても違和感はありません。ただし、塗装などをしていない場合、水で濡れると傷んでしまうことがあるので注意が必要です。
天然素材の「アジアン ペーパータオル ケース」
バリ島のリゾートホテルやスパなどで広く使われている、天然のヤシの葉の葉脈で作られた「パームリディ」という素材を使用。ナチュラルな色合いで、アジアンテイストな雰囲気がおしゃれです。
ペーパータオルケースを選ぶコツ
ペーパータオルは、必要なときにさっと使える便利なもの。ペーパ―タオルケースを選ぶときは、次のようなポイントをチェックしましょう。
取り出しやすいデザインか
ケースの見た目が良くても、使いにくかったらNGです。1枚1枚のペーパータオルを抜き取りやすいデザインになっているか確認しましょう。よくあるのが、残りのペーパーが少なくなったときに、取り出しにくくなること。残量がいっぱいのときも、少ないときも、ストレスなくさっと取り出しやすいケースがベストです。
補充しやすいか
ペーパータオルはよく使うものだから、頻繁に補充することになります。なので、補充のしやすさも大切なポイントになります。ケースの蓋をあけて簡単に補充できるかなど、補充するシーンを想像して選んでください。透明で中身が見えるケースなら、残量を確認できるというメリットもあります。
お手入れしやすいか
ペーパータオルはキッチンや洗面所など、水回りで使うことが多いため、いつの間にか水がはねて、汚れてしまうことがあります。水垢や汚れがついたときに、さっと拭き取れるものや水洗いできるものが便利です。ケースの分解しやすさや、お手入れしやすい素材かどうか、チェックを忘れずに。
100均アイテムを使ったペーパータオルケースの手作り・自作アイデア
ペーパータオルケースは、100均アイテムなどを使って手作りもできます。
キャンドゥの棒で吊り下げ型に
100均でおなじみの突っ張り棒を2本並べて設置し、その上にペーパータオルを逆さまに置けば、簡単に吊り下げ型のペーパータオルケースになります。また気にいったペーパータオルケースを見つけたら、その裏にマグネットを取り付けると、簡単にマグネット式のケースに生まれ変わります。
ダイソーのハンガーで
ハンガーの真ん中をカット。そこにロールタイプのペーパータオルを入れれば、吊り下げタイプのケースのできあがり。ハンガー自体にリボンを付けたりすれば、可愛らしい雰囲気になります。
お気に入りの布で簡単手作り
50cm×30cmほどの布があれば、簡単に手作りカバーを作ることができます。裁縫が苦手な方は、切って貼るだけで縫う必要のない手芸用両面テープを使ってもOK。どれも100均ショップや手芸用品店で、格安で購入できます。
おしゃれなペーパータオルケースのおすすめ
通販や100均ショップまで、いろいろなタイプが揃っているペーパータオルケース。最後に、人気のニトリ、無印良品から、デザインも価格も納得できるペーパータオルケースを紹介します。
「ティッシュケース NOSETE2」(ニトリ)
上部トレーにものがのせられる便利なティッシュケースです。ペーパータオルを入れて使ってもいいですね。
「ポリプロピレンウェットシートケース」(無印)
シンプルなデザインで人気のポリプロピレンのケースです。取り出し口が大きくデザインされているから、市販のウェットティシュやフローリング掃除用のウェットシートなども入れて使えます。
ペーパータオルケースでお部屋をおしゃれに
さっと汚れを拭いたり、しっかり水を吸収させたり、衛生的に使えるペーパータオルはなにかと便利なアイテム。でも、そのまま置いてしまうと、生活感が出てしまうところが気になります。
ペーパータオルケースは便利なペーパータオルを、インテリアに馴染むアイテムに変身させてくれます。またキッチンでの使い勝手をグッとアップしてくれます。ぜひ使い勝手や好みにぴったりのペーパータオルケースを見つけてください。
文・構成/HugKum編集部