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おもちゃやベビーベッドに設けられた新安全基準。2025年12月25日から始まっています

改正消費生活用製品安全法が、2025年12月25日に施行されたことに伴って、同日以降に製造・輸入された3歳未満向けのおもちゃやベビーベッドには国の安全基準を満たしたものしか販売できなくなりました。
1月23日に発表された消費者庁の報告「Vol.677 こども向けの製品に関する新しい制度、”子供PSCマーク”がはじまりました!」によれば、同庁には次のようなおもちゃやベビーベッドの事故情報が寄せられています。
おもちゃの事故
●半年前に買ったおもちゃのトラックの一部が本体からはがれ、ネジが数本むき出しになり、子どもの手に当たって、傷ができた(※1)
●母親がキッチンで料理中、リビングで遊んでいた子どもがおもちゃのネックレスの糸が切れて取れたビーズ(5mm)を拾って、右の鼻の穴に入れてしまい取れなくなり、異物除去術により摘出した(※2)
ベビーベッドの事故
●可動式ベビーベッドに生後1ヵ月の乳児を載せて運んでいたところ、ベッドが折れ曲がる形になり、子どもが頭から落ちた(※2)
これまで、乳幼児用のおもちゃには、国の基準はありませんでした。近年のインターネット通販の普及で、安全性が確認できない海外製品などが増えたために、統一基準を設けることになった背景があるようです。
「子供PSCマーク」を確認して、正しく使おう

子どもの事故を防ぐためには、これからは「乳幼児用玩具(3歳未満向けおもちゃ)」「乳幼児用ベッド(ベビーベッド)」を選ぶとき、「子供PSCマーク」(上の画像参照)または「STマーク」が付いていることを確認しましょう。
対象年齢を確認して守る(3歳未満の乳幼児向けとして販売されるおもちゃには、対象年齢の表示が義務付けられています)、説明書を読んで正しく使うことも大切です。
ベッドの柵とマットの間に挟まって亡くなってしまった乳児も。安全に使えているか再確認!

「子供PSCマーク」が付いていても、使い方を誤ると事故が起きる可能性はあります。消費者庁のリリース「0~1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください!」(令和2年11月13日)によると、次のような事故の報告もあります。
●ベビーベッドの柵を上げずに使用していて、80cmくらいの高さからフローリングの床に乳児が落ちてしまった。保護者は同じ部屋にいたが、落下した音で気が付き、見に行くと子どもが泣いていたのですぐに受診した。両側頭頂骨骨折と診断されて、9日間の入院となった (※2)
●乳児を1人でベビーベッドに寝かせていたところ、ベッドの柵とマットの間に挟まった状態で発見され、後に死亡が確認された(※1)
ベビーベッドの柵は上げる、頭や顔が挟まって窒息しないように隙間を作らないなど、安全に使えているか改めて確認しましょう。
※1:事故情報データバンク:消費者庁が(独)国民生活センターと連携し、関係機関から「事故情報」「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システム(2010年4月運用開始)。
※2:医療機関ネットワーク:消費者庁は(独)国民生活センターと共同で、2010年12月より、医療機関から事故情報の提供を受けています(2026年1月現在で32機関が参画)。
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構成/麻生珠恵