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鈴木のりたけさん考案「ピンチ・エンタテインメント」の世界
「大ピンチ展!プラス」は、えほん『大ピンチずかん』の著者・鈴木のりたけさんが自ら考案した「ピンチ・エンタテインメント」で、来場者が絵本の世界で遊べる体験型の展示会。全国巡回の皮切りとなった横浜会場では、わずか2週間で4万人を超える動員を記録しました。

今回は、『大ピンチずかん』のラフスケッチに加え、デビュー作『ケチャップマン』(2008年/文芸社ビジュアルアート、2015年復刊/ブロンズ新社)や、名作『しごとば』『たべもんどう』(いずれもブロンズ新社)など、貴重な原画が多数展示されます。

コラボメニューが楽しめるカフェも登場
そして今回、絵本から着想を得たコラボメニューが楽しめるカフェも登場しますよ!

『大ピンチずかん』の人気の秘密
『大ピンチずかん』は、鈴木のりたけさんが息子の「大ピンチ」体験からヒントを得て製作された絵本シリーズ。子どもたちの日常のちょっとした「ピンチ」を描いた内容が多くの親子の共感を呼び、ミリオンセラーとなりました。
2025年4月には最新刊『大ピンチずかん3』が出版され、その勢いは止まりません。『大ピンチずかん』は第15回MOE絵本屋さん大賞2022、『大ピンチずかん2』でも第17回MOE絵本屋さん大賞2024を受賞しています。

鈴木のりたけさんってどんな人?

1975 年、静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーを経て絵本作家になった鈴木のりたけさん。
『ぼくのトイレ』(PHP 研究所)で第17 回日本絵本賞読者賞、『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で第62 回小学館児童出版文化賞、第2回やなせたかし文化賞を受賞するなど、数々の賞を受賞しています。
ほかの作品には「しごとば」シリーズ、『たべもんどう』「おでこはめえほん」シリーズ(ブロンズ新社)、『ぼくのおふろ』『す~べりだい』『ぶららんこ』(PHP 研究所)、『おしりをしりたい』(小学館)、『かわ』(幻冬舎)、『とんでもない』『なんでもない』(アリス館)、『うちゅうずし』(角川書店)、『たれてる』(ポプラ社)などがあります。
千葉県在住。2男1女のお父さんでもいらっしゃいます。
PLAY! PARKでも遊べる!
展覧会会場の上階には、子どもたちが自由な発想で遊べる屋内施設「PLAY! PARK」も併設。展覧会に関連した遊びやワークショップも実施されていますので、展示を見た後は、ぜひこちらも訪れてみてくださいね!
鈴木のりたけ「大ピンチ展! プラス」概要
- 会期:2025年10月8日(水)~12月7日(日) 無休
- 会場:PLAY! MUSEUM (東京・立川 GREEN SPRINGS W3棟2F)
- 開館時間:10:00-17:00(入場は16:30まで)※土日祝は18:00(入場は17:30まで)
- 入場料:一般1,500円、大学生1,000円、高校生800円、中・小学生600円
- ※未就学児無料、いずれも税込
- 電話:042-518-9625
アクセス:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟2F - JR立川駅北口・多摩モノレール立川北駅(国営昭和記念公園方面)より徒歩約10分です。

この秋、親子で『大ピンチずかん』の世界を体験しては?
絵本の世界に飛び込む体験型展覧会「大ピンチ展!プラス」。平日利用者(有料)には、展示コンテンツにもなっている「へんなふくカード」のプレゼントがあるそう。土日祝は混雑が予想されますので、平日の来場がおすすめです!
子どもも大人も、「大ピンチ展! プラス」で楽しい時間を過ごしてみませんか?
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文・構成/HugKum編集部