煮込みハンバーグの人気レシピ|鍋風アレンジや おすすめの付け合わせレシピまで厳選

簡単においしく作れる煮込みハンバーグのレシピや、煮込みハンバーグをアレンジした鍋風レシピをご紹介します。煮込みハンバーグにぴったりなおすすめの付け合わせまで厳選しました。どのレシピも、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された人気レシピばかりです。

本格的な煮込みハンバーグのレシピ

【1】煮込みハンバーグ

高野豆腐が入って、ハンバーグにCaをプラス。おいしく焼きあがったら本格的なソースで煮込んで、さらにおいしさアップ!

◆材料

(2~3人分)
合いびき肉 200g
高野豆腐 2枚(1枚約18g)

【A】
きくらげ(乾) 20片程度
卵 1個
おろし玉ねぎ 1/4個分
塩 小さじ1/2
こしょう 少々

トマトの水煮 1缶(400g)
おろしにんにく 少々

【B】
トマトケチャップ、中濃ソース 各大さじ1
オイスターソース 大さじ1/2
塩 小さじ1/2

油 大さじ1
パセリ(みじん切り) 少々

◆作り方

【1】高野豆腐は熱湯をかけてから冷まし、水気を切って、フードプロセッサーなどを使ってなるべく細かくする。【A】のきくらげは水で戻して洗い、みじん切りにする。
【2】ボウルに合いびき肉、高野豆腐を入れてよく練り混ぜ、さらに【A】を加え混ぜてよく練ってから6等分にして形作る。
【3】フライパンに油を熱し、【2】を入れて強火で片面2~3分ずつ、両面焼く。
【4】細かくつぶしたトマトの水煮、おろしにんにくをフライパンに入れて煮立て、フタをして10分煮る。【B】を加えてさらに3~4分煮る。
【5】皿に盛り、パセリを散らす。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。

『めばえ』2017年1月号

鍋風にアレンジした煮込みハンバーグのレシピ

【1】ハンバーグ鍋

ミニハンバーグ+ 野菜をトマト風味のスープで煮るだけなので簡単で栄養たっぷり。煮込みハンバーグのような、ハンバーグ鍋。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
合いびき肉 250g
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
パン粉(乾) 1/2カップ
卵 1個
玉ねぎ(みじん切り) 1/3個分

オリーブ油 大さじ1/2
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 1個
キャベツ 1/6個
にんじん 1/2本
ブロッコリー 1/3個

【B】
トマト水煮(缶詰・カット) 1缶(400g)
トマトケチャップ 1/2カップ
ウスターソース 大さじ2
砂糖 大さじ1
水 2カップ

溶けるチーズ 適量

◆作り方

【1】【A】は練り合わせ、6~10等分して小さい小判形にまとめる。
【2】玉ねぎはくし形に、じゃがいもは1cm厚さに切る。キャベツはざく切り、にんじんは5mmの輪切りにする(にんじんの一部は型で抜いても)。ブロッコリーは小房に分ける。
【3】鍋にオリーブ油を熱して【1】の両面を強火で焼き、焦げ目がついたら一度取り出す。
【4】鍋の余分な油を拭いて【B】を煮立て、じゃがいも、にんじん、玉ねぎから煮、
【3】、キャベツ、ブロッコリーを加えて野菜がやわらかくなるまで煮る。最後にチーズをちらす。

◆ポイント

鍋から子ども茶碗に汁を取り、ご飯を混ぜ、具を適量のせる。リゾットのようになって食べやすい。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。

『ベビーブック』2014年12月号

煮込みハンバーグの付け合わせにおすすめレシピ

【1】彩り蒸し野菜

ごく少量の水で蒸して、野菜のうまみ&栄養をギュッと凝縮!メインおかずの付け合わせにも重宝します。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 4切れ
にんじん 1/2本
じゃがいも 1個
ブロッコリー 1/4個
かぶ 2個
水 大さじ2
オリーブ油 大さじ1

◆作り方

【1】にんじんとじゃがいもは1cm幅の輪切りにし、ブロッコリーは小房に分ける。かぶは葉を落とし、皮をむいて半分に切る。
【2】フライパンに【1】とかぼちゃを並べ、オリーブ油と水を回し入れて、ふたをし、中火の弱火で6~7分蒸し焼きにする。
*子ども用は食べやすく切り、タルタルソースなどを添える。

◆ポイント

ゆでるのと違って、野菜のうまみや栄養分が中に閉じ込められます。蒸し上がりのやわらかさは、加熱時間で調節して。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。

『ベビーブック』2011年2月号

【2】ふわふわマッシュポテト

じゃがいもをたっぷり使ったマッシュポテトは、付け合わせの定番。牛乳でのばして口あたりをよくします。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
じゃがいも 3個
牛乳 1/2カップ
塩 少々

◆作り方

【1】じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で3~4分加熱する。熱いうちになめらかにつぶす。
【2】小鍋に牛乳を入れて温め、【1】に少しずつ加えて泡立て器で混ぜる。塩で調味する。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。

『ベビーブック』2013年8月号

【3】にんじんグラッセ

手作りグラッセは自然な甘みで子供もお気に入り。付け合わせだけでなく、これだけで十分な存在感のある一品なのです。

◆材料

(大人1人分+子ども1人分)
にんじん 1/3本(50g)
バター  5g

【A】
砂糖 大さじ3
水 3/4カップ

◆作り方

【1】にんじんは7~8mm厚さの輪切りにして、子ども用は型抜きする。
【2】直径18cm程度の鍋にバターを入れて中火で加熱し、溶けたらにんじんを炒める。表面がつやつやになったら【A】を加え、10分ほど煮る。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHK Eテレ『クッキンアイドル アイ! マイ! まいん! (2013年3月で放送終了)の料理も監修。

『ベビーブック』2015年4月号

【4】さばとポテトのブランダード

フレンチの定番・ブランダートは鱈の代わりにさばを使って簡単に。付け合わせにもぴったりです。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
さば(半身) 1切れ
じゃがいも 3~4個

【A】にんにく 1/2かけ
牛乳 100㏄
水 1カップ
塩 3つまみ

◆作り方

【1】さばは、骨と皮を除いて適当に切る。
【2】じゃがいもは皮をむいて適当に切り、塩(材料表外)を入れた熱湯で、やわらかくなるまでゆでる。
【3】【2】の湯を捨て、【1】と【A】を加え、中火で煮る。さばに火が通り、水分がなくなったら、にんにくを取り出し、フォークで全体をつぶす。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

料理家。旬の食材を使い、食べ合わせによって体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。一児の母。

『ベビーブック』2014年1月号

【5】ミニトマトのオレンジ風味マリネ

デザート感覚でつるんと食べられる。作り置きにも。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
ミニトマト 10~12個

【A】
果汁100%オレンジジュース 1/2カップ
はちみつ 大さじ2(好みで加減)
りんご酢(甘口) 小さじ1
菜種油 大さじ1
塩 小さじ1/3

◆作り方

【1】【A】を混ぜ合わせる。
【2】ミニトマトは湯むきし、【1】のマリネ液に1時間以上つける。

◆ポイント

トマトには、真っ赤な色素のリコピンがギュッ!
トマトに含まれる色素成分、リコピンは、強力な抗酸化作用をもつカロテノイドの一種。体の中からの紫外線対策にも効果的。

湯むきをすることで、食感がUP!
ミニトマトの表面につまようじで3か所ほど穴を開け、熱湯(適量)に10秒→水(適量)にサッとつけると、つるんと簡単に皮がむける。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

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