乙黒えりさんは、モデルとコスメのブランドディレクターの2刀流
乙黒えりさんは、日本でモデルをしながら、自らコスメの「Re/U」(リユー)のブランドディレクターも務め、多忙な日々を過ごされています。
2児の母
11歳と8歳の、2人の女の子がいます。雑誌「Mart」では、お子さんと一緒に撮影♪
夫の清塚信也さんは、ピアノの英才教育を受けて育つ
乙黒えりさんの夫は、清塚信也さん。ドラマ「のだめカンタービレ」では、吹き替え演奏を担当したり、ドラマ「コウノドリ」では番組使用曲の監修を手掛け、視聴者に感動を届けたことでも有名です。
乙黒さんによると、清塚信也さんは、5歳からクラシックピアノを習い出したそう。
—HugKum編集部:清塚信也さんがピアノを始めたきっかけは、ご存知ですか?
乙黒さん:はい、主人のお母さんがクラシックにとても憧れていたようで。ただお母さんはレッスンを受けられなかったので、憧れの気持ちから、ピアニストの教育に力を注いだようです。
例えば、毎朝5時に起き、まだ身体が重い状態は緊張した状態と同じだからと、その時間から全力で練習が始まったとか。そこで完璧に弾けることがコンクールの本番で弾けることに繋がると。それから学校に行くまで練習をして、学校も午後はレッスン優先で、その後ずっと夜7時ぐらいまで、12時間みっちりピアノ漬けの日々だったようですよ。そのエピソードを娘たちに主人が話すと、即答で「無理だね」と言っていました(苦笑)。
ただ、主人は、「自分が弾きたい曲の譜面が読めて弾けると楽しいから、そのくらいはピアノを弾けるようになった方がいいよ」と子どもたちに話していました。
—HugKum編集部:清塚信也さんは、幼いころからピアノの英才教育を受けたのですね。そんな清塚さんは、自身のお子さんにはどんな子育てをされていますか?
乙黒さん:主人は、娘たちをいつも穏やかに見守っていて直接口出しする感じではないですね。ただ、自分自身の経験から学んだことを具体的に娘たちに話してはくれています。
ピアノレッスンの厳しさや、海外留学の話、コンクールの話、どれもかなり刺激的で娘も私も聞いて驚いています。その話から感じ取って学んでくれたらいいですよね。きっと、本当に理解するのはずいぶん先になるのでしょうが……。
今は優しい義母も昔はかなり厳しかったようで、どの話をとってもパワーが尋常じゃないなと思い、私は母親としてもまだまだ普通の凡人だなぁと感じています(笑)。
夫婦での教育方針ではぶつかることも
いつも穏やかで、子育てに口を出すことがないという清塚信也さんですが、一度、乙黒さんに注意したことがあるとか……!?
—HugKum編集部:夫婦で子育ての考え方は同じですか? 違うなと思うところはありますか?
乙黒さん:「人と違っていい。同じことをしなくていい」という教育方針はよく似ています。
主人と違うところは、私はやはり勉強も音楽も運動も遊びも全部経験させてあげたい一心で習い事も小さい頃からいろいろとやらせていました。しかし、主人から「習い事が多すぎるから絞って」と注意されました。
母親としては、将来が心配であれもこれも!ってなっちゃうんですよね。
主人は、「14歳までは習い事に対する判断能力が不十分だから、親が習い事を絞るべき」という考えがあるようです。そして、「必要に駆られれば自分からやるから大丈夫」とも。そこで、その時、とりあえずスポーツ系でプロになることはなさそうなので、音楽系の習い事に絞りました!
今は……また、私は懲りずに勉強もある程度、語学もある程度と……やらせたりしていますが(苦笑)。
—HugKum編集部:夫婦ともにお子さんのことを思っての気持ちですよね。
【後編】では、具体的な習い事ついてお話をお聞きしました。こちらもぜひご覧ください。
乙黒えりさんがブランドディレクターをされているコスメのプレゼントも!
お話を伺ったのは…
乙黒えりさん【公式】Instagram→@ellyotoguro
乙黒えりさんがブランドディレクターを務めるコスメ「Re/U」の【公式】Instagram→@reu_beauty
取材・文/森岡陽子 撮影/五十嵐美弥 構成/HugKum編集部