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「錬金術師」の仮面ライダーが登場するストーリーは?
今度の仮面ライダーは、なんと「錬金術師」。錬金術とは、異なる組み合わせによって“金”を生みだそうとする技術のことです。
そこには肉体や魂をも対象として、“完全な存在”に錬成するという試みも含まれていました。それらの実験が秘密裏に成功した現代を舞台に、今作のストーリーが繰り広げられます。
物語の鍵となるのは、錬金術の最高の技術を集めて造られた「人工生命体(モンスター)ケミー」。ケミーはバッタやSLなど、この世に存在する万物を模して造られていて、その数は101体。そしてそれらは「ライドケミーカード」に保管されていました。
ところが、慎重に保管されていたはずのケミーがカードを飛び出し、一斉に開放されてしまったのです!
偶然にも、それを目撃した高校生・一ノ瀬宝太郎は、仮面ライダーガッチャードの変身ベルト「ガッチャードライバー」を託され、世に放たれてしまったケミーたちを回収する使命を与えられることになったのです。
発表されたメインキャストはこちら!
仮面ライダーガッチャード/一ノ瀬宝太郎(いちのせ・ほうたろう)役 本島純政さん
本島さん演じる一ノ瀬宝太郎が「仮面ライダーガッチャード」に。101枚のライドケミーカードから2枚を選び、ガッチャードライバーで錬金し、変身します。
「宝太郎はとても明るくて素直で真面目、でもどこかちょっと抜けているような青年です。そんな青年が夢を探している途中で、ある大事件に巻き込まれ、仮面ライダーになって、どんどん街の人たちを救っていくというストーリーになっています。
すごく面白くて、演じていてもとても楽しいです! この楽しいという気持ちと、真剣に役に向き合っている気持ち…その2つを大事に忘れることなく、1年間頑張っていきたいです」(本島純政さん)
九堂りんね(くどう・りんね)役 松本麗世さん
宝太郎のクラスメートで成績優秀ないつもは普通の女子高校生…というのは仮の姿。実は《錬金アカデミー》に通う錬金術師。
「一見ツンツンしていて、 ルールをしっかり守る厳しい女の子ですが、心には優しさがあって、実は悩みも抱えています。その悩みは解決するのか、また宝太郎とどのように関わっていくのか、ぜひ楽しみに見ていただきたいです。
また、私も初めてのことばかりでわからないこともたくさんありますが、脚本から大事なことを読み取って、見てくださってる方々に少しでも上手にお伝えできるように精一杯頑張ります」(松本麗世さん)
黒鋼スパナ(くろがね・すぱな)役 藤林泰也さん
錬金アカデミーの卒業生で、上部組織からケミー回収のために派遣された超A級の錬金術師。
「明るいキャラクターの宝太郎とは対局の位置にいて、とてもクールで自分のルールがある、そんな役柄なので、自由な宝太郎と出会ってどう感化されていくのか、どう成長していくのか、どう変化していくのかを、楽しみに見ていただけたらなと思います」(藤林泰也さん)
銀杏蓮華(いちょう・れんげ)役 安倍 乙さん
りんねと同じ錬金術クラスに通う関西の錬金術師。同級生の錆丸とは付き合いが古く、ボケとツッコミの関係。
「私が演じる銀杏蓮華は、錬金アカデミーに通っている宝太郎とりんねの先輩です。とても気さくで天真爛漫で、関西弁の明るく頼れるお姉さんキャラです。1年間を通してみなさんにこのキャラクターを愛していただけるように頑張るので、よろしくお願いいたします」(安倍 乙さん)
鶴原錆丸(つるはら・さびまる)役 富園力也さん
りんねと同じ錬金術クラスに通う頭脳派錬金術師。極端な人嫌いで、持ち歩いているタブレットに内蔵された毒舌AI《アイザック》に会話をフォローさせています。
「鶴原錆丸は蓮華と同じく錬金アカデミーの宝太郎たちの先輩にあたるのですが、すごい人見知りで、内向的な性格なんです。喋るときも超小声なんですよ。映像にも字幕が入っていましたね(笑)。聞き取れるのか、みなさんと勝負したいくらいです。その代わり、タブレットの強気でぶっきらぼうな性格のAI《アイザック》が代弁してくれるんです。錆丸と《アイザック》の掛け合いを楽しみにしてください。
小さい頃から仮面ライダーシリーズを観ていて、憧れの存在でもありますので、次は僕が子どもたちに夢を与える番だと思って、誠心誠意、作品作りに励んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします!」(富園力也さん)
ミナト役 熊木陸斗さん
宝太郎が通う高校の歴史教師で冴えない見た目の中年…というのは仮の姿。その正体は学校の地下に隠された錬金アカデミーの教師!?
