【ランキング発表】小学生が健康のために摂り入れているもの
アンケートには、小学生のお子さんをもつ550人のママパパが回答してくれました。以下ではさっそく、みなさんから寄せられた回答をランキング形式でご紹介します。
調査媒体：小学館『小学８年生』春のパワーアップ号
設問：健康のためにとっている飲み物や食べ物があれば、具体的にお書きください。（複数回答あり）
１位〜５位【乳製品・乳酸菌飲料】が圧倒的に人気！
１位：牛乳（85票）
２位：ヨーグルト（81票）
３位：特になし（69票）
４位：ヤクルト・400・1000（60票）
５位：納豆（53票）
上位１位〜５位では、乳製品・乳酸菌飲料（ヤクルト）が特に目立ちました。牛乳やヨーグルトといったカルシウムが摂れる乳製品や、ヤクルトのような整腸作用や免疫機能の維持に役立つといわれる乳酸菌飲料。５位の納豆にも乳酸菌が豊富に含まれていますね。
骨を強くしたい、身長が高くなりたい、お通じを良くしたい、風邪を引かないようにしたい…そんな、お子さんにとっては身近な身体や健康における問題意識が、この結果に表れているように思えます。
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６位〜９位【野菜・フルーツ】を積極的に摂る子も
６位：野菜（30票）
７位：青汁（20票）
８位：野菜ジュース（17票）
９位：R-1ヨーグルト・ドリンク（14票）
９位：フルーツ（同数）
９位：鉄分サプリ（同数）
９位：豆乳（同数）
６位〜９位では、野菜やフルーツ類が多く見受けられました。素材そのものを摂る子もいれば、青汁や野菜ジュースなど、ジュース系で手軽に摂り入れている子も少なくないようです。
ビタミンやミネラル、食物繊維ほか、大切な栄養がたくさん含まれる野菜やフルーツ。子どもが自分で気にかけて食べてくれると、親としては実にうれしいものですよね。
13位〜21位には【お茶・飲料】が多くランクイン
13位：乳酸菌飲料（12票）
14位：プロテイン（８票）
14位：魚（８票）
16位：ピルクル（７票）
16位：ミロ（同数）
16位：甘酒（同数）
16位：麦茶（同数）
16位：緑茶（同数）
21位：トマトジュース（６票）
21位：プルーン（同数）
21位：水（同数）
21位：梅干・梅肉エキス（同数）
13位〜21位には、お茶や飲料が多くランクインしました。
なかでも、上位でも挙がったヤクルト以外の乳酸菌飲料や、ピルクル、ミロのほか、トマトジュースなど、水分補給とともに豊富な栄養を補給できるものが目立ちます。
ほか、麦茶や緑茶のようなお茶類や、甘酒、プロテインのような変わり種も散見されました。
麹甘酒には、オリゴ糖やビフィズス菌、ビタミン、ミネラル、アミノ酸がたっぷり。過去の記事ではその作り方もご紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
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肝油、DHAグミ、キシリトールタブレット…その他にもさまざまな回答が
20位以下では票が割れたものの、さまざまなユニークな回答が見受けられました。
なかでも目を引いたのは、サプリメントや健康食品。たとえば、ビタミンAとビタミンD等を摂ることができる肝油や、DHAを摂取できるDHAグミ、虫歯予防の効果が期待できるキシリトールタブレット等々……。イマドキ小学生は健康への意識が高いことがうかがえます。
ただし、サプリメントは特定の栄養の過剰摂取につながる場合も。原材料や使用量を確認しつつ、お子さんについては保護者管理のもと、使用前には医師や専門家に相談するようにしましょう。
健康への意識の高い子多数！ ただしサプリメント・健康食品の使用は慎重に
今回は、小学生たちが積極的に摂り入れているものをアンケート調査の上、その結果をランキング形式で発表してきました。
牛乳にはじまって、野菜からサプリメントまで、多種多様なものの名前が挙がりましたね。子どもたちの健康への意識の高さを感じる一方、少し不安を感じるものもあったのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、サプリメントや健康食品には、摂取に注意を要する商品も存在します。特に成長期はサプリや健康食品よりも、バランスのよい日常の食生活が大事。健康への意識の高さは、食事・運動・睡眠といった生活の基本の維持につなげ、ふだんから親子または家族で声を掛け合えるようにしたいものですね。
アンケートを実施したのは･･･
『小学8年生』は、本を通して好奇心を刺激し可能性を伸ばす新しい学習雑誌！！ 学年を問わず楽しめる付録と特集で、小学生を全力で応援します！ 目玉は、小学生たちの創造性を伸ばすユニークな「チャレンジ付録」。本誌は、付録連動企画のほか、お楽しみ記事や、まんが・読み物で、小学生の好奇心を育み、知識欲をかきたてます。子どもたちだけでなく、大人もいっしょに楽しめる、一味違う新しい学習雑誌です。
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文・構成／羽吹理美