2022年は寅年!どんな年になる?
来たる2022年の寅年は、どのような年になるのでしょうか? 占い師の斎木サヤカ先生に教えていただきました。
2022年は「壬寅(みずのえとら)」の年
2022年は、十干十二支でいうと「壬寅(みずのえとら)」の年となります。12年前の寅年は「庚寅(かのえとら)」で、陰陽五行説でいう「木火土金水」の「金」の働きを内包する年でしたが、今回の「壬寅」は「水」の年。
同じ干支でも、十干の考え方をプラスすると、5つの異なる運勢のバリエーションが出てくるのです。では、そんな「水」の要素を含んだ「壬寅」の2022年はどんな年になるのでしょうか。
寅年は「陽の元に姿を顕(あらわ)す」ことが大きなテーマ
寅年は、5つのどの種類であっても、その動物のイメージ通り、パワフルな勢いを持つ年であるのは同じです。また、「寅」は干支の3番目に位置していて、植物で言うと、撒いた種が芽吹いて地上に姿を顕すプロセスにあたり、寅年は「陽の元に姿を顕(あらわ)す」ということが、社会的にも個人レベルでもひとつの大きなテーマとなります。
アイデアや熱い思いを温めてきた人にとっては、待ちに待った飛躍の年
この1~2年、さまざまな未来のビジョンを抱きながら、なかなか始動できずにいた人も多いかもしれません。内なるアイデアや熱い思いなどを、諦めずに温めてきた人にとっては、待ちに待った飛躍の年となりそうです。
隠されていた問題が、あらゆる分野で明らかになる
また、「顕(あらわ)す」という意味では、今まで目を向けていなかったテーマ、隠されていた問題などが、あらゆる分野で明らかになったりもしそうです。真実だと思っていたこと、当たり前だと思っていたことなどが、本当はそうじゃなかったとわかる展開も、大小さまざまな出来事として顕れてくる可能性があります。
これまで以上に、情報リテラシーについては意識を向けていきたいとき。そして、何が自分にとって大切なのか、しっかりと自分で体感して選択していくことも必要になってくるでしょう。
社会的な歪み、病への怖れは、癒される方向に
ひとりひとりの自己責任の重さは生じますが、この1~2年でテレワークが進み、働く場所に縛られなくなったような、そうした自由度が高まる変化は、2022年もさらに加速しそうです。
「水」には、浄化したり溶かしたり、柔軟に形を変えたり、生命を育んだりす力がありますので、この1~2年に強まった社会的な歪み、病への怖れは、癒される方向に向かうでしょう。それも勢いよく速やかに。
人と人、アイデアとアイデアなど、結びつくものはササッと結びつき、物事の現実化もスピーディになりそうです。
手を伸ばせば、確実にチャンスがつかめる2022年の寅年
思いを形にするには、まずは何をどうしたいのか明確にして、具体的なイメージを思い描き、実際にどう動くのかを決めてアクションを起こす…ということが必要になるもの。
親子関係の中でも、それらを意識していくと、意志力や決断力を養う良い機会となりそうです。
思い描いたことを生み出し、その喜びを味わうチャンスを、手を伸ばせば確実につかめる2022年の寅年。ぜひリアルに体験&体現する機会をたくさん持ってほしい1年です。