Yahoo!マップの「防犯マップ」機能が子育て世帯に支持される理由とは?パパ担当者に聞いた「子どもを守る」使い方

まだまだ暑さが厳しく外に出るのも億劫になりますが、きっと本格的な秋もすぐそこ(だと願います)。

過ごしやすい気候になると、子どもたちの外遊びも活性化することでしょう。小学校生活に慣れてきた1年生も「友達と公園で遊ぶ約束してきた」と、いつの間にか大人と離れた行動を取るようになったり…、親としては子どもの単独行動は心配が尽きません。そんな親子の必需アイテムになりそうな、ヤフーが提供する防犯マップを紹介します!

実は、子育て世帯にいちばん役立つ Yahoo!マップ

世の中にはたくさんの地図アプリがありますが、Yahoo!マップをご存じでしょうか。

レストランや施設のジャンル別表示ができたり、Yahoo!ロコに投稿されたクチコミが地図情報でも見られたりというのは一般的な地図アプリでもイメージできるかと思いますが、これ以外にも大手インターネット企業のヤフーが運用する地図アプリならではの機能が盛りだくさん!

昨年度もユーザーから大好評だった「全国紅葉マップ 2022」など、お出かけ情報に強いYahoo!マップは、あらゆるテーママップが大充実。

観光やグルメなど、テーマ別の記事とともに地図上に登録された位置情報が反映されたり、ファミレスやファストフードなどで使えるクーポン情報、全国の花火大会や紅葉、いちご狩りなど季節のレジャー情報も地図上から探せたりと、実は子育て世帯にはもってこいの地図アプリなのです。

親なら知っておきたい防犯マップ

 そのYahoo!マップに隠れた名機能がありました。それが防犯マップ。

大きなニュースにはなりにくい、身近な場所で発生する不審者情報や事件を、地図と詳細情報で確認できる機能です。※Yahoo!マップアプリのインストールが必要です。

 意外と多い!防犯マップで身近に起こっている事件を可視化

スマートフォンにインストールされたYahoo!マップアプリを開き、防犯マップのアイコン(画面を上下にスクロールしたら一瞬ひょっこり現れる隠れキャラのような存在ですが、お見逃しなく!)をクリックしてみると、

防犯マップのアイコンボタンは、赤い丸で囲った部分。

現在地周辺の不審者情報や事件がアイコンで一度に表示されます。

地図上に点在する事件のアイコン

パッと見るだけでも「声かけ」「つきまとい」「痴漢」など、たくさんのアイコン…!もちろん、場所を移動させると、その地域で起こった事件も同様に表示されます。こんな機能が隠されていたなんて!

そこで、担当者の方に防犯マップの強みや活用術を聞いてみました。

ヤフーの人に防犯マップの使い方を聞いてみた

今回お話を伺ったのは、 「Yahoo!マップ」サービスマネージャーの水谷真樹さん、「Yahoo!マップ」プロジェクトマネージャーの仲井裕紀さん、鈴木宏一さんです。

左から、「Yahoo!マップ」サービスマネージャーの水谷真樹さん、プロジェクトマネージャーの仲井裕紀さん、鈴木宏一さん

―防犯マップの良いところを教えてください。

 鈴木さん テレビでは報道されないような事件が意外と身近で起きているということを知れるのが、防犯マップの良いところです。

 仲井さん 私自身子どもと一緒に外遊びに行くときに、近くで何か起きてないかなと防犯マップで確認したり、情報を見て公園を選んだりしています。小学生のお子さんだと1人で遊びに行くことも多いと思いますので、「この公園は避けて」とか、「この経路にしてね」とか、事前にマップを見ながら伝えることもできます。

水谷さん 実際にアイコンが表示される”犯罪が起こりがちな場所”は街灯がなかったり、暗いエリアだったりするようで、「明るいところを通って帰れるようになりました」という声もユーザーの方から届いております。一般的な地図アプリだと最短経路でのナビになるので、補足情報として防犯マップをご利用いただける部分は大いにあるかなと思います。

 ―日常的な使い方以外では、どのような使い方ができますか?

 仲井さん 帰省や旅先など、普段知らない場所に行く際の情報としても役立ちます。都会に住んでいると分からない、熊やイノシシなどの害獣が出ましたという情報も防犯マップ見ていただくと表示されるので、参考になるかと思います。

旅先や帰省先、慣れない場所での防犯情報の確認にも役立つ。

 ―最近アップデートされたそうですが、変わった点はどこですか?

 鈴木さん アイコンとしては「暴力行為」「強盗」「暴言・おどし」「窃盗」「わいせつ」「盗撮・のぞき」「不審者」「動物逃走」「その他」の9種類ありますが、アイコン下部に詳細を文字で表示するようになりました。より犯罪の種別が分かりやすくなることで、視認性を高めたというところがあります。

  • ―園や学校での登録メールからも不審者情報などのお知らせが届きますが、そちらとの差異は?

     仲井さん メールは届いて見たら終わりですが、防犯マップは新着の24時間以内の事件から過去最大5年間までさかのぼって見られるようになっているので、ストック情報として「ここは事件が起きやすい」という風に情報を整理しやすいのが大きいと思います。

  • 期間を選択できる上、新着情報は24時間以内の情報のみが表示される。

 

水谷さん システムの都合で新着にしても全期間にしても、1回で表示されるのは40件までですが、日本不審者情報センターからの情報を1日1回反映しています。また、解決したらタイトルの後ろに解決という文字を入れる対応もしています。

アップデートされた最新の防犯マップを使ってみよう

  • Yahoo!マップの1つの機能としての防犯マップですが、こんな武器を装備していたとは恐れ入りました…! 
  • 担当者の皆さんにお話しを伺いながら、土地勘のない場所に引っ越しする際、少しでも治安のよいエリアを選びたいなんて時にも使えるかもと思いました。皆さんならどう使いますか?
  • まずは子どもの身を守るために、子ども自身も主体的に危険回避できるように、ぜひ親子で防犯マップを見ながら話し合ってみてください!
  • ダウンロードはこちら

  • 2018年3月に公開された防犯マップ。多くのユーザーの声を反映して、2023年8月に一部機能がアップデートされました。日本不審者情報センターから提供される情報を元に、毎日更新される防犯情報。展開地域は全国です。ぜひ家族の身を守るツールとして、役立ててみてください。
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    https://hugkum.sho.jp/373332


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    記事内の画像のクレジット:
    ©日本不審者情報センター
    Map data © Mapbox © OpenStreetMap © Zenrin Co., Ltd. © Yahoo Japan

    取材・文/中井 緑

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