人気のトマトスープレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から6品ピックアップしました。ダイエットにおすすめの人気トマトスープや、アレンジトマトスープなど、おすすめのプロの簡単レシピを厳選してご紹介します。
人気のトマトスープレシピ
【1】卵とトマトのスープ
簡単なので子供と一緒に作っても楽しい!卵をふわっと仕上げるのがおいしさのコツ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
卵 1個
ミニトマト 14個
万能ねぎ 3本
【A】
顆粒スープの素 小さじ1
水 3カップ
塩 小さじ1/2
◆作り方
【1】卵は割りほぐす。
【2】ミニトマトはヘタを除いて2等分し、万能ねぎは小口切りにする。
【3】鍋に【A】を入れて熱し、沸騰したら【1】を流し入れて混ぜ、【2】を加えてひと煮し、塩で味を調える。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
料理研究家。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。一児の母。
『めばえ』2015年8月号
【2】ちぎりキャベツとちぎり油揚げのトマトスープ
ちぎってちぎって。トマトと具材の相性がよく、簡単なのにおいしくて食べ応えも充分。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
キャベツ 1/8個(約100g)
油揚げ 1枚
【A】
トマトジュース 190g
水 1カップ
チキンスープの素(顆粒) 小さじ1
みそ 大さじ1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】キャベツは手でひと口大にちぎる。油揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、ペーパーで水けをよく拭き取ってからひと口大にちぎる。
【2】鍋に【A】を入れて中火にかけ、煮立ったら【1】を加え、蓋をして弱めの中火でキャベツがやわらかくなるまで10分ほど煮る。仕上げにみそを溶かし入れる。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
アレンジトマトスープレシピ
【1】牛肉ボールのみそトマトシチュー
お肉のうま味がギュッと詰まったトマトと味噌を合わせた変わりシチュー。洋風なのに和風のコクが。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
牛切り落とし肉 250g
【A】
にんにく(すりおろし) 少々
酒 大さじ1/2
塩・こしょう 各少々
小麦粉 適量
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
じゃがいも 1個
白ワイン(または酒) 大さじ2
トマトの水煮(缶詰) 1缶(400g)
水 1カップ
【B】
みそ 大さじ2
トマトケチャップ 大さじ1
絹さや 20g
サラダ油 大さじ1
バター 20g
◆作り方
【1】牛肉はざっくりちぎって【A】をもみ込み、一口大に丸める。玉ねぎ、にんじん、じゃがいもは一口大に切る。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、【1】の肉に小麦粉をまぶして入れ、強中火でこんがりと焼いて取り出す。
【3】【2】のフライパンにバターを溶かし、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加えて炒め、油が回 ったら白ワインを加えてアルコールをとばす。トマトの水煮を細かくつぶして加え、1~2分煮る。
【4】【3】に水を加えて【2】を戻し、ふたをずらしてかけ、弱火で15~20分煮る。【B】を加えて2~3分煮、筋を除いて斜め切りにした絹さやを加えてサッと煮る。
◆ポイント
みそはスプーンに入れ、煮汁で少しずつ溶かしていくとダマにならない。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『めばえ』2016年1月号
【2】豚こまと野菜のトマトクリーム鍋
これからの季節に食べたいあったかレシピ。さつまいもやブロッコリーなど、野菜をたっぷり入れたボリューム鍋は、一品のみでも栄養満点のママの助っ人メニュー!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚こま切れ肉 180g
さつまいも 1/2本(180g)
なす 2個
ブロッコリー 1/2個
長ねぎ 1本
【A】
水 300cc
トマトソース 300g
固形スープの素 1個
生クリーム 100g
片栗粉 大さじ1~2
ごま油 大さじ1
溶けるスライスチーズ 2枚
うどん 1玉
◆作り方
【1】豚肉は片栗粉を薄くまぶす。さつまいもとなすは輪切りにし、水に5分さらして水けをきる。
【2】ブロッコリーは小房に分けて、ゆでる。長ねぎはざく切りにする。
【3】鍋にごま油を熱して長ねぎを炒め、【1】を加えてざっと炒め、【A】を加える。厚手のキッチンペーパーをかぶせ、中弱火で15~20分煮る。
【4】生クリームを加えて5~6分煮、ブロッコリー、溶けるチーズを加えて2~3分煮る。
◆ポイント
豚こまに片栗粉をまぶすと、つるんとした食感になって、子どもも食べやすくなりますよ!
子供用の主食は、うどんが◎。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
【3】赤野菜のパスタ入りポタージュ
にんじん、赤ピーマン、トマトの色が鮮やかで、食欲をそそります。口にするとほどよいトマトの酸味、ベーコンのうま味がおいしく、パスタも入っているのでしっかりした食べごたえのポタージュです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
にんじん 1/2本
赤ピーマン 2個(パプリカなら1/2個)
ベーコン 3枚
オリーブ油 大さじ1
【A】
トマト(缶詰) 2カップ
水 2カップ
顆粒スープの素 小さじ1
ショートパスタ 80g
塩 少々
◆作り方
【1】にんじんは皮をむいていちょう切り、赤ピーマンはヘタと種を除いて細切り、ベーコンも細切りにする。
【2】鍋にオリーブ油を熱して【1】を炒め、油が回ったら【A】を加えてふたをし、野菜がやわらかくなるまで弱火で煮る。
【3】火を止めて粗熱をとり、ミキサーにかけて鍋に戻す。
【4】パスタをゆでて、【3】に加えて軽く煮、塩で味を調える。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2011年3月号
【4】トマトヨーグルトスープ
すりおろして混ぜるだけ。トマトの赤がきれいな冷たいスープ。朝食にぴったりの一品です。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
トマト 3個
プレーンヨーグルト 大さじ3
砂糖 小さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】トマト1/2個は5mm角に切り、残りはすりおろす。
【2】すりおろしたトマトとヨーグルトを混ぜ、塩と砂糖で調味する。器に盛って角切りのトマトを散らす。
*クロックムッシュでくりぬいたパンを5mm角に切ってトースターで焼き、クルトンにしても。好みでヨーグルト(分量外)をかけても。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号