話題の塩レシピ5選|今、塩と言えばの大ブーム、塩麹・塩レモンを使ったレシピを厳選紹介

人気の塩麹と、最近ブームの塩レモン。どちらも料理の味を邪魔せず、素材の旨みを引き出してくれる今までになかった調味料です。今回は定番おかずから、ホームパーティもぴったりのメニューまで幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学舘)から、5つのレシピを厳選してお届けます。どれも子どもに人気の簡単メニューです。

塩麹を使ったレシピ

【1】やわらかトンカツ

食べ応えあるお肉料理でおなかも大満足!塩こうじに漬け込めば、子供でも食べやすいジューシーでやわらかいとんかつに。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚とんかつ用肉 3枚
塩こうじだれ 1/4量
小麦粉・溶き卵・パン粉 各適量
揚げ油 適量
キャベツ 2〜3枚分

【A】
ソース 適量
マヨネーズ 適量

◆作り方

【1】豚肉はたれに1時間以上漬け、たれをつけたまま棒状に切る。
【2】【1】に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、160℃の油で4〜5分揚げる。
【3】器に盛り、せん切りにしたキャベツと混ぜ合わせた【A】を添える。

◆ポイント

塩こうじだれは、りんごの甘さで塩味がマイルドに。

(作りやすい分量)
塩こうじ 1/3カップ
りんご 1/2個
レモン 1/3個

【1】りんごはヘタと芯を除いてすりおろす(無農薬のものは皮ごと使う)。
【2】【1】と塩こうじを混ぜる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。

 

『めばえ』2015年2月号

【2】帆立とミニトマトのチーズ焼き

塩こうじだれがポイント!漬け込まれて旨みを存分に引き出した帆立の贅沢な味わい!かぼちゃの甘み、トマトの酸味、チーズをかけて召し上がれ!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
帆立貝柱 200g
塩こうじだれ 1/4量
かぼちゃ 1/4個
水 1/3カップ
ミニトマト 約12個(200g)
溶けるチーズ 50g

◆作り方

【1】帆立貝柱はたれに1時間以上漬け、半分に切る。
【2】かぼちゃは種とワタを除き、幅4等分の7〜8mm厚さに切る。ミニトマトはヘタを除いて横半分に切る。
【3】フライパンにかぼちゃと水を入れて中火にかけ、煮立ったら火を弱めてふたをし、2分蒸し煮にする。ミニトマトと【1】を漬けだれごと入れてふたをし、中火で3分蒸し焼きにし、チーズをかけてさらに3分蒸し焼きにする。

◆ポイント

塩こうじだれは、りんごの甘さで塩味がマイルドに。

(作りやすい分量)
塩こうじ 1/3カップ
りんご 1/2個
レモン 1/3個

【1】りんごはヘタと芯を除いてすりおろす(無農薬のものは皮ごと使う)。
【2】【1】と塩こうじを混ぜる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。

教えてくれたのは


夏梅美智子さん

身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。男の子のママでもある。

『めばえ』2015年2月号

【3】いろいろ夏野菜のラタトゥイユ

鍋いらず!ほったらかし料理で栄養ばっちり、見た目もきれい、素材のシンプルな味が楽しめる一品は、煮込まなくても電子レンジで本格的な味わいに。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
【A】
ナス(乱切り) 1〜2本(150g)
緑ピーマン(種を取って乱切り) 2個
赤ピーマン(種を取って乱切り) 1個
ズッキーニ(乱切り) 1本
トマト(ざく切り) 1〜2個(200g)
インゲン(3等分) 50g
オクラ(乱切り) 5本

玉ねぎ(薄切り) 1/2個
オリーブオイル 大さじ2
塩麹 大さじ2
塩、こしょう 各少々

◆作り方

【1】厚手の鍋(ホーロー鍋や多層構造鍋)に、オリーブオイルを熱し、玉ねぎを入れ、少し色づくまで中火で加熱する。
【2】【A】を順に加えて炒め、塩麹を加えて混ぜ、フタをして野菜が柔らかくなるまで加熱する。
【3】塩、こしょうで味を調える。器に盛ってイタリアンパセリ(分量外)を適量飾る。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

【4】かぶとれんこんのパンプキンスープ

だしと塩麹を使ったうまみのある味わい。いつものパンプキンスープにひと手間かけてアレンジ!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ベーコン 70g
かぶ 1と1/2個
かぶの葉 1/2本分
れんこん 1節
かぼちゃ 300g
だし(かつお) 700ml
塩麹 大さじ1

◆作り方

【1】かぶは2cmの角切りに、葉は粗みじ ん切りにする。れんこんは皮をむいて 1cm幅のいちょう切りに、ベーコンは 細切りにする。
【2】かぼちゃは3cm角に切って、だしでゆで、汁ごとミキサーにかけるか、汁 の中でつぶす。
【3】鍋に【2】、かぶ、れんこん、ベーコンを入れて火にかけ、火が通ったらかぶ の葉を加えてサッと煮、塩麹を混ぜる。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」 やイタリアにて料理を学び、料理研究家に。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。親子で楽しむクッキングも人気。男の子のママ。

『ベビーブック』2016年1月号

すっきりした味わいの塩レモンを使ったレシピ

【1】レモンチャウダー鍋

市販のホワイトシチューで簡単に作るあったかチャウダー。レモンの酸味をきかせれば、いくらでも食べられます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
あさり(むき身) 120g
じゃがいも 3個
玉ねぎ(小) 1個
にんじん 1/3本
エリンギ 3本
オリーブ油 大さじ1と1/2

【A】
水 800cc
鶏ガラスープの素 大さじ1

ホワイトシチュー(市販) 1缶(300g)

【B】
レモンの薄切り 3枚
塩 少々

◆作り方

【1】【B】を合わせておく(レモン塩)。
【2】じゃがいもは1cm幅の半月切りにし、水に5分さらして水けをきる。玉ねぎとにんじんは角切りにする。エリンギは縦半分に切って、2cm長さに切る。
【3】鍋にオリーブ油を熱して玉ねぎをざっと炒め、にんじん、じゃがいも、【A】を加えて野菜がやわらかくなるまで中弱火で15分煮る。ホワイトシチューと【1】、エリンギを加えて10分煮、あさりを加えて火が通ったら止める。

◆ポイント

即席のレモン塩を加えると、あさりの臭みがスッキリ!我が家流の味つけになります。

子供用の主食は、パンを添えるのが◎。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。

『めばえ』2016年2月号

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