【小学校の転校】転校にふさわしい時期はいつ?同一市区町村内外、公立私立の手続き 手順まとめ

子供が小学校を転校する理由には、親の仕事や家庭の都合からいじめまでさまざま。そこでHugKumではママパパたちにアンケートを実施し、小学校を転校した理由と転校のタイミングについて、経験者の体験談を集めてみました。

さらに、小学校を転校する際の手続きについて、同一市区町村内での転校、他の市区町村への転校、公立から私立への転入、私立から公立への転入に必要な書類、手順、期間をまとめました。

転校するときのお礼や挨拶の方法も、あわせてご紹介しましょう。

子供が小学校を転校する理由は?

小学校、転校
転校する子供の理由はさまざまです。

子供が小学校を転校する理由には、どんなものがあるでしょうか。HugKumで行ったママパパへのアンケート結果から、考えられる転校理由とママパパの意見についてご紹介しましょう。

家族の仕事の都合

転校していく周囲の子供たちを見てもかなり多い理由が、家族の仕事の都合によるもの。

パパだけの単身赴任という選択肢もあるかもしれませんが、「子供が小さいうちは家族一緒がいい」という意見も多いようです。

「夫婦ともに転勤のある会社員のため」
「出来れば転校したくないけど生活のためには仕方ない」
「夫が転勤の多い職業のためです。やはりタイミングは夏休みなど子どもの長期休みで引っ越しています」

離婚・再婚・結婚などの家庭の都合

親の離婚や再婚に伴って、住んでいる場所を変更するため、転校をするケースも少なくありません。

特に、子供の苗字が変わる場合は、初めから新しい苗字で転校先の同級生と友達になれることもあるでしょう。

「離婚して引越した」
「自分自身子供の時にこの理由で何度か引越しを経験した」
「親の離婚、金銭面で義実家へ引越し」

いじめ

子供が学校でいじめに悩んでいたら、転校を考えるというママパパもいます。新しい環境で新しい生活を始めたら、子供もまたイキイキと元気に学校に通えるようになるかもしれません。

「深刻な場合、転校を選択する」
「環境をがらっと変えたいと考えると思う」
「私が昔いじめられていたから、もし子供がいじめにあったら、転校を考えるかもしれない」

その他

その他の転校理由には、新しい家を購入して住所が変わるので転校するというケースや、ママパパの親の介護などで実家の近くに引っ越すことになり、子供も転校するという場合もあるようです。

「今住んでいるところとは別の場所に住宅を購入したから」
「遠方にある親の実家の敷地内に家を建てるから、早めに引っ越しと転校をした」
「介護の問題で親の近くに住む必要があるため」

子供が小学校を転校するタイミング

小学校の転校は、慣れ親しんだ先生や友達ががらっと変わり、子供に大きな環境変化をもたらすものです。だからこそ、ママパパとしては、転校のタイミングは慎重に考えておきたいところ。

アンケート結果から、「小学校を転校するタイミング」について聞いてみました。

子供にとって負担や不安にならないタイミング

アンケートの回答で断トツに多かった回答が、子供を第一に考えた「子供にとって負担や不安にならないタイミング」。

運動会などのイベントごとがある場合は、今の学校で今の友達と楽しんだ方がいいでしょうし、新しい学校に転校してすぐに大きなイベントがあると、周囲となじみにくいかもしれません。

パパだけ先に引っ越して、子供はタイミングを見て後から転校するなど、可能な限り柔軟な方法も考えてみましょう。

「転校は子供にとって大きなストレスになる為、子供を第一に考える」
「友達などにお別れを伝える時間や引っ越しを受け止める時間を作ってあげた方がいい」
「運動会などのイベント直前の引っ越しは、新しい学校では居心地があまりよくなさそうなので避けたい」

夏休みなど、手続きにバタバタしないタイミング

アンケートの回答で多かったのが、夏休みなどの長いお休み中。

家の引っ越し作業もある場合は、学校の手続きに加えて、やることがたくさん。そのため、夏休みなどの長期休暇を利用している方が多かったです。また、クラス替えもある区切りのいい新学期から転校先の学校に通うことも、子供にとってはいい切り替えとなるようです。

「キリのいいタイミングで転校した方が、結果的に子供も落ち着くと思いますし、いろいろな手続きなど、私たちも準備がしやすいため」
「先に主人だけ引っ越し先へ行っていてもらい、私と子供たちは夏休みのタイミングで引っ越した」
「夏休み明けの新学期(2学期)から登校できるようにする」

両親にとって必要なタイミング

ママパパの仕事の転勤や異動で子供が転校する場合は、内示から転勤の時期が決まっているため、「両親にとって必要なタイミング」となる場合がほとんど。

引っ越しや転校の可能性がある仕事についている方は、子供を最優先するべく精一杯配慮することはもちろん、子供にあらかじめ転校することになるかもしれないことを説明して、理解してもらっておくようしておきたいですね。

「会社の異動は発令されてから2週間で着任しなければならず、タイトスケジュールなので」
「転勤は1ヶ月前にしかわからないので、急いで家を探し転居になるかな」
「子供には本当に申し訳ないと思っているのですが…。金銭面が不安だと生活が出来ないので、どうしても仕事優先で早急になってしまいます」