「ミナトは宝太郎とりんねが通う高校の教師なのですが、先ほどのオープニングの映像に少し出てきた衣装は今着ている衣装とちょっと違います。その理由を今はあえて言わないので、なぜあの衣装を着ていたのか、そういったところも楽しんでいただけたらと思っています。
ずっと憧れていた作品にやっと携われたので、長年愛してくださっている方々や子どもたちに夢をいっぱい与えられるように頑張りたいと思います」(熊木陸斗さん)
一ノ瀬珠美(いちのせ・たまみ)役 南野陽子さん
女手ひとつで定食の店を切り盛りしている宝太郎の母。冒険家として海外を渡り歩く夫を信じ、息子の宝太郎を温かく見守る、令和の肝っ玉母さん。
「かつて私は鉄の仮面をかぶっていたこともあったのですが(笑)、今回はそういったこともなく、フレッシュなみんなを温かく見守るお母さん役ということで、じっとしていたいと思います。すごく現場の雰囲気もよいので、いい作品が出来上がっていると思いますので、ぜひみなさん、よろしくお願いします」(南野陽子さん)
錬金術を悪用し暗躍する謎の集団「冥黒の三姉妹」
気になる主題歌を担当するのは、BACK-ON
新作ごとに話題になるのが、ストーリーを盛り上げる主題歌!
担当するのはMCのTEEDA、Vo/GtのKENJI03からなるロックバンド”BACK-ON”。
KENJI03はHi-yunk名義で、前作「仮面ライダーギーツ」の主題歌「Trust・Last」の作曲も担当しています。
「主題歌『CHEMY×STORY』は、突き抜ける太陽の様なサウンドをイメージして作りました。毎週日曜9時はみんなの笑顔が溢れる様にここから1年、ガッチャードを少しでも盛り上げられたらなと思います!」(KENJI03)
「僕らが生まれる前からずっと続いてる仮面ライダーシリーズの主題歌を担当出来る事を光栄に思ってます! 次の世代のライダーファン、また次の世代のライダーファンと、、、多くの世代のファンの方が繋がって『ケミストリー』が生まれたら嬉しいです!!」(TEEDA)
主題歌/CHEMY×STORY(TV size)
アーティスト/BACK-ON
作詞/藤林聖子 作曲・編曲/Hi-yunk (BACK-ON)
101枚の「ライドケミーカード」から、どんなフォームが登場するのかも見どころ!
予告映像でお披露目された仮面ライダーガッチャードのフォームは、バッタのケミー「ホッパー
101枚のライドケミーカードからその組み合わせによって、これからどんな姿のガッチャードが登場するのかも、大きな楽しみです!
そんなところにも注目しながら、新たな幕開けとなる新仮面ライダーを日曜の朝、親子でご覧ください♪
「仮面ライダーガッチャード」
2023年9月3日(日)放送開始
テレビ朝日系 毎週日曜日 午前9時00分〜午前9時30分
原作/石ノ森章太郎
脚本/長谷川圭一 内田裕基 ほか
監督/ 田﨑竜太 ほか
アクション監督/福沢博文(レッド・エンタテインメント・デリヴァー)
特撮監督/佛田 洋(特撮研究所)
制作/テレビ朝日・東映・ADKエモーションズ
https://www.tv-asahi.co.jp/gotchard/
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構成・文/苗代みほ