50組の小学生が参加して大盛り上がり！《身近な油について学ぶクイズに挑戦！》ごま油のごまの産地は？日清オイリオ×HugKumの自由研究「おいしくパワーアップ！油のヒミツ」イベントレポート

夏休み自由研究オンラインイベント「おいしくパワーアップ！油のヒミツ」開始！
ミッション1：いろいろな油の種類を知ろう
ミッション2：油と体について知ろう
ミッション3：朝ごはんを工夫しよう！
油を使って料理したり、油について調べたりしてみよう！

夏休み自由研究オンラインイベント「おいしくパワーアップ！油のヒミツ」開始！

司会はアナウンサーの青木源太さん、解説は日清オイリオの笠間優奈さん。そして雑誌『小学一年生』モデルのえいとさん、えまさんと一緒に、全国の小学生が「おいしくパワーアップ！油のヒミツ」をテーマにクイズや観察といったミッションに挑戦しました！

ZOOMの前にはたくさんの子どもたち。司会の青木さんの元気なあいさつで、イベントスタートです。

まず最初に、事前送付したワークシートの冒頭にある「イベント前に挑戦」というコーナーの確認です。「キッチンなどにある油を探して書こう」というお題に、多くの子どもたちが取り組んでくれていました。

青木さん：スタジオのえいとさんは、おうちでなにか見つけられたかな？

えいとさん：キッチンのコンロの下に油が置いてありました！

えまさん：私の家は棚にしまってありました！ 3種類くらい。

青木さんが参加者に「コンロの下にあった人」「棚の中に閉まってあった人」と尋ねると、それぞれ手が挙がりました。また、油が1種類だけでなく、2種類、3種類とたくさんあったという家庭も多く、身近にある油を再発見できました。

油が使われている料理はどれ？最初のクイズに挑戦！

青木さん：早速ですがここでクイズです。この中で油が使われている料理はどれでしょうか？ すべて選んでください。①からあげ、②天ぷら、③チャーハン。

シンキングタイムの後、子どもたちは一斉に答えの番号札を画面に見せました。「全部」と答える子や、「①と②」と答える子など、答えはさまざま。

笠間さん：正解は…全部です！

正解は「①、②、③の全部」でした！からあげや天ぷらはもちろん、チャーハンにも油は使われています。笠間さんは、油は料理の最初に鍋やフライパンに入れるだけでなく、ドーナツの中に入っていたりポテトチップスを揚げるのに使われたりしていて、とても身近なものだと解説しました。

ミッション1：いろいろな油の種類を知ろう

青木さん：ここからミッション1に突入！早速またクイズです。日清オイリオで作られている油はなにでできているでしょうか？ ①空気、②水、③植物。

子どもたちの答えは圧倒的に「③植物」。スタジオのえまさん、えいとさんたちも③を選びました。

笠間さん：正解は…③の植物です！

正解は見事「植物」。笠間さんは、油の種類によって元となる植物もさまざまだと説明。画面に映し出された8つの植物（米など）が、実はすべて油になることが明かされると、参加者からは驚きの声が上がりました。植物に実や種ができ、それが油に変身するのです。

では、どうやって植物から油を作るのでしょうか。笠間さんはその工程を簡単に説明してくれました。

1. 原料となる植物をきれいにする。
2. 原料から油をしぼる。
3. 油からいらないものを取り除き、きれいにする。
4. においを取る。
5. できあがった油を大きなタンクに貯める。
6. 容器に詰めて完成！

ごま油、サラダ油、オリーブオイルの秘密

ここから、代表的な3つの油「ごま油」「サラダ油」「オリーブオイル」について、さらに詳しく学んでいきます。

【ごま油】

笠間さん「みなさんが知っているつぶつぶのごまは、ごまという植物の実の種の部分です。種を絞って油を作ります」

青木さん：では、ここでまたクイズです！日清オイリオで使っているごまはどこで作られているでしょうか？ ①アフリカのあたり、②オーストラリアのあたり、③アメリカのあたり。

