目次
1.ママ友に気軽に渡しやすい缶
まずは、ママ友へのちょっとした手土産に贈りたいクッキー缶から。「味に間違いがない」「缶がかわいくて会話のきっかけになる」「食べきれる量のものを選ぶ」というのがとくに重視したいポイントです。

そんな中でもおすすめなのが、日本で初めてクッキーを販売したとされる、1927年創業の老舗洋菓子店「泉屋東京店」。創業以来、変わらぬ製法で焼き上げられる「スペシャルクッキーズ」は、スコットランドの家庭で焼かれていたホームメイドの素朴でやさしい味わいが特徴です。
「味に間違いがないのが『泉屋東京店』のクッキー缶です。缶のデザインも多彩。とくに犬や猫をデザインした缶は、誰からも親しまれるようなかわいさで、ママ友への贈り物にも喜ばれると思います。盲導犬のイラストをプリントしたクッキー入りの『盲導犬アート缶』は、イラストレーターのセツサ チアキさんがデザインしたもの。心温まるパッケージが魅力です」(中田さん)
クッキーが個包装になっているのも喜ばれるポイント。包装紙にも盲導犬がデザインされており、犬好きの方への贈り物にもおすすめです。

バターシリアルスイーツ専門店「シュガーバターの木」から販売されている「スヌーピー シュガーバターの木 詰合せ」もおすすめだそう。
香ばしいサクサクのシリアル生地にミルキーなショコラを挟んだシュガーバターサンドが人気のシリーズです。現在は「PEANUTS」と「シュガーバターの木」のコラボレーション第3弾が展開されており、春夏限定フレーバー「ストロベリーシェイク風」がラインナップされています。
「いわゆるクッキー缶とは少し異なりますが、ぜひおすすめしたいお菓子のひとつです。シーズンごとに柄が変わるお菓子缶で、かわいいスヌーピーが描かれています。2,000円台で買える手頃さが魅力的。個包装されているので、ママ友とのお茶会に持っていきやすいのもポイントです」(中田さん)
かわいらしいPEANUTSの仲間たちのデザイン缶は、子どもがいるご家庭への手土産にぴったり。ミルクのコクたっぷりの「シュガーバターの木」は、年齢問わず喜ばれるおいしさです。
2.義実家や目上の方にも安心して贈れる缶
義実家への手土産や、目上の方への贈り物などを選ぶときには、見た目の上品さはもちろんのこと、「名前を聞いてパッと分かってもらえる」ような老舗や有名ブランドを選ぶと安心です。

かつて著名人も愛した洋菓子の老舗「資生堂パーラー」の「花椿ビスケット」はまさに銀座の銘菓とも言える逸品。資生堂のシンボルマーク「花椿」をかたどった、やさしい味わいのビスケットです。
「『花椿ビスケット』は、とくに50代以上の世代に人気があると私は感じます。最近では資生堂パーラー 伊勢丹新宿店のリニューアルオープンを記念した、伊勢丹を象徴するタータン『マクミラン/イセタン』をデザインした缶が登場しています。特別感があって素敵ですよ」(中田さん)
「花椿ビスケット32枚入限定缶 マクミラン」は伊勢丹新宿店限定で、各日数量限定で発売中とのこと。現地に行かないと買えないのも、特別感が増しますね。

歴史ある軽井沢のホテル「万平ホテル」のクッキー缶もおすすめ。季節に合わせて登場する「万平ホテルフラワークッキー缶」シリーズが人気です。現在、シリーズ第4弾の「万平ホテルフラワークッキー缶・夏」が数量限定で発売されています。
「ホテル系のクッキー缶も、義実家や目上の方に贈る缶としてぴったりです。季節ごとに発売している缶は、その時々で集めたい!と思うシニアの方も多いので、ねらい目かなと思います」(中田さん)
万平ホテルのほか、奈良ホテルやパレスホテル東京のクッキー缶にも注目しているそう。どのホテルも、館内ショップだけでなくオンラインショップからの購入ができるので、全国どこからでも気軽に上質な味を楽しめます。
3.自分へのご褒美にしたい特別感のある缶
「どれかひとつを選ぶなんて難しい…!」と中田さんがたくさんのクッキー缶を挙げてくれたのが「自分へのご褒美缶」です。
「自分用にクッキー缶を手に取るとき、見た目のかわいらしさはもちろん、好みの味を買うことも多いんです」という中田さん。そんな中田さんが「見付けたらつい買ってしまう」という、とっておきの“推し缶”を教えてもらいました。

