幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたレシピの中から、子どもも大好きな人気の和菓子・いちご大福を、4品ピックアップしました。定番レシピはもちろん、餅生地でくるむだけの簡単アレンジレシピや、あんを使わず白玉でいちごだけを包む変わり種レシピなど、是非とも今日のおやつの参考になさってみてください!
子どもが喜ぶいちご大福の人気レシピ
【1】いちご大福(卵・乳製品・小麦なし)
もち米が原料の白玉粉を使った和風おやつ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
白玉粉 100g
砂糖 40g
水 120cc
片栗粉 適量
いちご(小) 5個
練りあん 150g
◆作り方
【1】練りあんを5等分していちごを包み、ラップをかけ、冷蔵庫で冷やす。
【2】【A】を耐熱ボウルに混ぜ合わせ、水を少しずつ加えながらよく混ぜる。ラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で1分加熱し、取り出して混ぜ、1分30秒加熱して混ぜ、さらに30秒~1分加熱する。片栗粉を広げたバットなどに取り出して、粗熱をとる。
【3】手に片栗粉をつけて【2】を5等分にし、丸めてから手で軽く押さえてつぶし、【1】を包む。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。「複数の食物アレルギーがある長女のために、家族みんなで食べておいしい料理作りを試行錯誤してきました。その中から、ずっと作り続けている、わが家で人気のレシピを紹介します」
『ベビーブック』2011年4月号
餅で巻くだけ!いちご大福の簡単レシピ
【1】いちごのあん巻き
もち生地でくるっと包むだけ。大福に入るといちごが一層みずみずしく感じられます。
◆材料
(10個分)
いちご 10個
白玉粉 100g
水 200cc
【A】
薄力粉 50g
砂糖 15g
あん(市販) 約100g
※いちごは中サイズを使っています。いちごの大きさによって調節してください。
◆作り方
【1】いちごはヘタを除いて、食べやすく切る。
【2】ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加え、手で粉のダマをつぶしてなめらかにする。【A】をふるい入れ、泡立て器で粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
【3】フッ素樹脂加工のフライパンに【2】の適量を細長く流し、弱火で色をつけないよう両面を焼く(約10枚)。
【4】【3】に丸めたあんと【1】をのせて巻く。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号
【2】いちごのミニ桜餅(左)
皮をいちごでピンク色に染めて。春らしいかわいらしい桜餅。
◆材料
(8個分)
白玉粉 10g
薄力粉 60g
砂糖 20g
いちご 2~3粒(正味40g)
いちご(飾り用) 適宜
【A】
小豆あん(市販) 80g
クリームチーズ 40g
◆作り方
準備:バットにオーブンシートを敷 いておく。
【1】いちごのヘタを取ってボウルに入 れ、フォークなどでまんべんなくつ ぶす。計量カップに移し、水(分量外)を足して100mlにする。
【2】ボウルに白玉粉を入れて、【1】を少しずつ注ぎながら泡立て器でよく溶かす。砂糖を加えて混ぜ、薄力粉をふるいながら加えて混ぜる。ラップをかけて冷蔵庫に30分以上置く。
【3】【A】は混ぜ合わせておく。
【4】フライパンを熱し、いったんぬれ布巾に取って冷ます。再び弱火にかけ、【2】の生地を大さじ1強流し入れ、楕円形に薄くのばし、表面が乾いてきたら裏返してサッと焼く。オーブンシートの上に取り出す。
【5】【4】が冷めたら【3】をのせて巻き、飾り用のいちごを型で抜いてのせる。
教えてくれたのは
八木佳奈さん
雑誌、広告などで料理撮影スタイリングや料理製作を手がける。二人の女の子のママでもあり、子どもが喜ぶ、簡単でかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2017年3月号
いちご+白玉粉で作るアレンジ和菓子
【1】いちご白玉
いちごを白玉で包んで。つるんとした食感と、甘いシロップが絶品です。
◆材料
(8~10個分)
いちご 8~10個
白玉粉 80g
水 約80cc
【A】
砂糖 100g
水 200cc
レモン果汁 大さじ1
※いちごは中サイズを使っています。いちごの大きさによって調節してください。
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて火にかけ、沸騰したら火から下ろす。レモン果汁を加えて粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしてシロップを作る。
【2】ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えて手で混ぜる(耳たぶくらいのかたさになるよう水の量を調節する)。8~10等分し、いちごを包む。
【3】熱湯をたっぷり沸かして【2】を入れ、浮き上がってから1分ほどゆで、氷水にとる。
【4】器に【3】を盛り、【1】を適量注ぐ。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号