ごま油のごまはどこで作られている？ ①アフリカのあたり、②オーストラリアのあたり、③アメリカのあたり。

答えは割れましたが、スタジオの2人は①を選択。正解は…

笠間さん：正解は、①アフリカのあたりです！日清オイリオでは外国で取れたごまを日本に持ってきています。ナイジェリア、タンザニアといった、みなさんが住んでいる日本から遠く離れたアフリカ大陸にある国でごまを作っています。

【サラダ油】

次に紹介されたのはサラダ油。日清サラダ油は1924年に発売され、去年100歳を迎えた長寿商品です。

笠間さん：日清オイリオが作っているサラダ油は、菜種や大豆からできています。 菜種というのは菜の花という黄色い花の種のことです。あと、大豆はお豆腐や納豆の原料となるものですね。これらをしぼると油ができるんですよ。

これを聞き、参加者は事前送付済みのワークシートの「サラダ油は菜種となにからできているか」の空欄に、「大豆」と書き込みました。続けて、産地に関するクイズです。

青木さん：日清オイリオで使っているサラダ油の大豆はどこで作られているのでしょうか？

笠間さん：③が多いですね。みなさんすごいです！正解は③です。 日清オイリオで使っている大豆は、アメリカやブラジルなどで作られたものを使っています。

【オリーブオイル】

最後はオリーブオイルです。「オイル」は日本語で「油」という意味。オリーブという植物の実からできています。

青木さん「ピザの上にこうやってスライスされて乗っているのを見たことがありますけれど、これはオリーブだったんですね」

青木さん：さあここでもクイズです。日清オイリオで使っているオリーブはどこで作られているでしょうか？ ①ヨーロッパのあたり、②オーストラリアのあたり、③アメリカのあたり。

参加者の答えは①と②で半々に割れました。果たして…？

笠間さん：正解は…①です！オリーブは暖かくて日の当たる時間が長い地域で育ちます。イタリアやスペインなど、ヨーロッパでよく作られているんです。

ごま油を観察してみよう！色やにおいは？

油の種類を学んだ後は、実際に油を観察する時間です。参加者には事前にごま油が送られており、お皿に出して色やにおいを観察し、ワークシートに記入しました。

観察タイムの間、笠間さんが、コップの水に油を入れると混ざらずに浮くという簡単な実験を披露。ドレッシングを使う前に容器を振るのは、分かれてしまった油とお酢などを混ぜるためなんだそう！

数分後、青木さんが観察結果を発表してくれる子を募ると、たくさんの手が挙がりました。

色について聞かれると、「透明の茶色」「薄い黄色」「茶色っぽい黄土色」などさまざまな答え。においについて聞かれると、「ごまのにおいがした！」と元気よく教えてくれました。さらに、色やにおい以外で気づいたことも聞いてみると、「キラキラしていて、トロトロしてる」など。

子どもたちの鋭い観察力と豊かな表現力に、スタジオからは感心の声が上がりました！

ミッション2：油と体について知ろう

青木さん：油の種類に詳しくなれたところで、ここからはミッション2です！次のクイズは「体の中にあぶらはあるでしょうか？」。

参加者のほとんどが「①ある」と回答。

笠間さん：そうです、正解は①の「ある」です！例えばみなさん、脂肪って聞いたことありますか？それも実は、あぶらの1つなんです。

あぶらはおなかやお尻に脂肪としてあるだけでなく、脳や皮膚、血管、そして体を作る小さな細胞にも存在しているとのこと。体に脂肪がありすぎるのは良くないですが、油を摂ることは体にとって不可欠なことだと笠間さんは強調します。

食品には主に3つの役割があり、「おもに体をつくるもとになる（赤色）」、「おもに体の調子を整えるもとになる（緑色）」、「おもにエネルギーのもとになる（黄色）」に分けられます。

笠間さん：油は黄色の「おもにエネルギーのもとになる」というグループに入っています。ごはんやパンと同じようにとっても大切なものなんですよ。

油は体を動かすエネルギーになるだけでなく、野菜など他の食べ物の栄養が体に入りやすくなる手助けもしてくれるとのこと。その後、青木さんの昨日の夕食メニュー（米、魚、卵、ナス、味噌、豆腐、サラダ油、大根）を、3つのグループに分類するワークに挑戦。子どもたちは画面のヒントを見ながら、バランスの良い食事について学びました！