そのうちのひとつが、東京・目黒にある、「いちご大福と茶菓のお店 あか」の一品。ジャムもクッキーも一つ一つ手作りの「akasand クッキー缶」は、毎週限られた個数のみの販売で、オンラインショップでは毎週完売になるほどの人気商品です。缶のデザインもやさしいタッチで素敵ですよね。
中田さんは「ちょっぴり贅沢をしたいときに選びたい、まさにご褒美の味」とおすすめしてくれました。

もうひとつが、兵庫の洋菓子店「マモン・エ・フィーユ」が作る「フレンチビスキュイ缶」。「フランスの昔ながらのレシピに基づいて作られる本格ビスキュイで、素朴な味わいがやみつきになるおいしさ」と中田さん。思わず手が伸びてあっという間に食べきってしまいそうです。
クッキー缶のデザインは、フランスの伝統的なお肉屋さんで古くから使われているタイルの幾何学模様がモチーフになっているのだとか。

「缶の華やかさが気持ちを明るくしてくれる」と中田さんが語るのが、「KEITAMARUYAMA」の詰め合わせクッキー缶。現在は夏季限定でレモンが登場しています。KEITA MARUYAMAのアーカイヴより人気のレモン柄をあしらった缶に、レモンの酸味や香りを生かした多彩なクッキーを詰め合わせた商品です。
季節限定のクッキー缶のほかにも、シグニチャー柄のひとつ「Chinese Circus」をあしらったクッキー缶や、「Oriental Flower」をあしらったクッキー缶など、デザインも多彩。中田さんは全部コレクションしているのだそう! 中身のクッキーまで一つ一つこだわった、とっておきのひと缶です。
ほかにも「絶対間違いのないクッキー缶」として、中田さんは香港にある「ジェニーベーカリー」のクッキーや、兵庫・西宮の老舗「エルベラン」のクッキーを挙げてくれました。
とくに「ジェニーベーカリー」のクッキー缶は、日本で催事があるたびに必ず足を運ぶほどのお気に入りだとか。「エルベラン」のクッキーは、そのおいしさで芸能人にもファンが多いのだそう。まさに自分のためのご褒美として買ってみたくなるラインナップです。
4.甘いものが苦手な方にも喜ばれる缶
甘いものが少し苦手…そんな方には、塩気の効いた「サレ缶」が人気です。中田さんによれば、近年注目され始めているサレ缶ですが、季節限定の商品が多く、なかなか通年で販売しているところが少ないのだそう。今回は“今なら買える”おすすめの商品を教えてもらいました。

そのひとつが「DEAN & DELUCA」の「プティフール・サレ缶」。チーズやドライトマト、アンチョビなど地中海食材を使ったサレクッキーや、カシューナッツやアーモンドが入った構成です。
「塩気のあるサレが好きな人にはたまらないひと品ですね。コッパー(赤銅色)の光沢のある缶は、洗練されていてスタイリッシュです。シンプルながら、食べ終わったあとも使い続けたくなるような美しさがあります」(中田さん)
都内を中心に、主要都市や空港などにも店舗を持つDEAN & DELUCA。オンラインストアからの購入も可能です。「食べてみたい」と思ったときに、すぐに手に取れるのもうれしいですね。なお、8月末に終売とのこと。気になる方はお早めに。

東京・高田馬場にある「COFFRET et COFFRET TOKYO(コフレ エ コフレ トウキョウ)」のスペシャリテ「サブレサレ缶 ポワロー/ポワヴル」もユニーク! フランス語で、ポワロー=西洋ねぎ、ポワヴル=こしょうを意味しており、その名の通り、甘しょっぱい薄焼きのネギサブレと、ピリッと後引く薄焼き黒胡椒サブレがセットになったひと缶です。
「中国などでは昔から親しまれている、ネギを使ったサブレやクラッカー。それを日本人好みに合うように、おいしいお菓子に仕上げているのがCOFFRET et COFFRET TOKYOさんのサブレなんです。おいしすぎて何度もリピートしています」(中田さん)
オンラインストアでは、毎月5日と25日の夜20:00に「サブレサレ缶 ポワロー/ポワヴル」のカートが数量限定でオープン。約1か月半待ちの大人気商品、ぜひチェックしてみてください。
5.思わず取っておきたくなる缶

