食事中にふらふら立ったり歩いたり…
Aちゃんはおままごとが好きな2歳の女の子。
Aちゃんのママから

と、ご相談を受けました。
お子さんの食事中の立ち歩きには
悩まれている保護者の方が多い印象を受けます。
そこで今回は、
食事中の立ち歩きの対応について
ポイントを3つお伝えしたいと思います。
①座って食べることを伝える
子どもが席を立ったら
そのつど「座って食べようね」と伝え
イスに促します。

追いかけて食べさせると、
子どもは「立ち歩いてもいいんだ」と
認識してしまうので、
追いかけて食べさせるのはやめましょう。
何度も席を立つようなら、
「もうごはんいらないかな? ごちそうさましようね」と食事を終わりにしてもいいと思います。
そして忙しい朝はなかなか難しいかもしれませんが、なるべくお子さんと一緒に大人も食事をしましょう。
「座って食べようね」と繰り返し伝え、
大人が座って食べる姿を見せていくことで
座って食べることが習慣化していくと思います。
②食事の量を少なめに盛る
盛られた食事を見て、
「こんなに食べられるかな…」と思うと
子どもは食べる意欲が減ってしまいます。

食事に意欲が持てるように
量を少なめに盛ってみてください。
そして子どもが完食したら
「ごはんピカピカだよ。いっぱい食べたね」
と褒めてあげると、食事への自信がつくとともに
「次もピカピカにするぞ」という
意欲につながると思います。
③食事に集中できる環境にする
子どもは近くにオモチャがあったり
テレビがついていたりすると
そっちが気になって食事に集中できません。
テーブルの周りのオモチャを片付ける、
食事中はテレビを消すなど
子どもが食事に集中できる環境にしましょう。

今回は食事中の立ち歩きについて
ポイントを3つお話しました。
子どもが食事に集中できない理由は上記のほかにも
前日の夕食の時間が遅い、
朝起きてすぐの朝食などお腹が空いていない、というパターンもあります。
その場合は夕食の時間を早くする、
早めに起こして食事の時間を確保するなど
調整してみてください。
お子さんの食事に悩むパパ、ママの
少しでも参考になったらうれしいです。
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