同一市区町村の小学校に転校する際の手続き

小学校の転校で、必要となる手続きや書類についてご紹介しましょう。

まずは同一市区町村の小学校に転校する場合です。同一市区町村内での転校なら、手続きは比較的シンプルです。

必要な書類

今通っている小学校に次の2つの書類の発行をお願いして受け取ります。

  • 在学証明書
  • 教科書給付証明書

 

市区町村の役所・役場で、次の証明書を発行してもらいます。

  • 転入学通知書

手順

  1. 今通っている学校に転校する旨を伝え、「在学証明書」と「教科書給付証明書」の発行を依頼して受け取ります。
  2. 市区町村の役所・役場に転居届を提出します。同時に、「在学証明書」を提示して「転入学通知書」を発行してもらいます。
  3. 転校先の学校に「在学証明書」「教科書給付証明書」「転入学通知書」を提出します。

期間

今通っている学校には、できれば引っ越しの1カ月前までに、転校を伝えておいたほうがよいでしょう。引っ越しと転校が決まった時点で早めに連絡してください。

役所、役場への転居届の提出は、引っ越し後14日以内と定められています。

他の市区町村の小学校に転校する際の手続き

他の市区町村の小学校に転校する場合は、現在住んでいる市区町村の役所と、引っ越し先の市区町村の役所のそれぞれで手続きを行う必要があります。

必要な書類

今通っている学校に次の2つの書類をお願いして受け取ります。

  • 在学証明書
  • 教科書給付証明書

市区町村の役所・役場で、次の証明書を発行してもらいます。

  • 転入学通知書

引っ越し先の役所・役場で新しい住民票を受け取ります。

  • 新しい住民票

手順

  1. 今通っている学校に転校する旨を伝え、「在学証明書」と「教科書給付証明書」の発行を依頼して受け取ります。
  2. 現在住んでいる市区町村の役所・役場に転居届を提出します。
  3. 引っ越し先の市区町村の役所・役場に転入届を提出し、「新しい住民票」を発行してもらいます。
  4. 引っ越し先の市区町村の役所・役場で、「新しい住民票」と「在学証明書」を提示して「転入学通知書」を発行してもらいます。
  5. 転校先の学校に「在学証明書」「教科書給付証明書」「転入学通知書」を提出します。

期間

現在住んでいる市区町村の役所・役場に提出する転出届は、引っ越しの14日前から提出が可能です。

また、引っ越し先の市区町村の役所・役場に提出する転入届は、引っ越し後14日後までに手続きする必要があります。

今通っている学校には、できれば引っ越し1カ月前までには転校の旨を伝え、役所での手続きも早めに行うようにしましょう。

私立小学校に転校(転入)する際の手続き

私立の小学校へ転入する場合は、公立の小学校とは異なり、役所・役場での手続きは必要ありません。

必要な書類

必要な書類は、転入先の学校によって異なります。転校したい学校へ問い合わせて、必要書類を確認するようにしましょう。

手順

  1. 転入を希望する小学校に、転入の条件や試験等について問い合わせします。学校見学を希望する場合は、見学の有無についても問い合わせて、見学してもいいでしょう。
  2. 必要な面接や試験を受けます。
  3. 合格したら、現在の小学校に転校の旨を伝えます。
  4. 転入先の学校が求める必要書類を準備して、提出します。

期間

私立小学校は、転入の受け入れ時期が限られていることも多く、転校を希望する場合は1~2年前など早い時期から問い合わせて準備をする必要があります。

私立から公立小学校に転校(転入)する際の手続き

私立小学校から公立小学校へ転校する場合は、住んでいる市区町村の教育委員会へ連絡する必要があります。

そこで必要書類や手続きの手順について問い合わせましょう。

必要な書類

今通っている学校から、在学証明書を発行してもらいます。

  • 在学証明書

手順

  1. 今通っている学校に転校する旨を伝え、「在学証明書」の発行を依頼して受け取ります。
  2. 住んでいる市区町村の教育委員会の指示にしたがって、手続きを行います。

期間

手続きにかかる期間については、住んでいる市区町村の教育委員会に問い合わせましょう。

小学校を転校するときのお礼・挨拶

小学校を転校するとき、お世話になった担任の先生へどんな挨拶をすればいいでしょうか。

また転校先の先生への挨拶についても確認しておきましょう。

転校元の学校や担任の先生にはお礼の挨拶とプレゼントを

今通っている学校の担任の先生には、これまで子供がお世話になったことへの感謝の気持ちを伝えるべきでしょう。ママパパがきちんと挨拶をするようにしてくださいね。

もしプレゼントを贈るのなら、相手に気を使わせないように、高価ではないちょっとしたプチギフトにしておくと良いでしょう。

転校先の学校や担任の先生には事前の挨拶を

転校先の学校には、ママパパが事前に伺って挨拶をしておきたいところ。

子供の担任の先生に挨拶ができれば、どんな感じの先生なのかをママパパも事前にわかって、安心できるかもしれません。

新しい学校での子供の生活をサポートするためにも、ママパパにできることはしておきたいですね。

小学校の転校は、なるべく子供最優先で考えよう

さまざまな事情で、子供の小学校の転校が余儀なくされる場合もあるでしょう。通う学校の場所も先生も友達も、すべてがかわる転校は、子供にとっては大きなストレスにもなりかねません。

転校の理由は色々ありますが、転校のタイミングや転校先の学校選びなど、子供にとってなるべく負担がかからないような選択肢を選んでいきたいですね。

 

文・構成/HugKum編集部

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