中田さんが思わず部屋に飾ってしまうほど「かわいい!」と推しているのが、フランス発のお菓子ブランド「Maison DV(メゾン ディーヴィ)」の「パレ&ガレット」。タコやロブスター、貝などをモチーフにした繊細なエンボス加工が施された輸入缶です。
「細部に至るまでエンボス加工が細かく施されており、とにかく美しいと感じるシリーズです。例えば『マーモット缶』は、海外ならではの動物のセレクトが面白いなと思って買いました。日本市場に向けて作られた『パール缶』もおすすめです。取っておきたくなる、まさにアートのような缶がそろっています」(中田さん)
なお、オンラインストアでは売り切れてしまうことが多いため、催事などのチェックがおすすめ。直近では、2026年7月17日(金)~28日(火)に東京・京王百貨店 新宿店「スイーツ博覧会」、8月26日(水)~9月1日(月)に愛知・ジェイアール名古屋タカシマヤ「フランス展」での出店が予定されています。
一つ一つの缶に施された凹凸の美しさを、ぜひお手に取ってご確認くださいね。
クッキー缶のいちばんの魅力は「ときめき」!

中田さんは、クッキー缶の魅力は「もらったときのときめき」だと語ります。
「おしゃれなクッキー缶は、包装紙がなくても贈れるというのがうれしいですよね。包装紙をあけるひと手間もいらず、缶をいただいた瞬間にひと目見て、ときめくことができる。それがいちばんの魅力だと感じます」(中田さん)
また、クッキー缶のアフターユースも、クッキー缶ならではの魅力のひとつだといいます。
「裁縫箱や文具入れ、小物入れなど、入れ物を再利用できるのも缶ならでは。生活の中で目にするたびに、これは誰からもらったお菓子だったなとか、あのとき気に入って買ってよかったなとか、そういうことを思い出すことができるのもいいですよね」(中田さん)
中田さんは、ここ数十年の長いスパンで見ると、クッキー缶がより手に取りやすいサイズ感になっていると感じているそう。核家族化で食べる人数が減ったことや、より自分へのご褒美需要が高まっているからではないか、と推察しています。「相手に渡しても負担にならないサイズ感」も、クッキー缶が支持されている理由のひとつなのかもしれません。
中田さんが今大注目しているブランドは? クッキー缶選びのポイントも

中田さんが今大注目しているブランドとして挙げてくれたのが、オールドアメリカンがコンセプトのチョコチップクッキー専門店「CC’s Cookie(シーシーズクッキー)」。サブレの専門店「サブレミシェル」を手がける、株式会社ガトーミシェルの新ブランドです。
とくに様々なチョコチップクッキーをアソートした全15種のミニ缶シリーズ「CC’s Dream」は、まさに「手に取りやすいサイズ感」の需要を満たした、時代にかなったアイテムなのだとか。
「レトロアメリカンなテイストがとってもかわいいクッキー缶です。ヴィンテージが好きな人にもおすすめしたいデザイン。全15種類あって、ひとつが1,600円前後で買えるので、とても手に取りやすい商品だと思います。今少しずつ店舗を増やしているブランドで、今後の展開にも期待ですね」(中田さん)
クッキー缶の魅力のひとつでもある「ときめき」。クッキー缶を選ぶときには、そのときめきを大切にしてほしいと中田さんは語ります。
「アフターユースも楽しめるクッキー缶。私は買うときにはいつも『食べ終わったあともこのときめきが持続するかな?』と考えます。食べ終わったら何を入れようかな、飾っておこうかな、という手に取る瞬間に抱いた想いを、とくに大切にしています。
もちろんクッキーの味も大切。一方で工芸品のような価値も持つクッキー缶だからこそ、ぜひその製造やデザインの美しさにも注目してみてください」(中田さん)
手土産や帰省土産、自分へのご褒美など、様々なシーンで活躍するクッキー缶。味わいはもちろん、缶そのものの魅力にも目を向けながら、お気に入りのひと缶を探してみてはいかがでしょうか。
※価格は全て税込みです
※価格は掲載時(2026年7月時点)での情報です。内容や価格は変更となる場合があります
この記事を書いたのは
フリーの編集・ライター。2児の母。グルメ・スイーツ・ライフスタイル系の記事を得意ジャンルとし、編集・執筆活動中。元システムエンジニア。趣味は料理、SNS、ゲーム、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買ってくるご褒美スイーツが特に好き。
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