新学期に入って約2ヶ月。運動会で成長した我が子の姿を見るのを楽しみにしているママやパパも多いのではないでしょうか。年に一度の大切な行事で子供が頑張る姿を写真や動画にしっかり残しておきたいですよね。
そこで今回は、毎月8枚の無料写真プリントが話題のスマホアプリ「ALBUS」の開発者であり、ご自身も3人のお子さんのパパである伊野亘輝さんにご自身の運動会撮影法を教えてもらったので紹介します。
①たくさん撮らない!場所取りもしない!撮影するのは3枚だけ
思い出に残る数枚で十分、それは…
運動会と言えば、写真やビデオでの撮影の担当をパパとママで振り分けて子供の出場競技をすべてしっかり写すという方が多いイメージ。学校側から、撮影スペースを設けられることもありますよね。
3児のパパでもある伊野さん。ご自身がお子さんの運動会に参加したときに、どのような撮影をしたのかお伺いしたところ、なんと撮影したのは2、3枚だけという驚きの答えが。
「1イベント3枚撮れればいい。ビデオを撮影しても見返すことがないのなら、レンズ越しではなくその場を一緒にしっかり楽しむ。だから、撮影の場所取りも頑張らない」
全てを残して置く必要はなくて、思い出に残るような写真が撮れればいい。そんな伊野さんの話を聞いて、「頑張って撮らなくてもいいんだ」とほっとするような気持になります。
②アップではなく引きの写真を撮る
思い出に残るような写真とは、どのような構図や場面でとればいいのでしょうか。伊野さんが実際にお子さんの運動会で撮った写真をみせていただきました。
運動会の徒競走での写真。すこし離れた場所のゴール側から、全体が移るように撮影されています。
「アップばかりだと見返したときにつまらい写真になってしまう。子供の顔が写っていなくたっていい。お弁当だけの写真でもいいんです。家族で写真を見返したときに、あのときこうだったね、とストーリーがある写真を残したほうがおもしろい」
子供の表情がしっかり写るように望遠レンズを使って撮影したものは、見返してみるとどれも同じようなものばかりでどの画像をプリントしたらいいのか迷ってしまうことも。引きで撮影することにより、背景、風景がしっかり映り込みそのときを思い出すことができます。
③その日のストーリーが伝わる写真を残す
授業参観や運動会のときくらいにしか入れない教室の中で撮影されたものが、3枚目。運動会で撮影の場所取りをしない、大きなカメラも持って行かない。写真を撮るのは、3枚だけ。伊野さんのスタイルは写真と、とてもいい距離感にいるように感じます。
写真を撮ることに必死で疲れるより、その瞬間を楽しもう!
親としては子供の成長の記録をしっかり残したいという想いで撮影するのですが、写真やビデオを操作することに集中しすぎて疲れてしまうことも。それなら、おもいきって写真を捨ててみるという選択肢があってもいいかもしれません。
運動会のときくらいにしか学校の中に入る機会がないパパも多いはず、撮影はほどほどにして子供がいつも過ごしている学校という場所、その瞬間を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
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教えてくれたのは…
伊野亘輝さん ROLLCAKE株式会社(ALBUS運営事務局)
「レター」や「ALBUS(アルバス)」をリリースし、サービス企画から体験設計、UIデザインまで手がけている。私生活では、今年45歳を迎える3児(7歳の娘、4歳の息子、0歳の息子)のパパ。子育てに参加したいと心がけるイクメンで、毎年夏の1ヶ月は地方に家を借り、リモートワークしながら子供達と一緒に過ごす(これまで長野、秋田、岐阜などに滞在)。写真への造詣も深く、家族写真を中心としたインスタグラムのフォロワー数は約31,000人に及ぶ。
取材・文/やまさきけいこ