『幼稚園』2021年9月号の誌上で【この先、コロナ禍が落ち着いてきたら、家族ですぐに実行したいおでかけ計画はありますか】というアンケートを実施し、全国のママやパパ700人から、はがきとwebで回答をいただきました。
ほぼ一年後の2022年の夏を前に、そのアンケート結果を振り返ってみましょう。
ランキング発表! そろそろ行きたいおでかけ計画
10位 頻繁な外食
10位は、「頻繁な外食」という回答でした。時短営業や休業をしていたお店や居酒屋さん。通常営業に復活した今、気が向いたときに予約なしで利用したいですね。
9位 外出せずしばらく様子を見る
9位は、「外出せずしばらく様子を見る」という回答です。
新型のウイルスがまた出てくるやもしれず、家族の為にもここは冷静に! と言う判断ですね。
▼お家で過ごす時のおすすめはこちら
8位 海外旅行
8位は、海外旅行でした。700人中の80票、ほぼ1割強の回答です。
各国では入国にかかる検査や隔離期間が無くなったりと、移動しやすくなってきているようです。閉店状態だった航空業界も、復活。一時解雇していたパイロットやキャビンクルー、機材の確保にてんやわんやとか。
ただし、しばらくは渡航先の感染状況などに注目しつつの判断になりそうです。
▼Hugkumでは、人気の海外旅行先なども紹介しています。
7位 ショッピングモールや繁華街での買い物
「ショッピングモールや繁華街での買い物」を計画しているという回答は700人中97票でした。
最新の流行はどんなものかしら? ウインドーショッピングやランチ、映画など、色々な施設が集まるショッピングモールなら、家族それぞれの楽しみ方ができますね。
6位 海や山などへの日帰りレジャー
「海や山などへの日帰りレジャー」を計画しているという回答は、700人中119票で6位でした。
もりもり波が打ち寄せる海で遊んだり、よいしょよいしょと山を登りきったところで、汗をスっとさらっていく風に吹かれたり……。自然観察もできて、楽しい一日になりそうですね。
5位 絵画展・映画・観劇・コンサートなどに行く
700人中127票を集めて第5位は、「絵画展・映画・コンサートなどに行く」でした。
大規模に集まることを控えていたアーティストのコンサートも、ぼつぼつ再開してきているようです。
眼・耳・肌からの刺激を浴びて、自粛生活で薄れた(?)感受性を呼び起こし深める良い機会になりそうですね。
4位 友人家族や親戚たちとの会食・バーベキュー
4位で700人中191票を獲得したのは、「友人家族や親戚たちとの会食・バーベキュー」でした。
久しぶりに会う同じ年頃の子どもたちや親せきの大人の人たちとの楽しい歓談で、いつもより食が進むことでしょう。以前にはなかったお手伝いを積極的にしていたりすると「大きくなったね~」などと成長を褒められ、嬉しい体験もありそう。
▼バーベキューを楽しむための記事はこちら
3位 帰省する(子どもを祖父母に会わせる)
3位は「帰省する(子どもを祖父母に合わせる)」で、700人中265票の回答でした。
おじいちゃんおばあちゃんにやっと会える孫や子どもたちの為に、迎える支度も嬉しく進むことでしょう。成長した子どもたちを誇らしく思う機会になるかも。
2位 宿泊する国内旅行
2位は700人中413票を獲得した、「宿泊する国内旅行」でした。
家族そろっての骨休めに良いですね。ママもパパも日常を離れて、温泉にゆっくり浸かったり、旅先の名物や宿のごちそうに舌鼓。子どもたちとのんびりゆっくり楽しめる事でしょう。
1位 テーマパーク・遊園地・動物園などに行く
堂々の1位は、700人中540票の回答を得た「テーマパーク・遊園地・動物園などに行く」でした。
旭山動物園やアドベンチャーワールドなど、思い切って県外の話題の動物園へ行ってみるのも良いですね。
2022年秋、愛知万博跡地に「ジブリパーク」が開業予定。2023年前半には「としまえん」跡地に、体験型エンターテインメント施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京−メイキング・オブ ハリー・ポッター」が開業予定など、ワクワクが止まりませんね!
有名なディズニーランドをはじめ既存のテーマパークなども、新しいショーや乗り物がお目見えして、皆さんのおでかけを歓迎してくれそうです。
その他の回答
その他の回答からは以下のようなプランも。
・友人たちと集まって遊ぶ
・プール
・サッカー観戦
・バレーボール
・船に乗りたい
・単身赴任の父に会いに行く
・鉄道の旅
・本物の流しそうめんを食べに行く
スポーツ観戦やチーム競技をするという具体例には、昨年は我慢していたのだなぁという、少しばかりせつない気持ちがわいてきますね。
感情を豊かに育もう
リアルに集う事で、お友だちとの楽しい遊びや些細なケンカで泣いたり笑ったり。海の匂い、光、波の音といった自然に触れる旅も良い刺激を得られます。大きな劇場で観るミュージカルに心躍らせ、憧れのスターにときめき、コンサートのグルーヴに酔いしれるなど、様々なお出かけ体験を通して子どもたちの成長が期待できることでしょう。
規制の多かった暮らしで薄れた「感情」を、家族みんながゆたかに取り戻すきっかけにもなりそうです。
◆アンケートを実施したのは・・・
テレビや絵本のキャラクターといっしょに、思いきり遊んで学べる 『幼稚園』。心も体も頭も今まで以上に成長する4・5・6歳。あれもやりたい、これも知りたい、大きくふくらむ好奇心や感じる心を育てていく企画が満載の子ども向け雑誌です。
あなたにはこちらもおすすめ
構成・文/橋本恵子