子どもの未来を広げる体験型イベント「Go SOZO」で魅惑のデジタル体験!HugKumライター親子がレポート!

子どもの興味と未来の可能性を広げる体験型イベント「Go SOZO Tokyo 2020 Spring presented by SAMSUNG SSD」が2020年2月11日、池袋サンシャインシティホールで開催されました。

「Go SOZO」はどんなイベント?

Go SOZO」は、STEM教育や探究学習といった最新の教育手法をテーマにした未来型のイベント。コンテンツを提供する29の企業と35個の体験アクティビティー、プログラミングやロボットなどの分野に高い関心を持つ親子を中心に4300名のファミリーが参加しました。

会場は、「プログラミング・ロボット」「ゲーム・クイズ」「ものづくり」「アーティスト」「ワクワクする学び」「新しいテクノロジー」「お仕事体験」といった7つのカテゴリに分けられ、未就学から中学生までの子どもがさまざまなワークショップを通じて、未来の可能性を広げる体験型イベントになっていました。

ひとつのアクティビティは早いものは3~5分で終わるものもありますが、長いものは1時間を要するものも。しっかりと集中できて、満足感を得られるワークショップがたくさんあったので、その様子をレポートします!

Cygames スクラッチを使ったプログラミング

スクラッチを使ったプログラミング体験ワークショップ。実際のゲームのために制作されたキャラを使ってゲームを作りを体験。所要時間は1時間のプログラム。

コルグ×DETUNE Nintendo Switchで作曲に挑戦!

ブロックを並べて直感的に作曲をする「KORG for Nintendo Switch」を使ってリズムや楽器を増やして作曲をします。

 

Wonder Lab 新しい通信教材「ワンダーボックス」体験

タブレットを使いながら、デジタルとリアルを組み合わせた新しい学び「ワンダーボックス」に取り組みます。

子どもを否定しない!親の枠組みにはめない!がここでのルール

イベントコンセプトは、「子どもが主役!興味が広がり、未来の可能性が広がる場」です。

・”非日常の体験”を通じて、興味が広がる

・子ども自身が体験する!創り出す!リアルな機会

・子どもの「やりたい」を圧倒的に尊重する場

mbot(エムボット)に音が鳴るようにプログラミング。耳を近づけて音を聞き取ります。

親は子どもを見守り、普段見ることのできない一面を発見したり、親が自分が子どもだった頃とは違うことを体感したり、このイベントが子どもとの関わり方を考えるきっかけとなることを望んでのルール設定がされていました。

日本初の「Tech」のトライアルも実施!

今回わが家の小学3年生、1年生の子どもたちは、日本初の取組みとなる「子どもの興味・夢中を見える化し、個別最適な体験を届けるエデュテイメントTech」のトライアルに参加しました。

体験コーナーやワークショップで子どもたちがどんなことにワクワクを感じ、そこでの達成感や喜びなどを、頭と腕に付けたセンサからログを取るという実験。実際の親の理解とは異なり、子どもたちはどんなことにワクワク、感動をしているのか、親としても興味のあるところです。

センサがずれると正確なログが取れないため、時間中は専属のスタッフの方が付き添ってくれました

参加者の感想は?

来場者にイベントの参加した感想を、アンケートでお答えいただきました。

今回子どもたちが参加した体験型アクティビティの平均は、2.49回でした。

■子どもの様子、前後の変化

●以前はスクラッチが苦手でしたが、イベント後は毎日パソコンでゲーム作りをしています。

●3Dプリンターやドローンなど、目新しいものに興味を持っていました。

●普段会わないような子どもたちと一緒に遊ぶ機会が得られてよかったです。

●人見知りで最初は行きたいブースに直行できずにいましたが、終盤にはブースの方に話しかけることも増え、人見知りより興味が勝っていたようです。

●現地で購入したカードゲームで今でも遊んでいます。歯科に行ったときに塗布されたフッ素という言葉に、「これも元素?」と言ったり、イメージが繋がってきているようです。

■保護者としての気づき

●子どものやることを先回りしたりお膳立てしたりせず、子どもがやりたいことを見守っていたいと常に思っているが、結構できていなかったということに気づきました。子どもに試行錯誤する経験をもっとさせてあげたいと思いました。

●勉強と遊びの境目があえてあいまいになっているように感じました。今の子どもは、楽しみながら勉強もできていいですね。

●3歳の子。わからないだろうと親は手助けしてしまいそうなシーンで、スタッフの方の「どうしたらいいのかな?」の一言で、子ども自身が考える時間を作ったことで、子どもが一人で解決していました。

●ただ最先端技術を並べるのでなく、子どもの夢を技術がどう手助けしてくれるか、それを知るきっかけをたくさん与えてくれました。

●多くの企業がさまざまな形で子どもの学びに参入していることを知り、昔とは変わっていく学習スタイルの可能性を知ることができました。

 

イベントを通して、子どもの興味や親と子の関わり方まで多くの気づきがあったとコメントをいただきました。

 

筆者においては、アクティビティの進め方がわからなかった息子に、解決を導く声掛けをして、根気よく時間をかけて楽しませてくださったスタッフの方の姿勢を見て、筆者自身もこれからの子育の参考にしたいと思わされました。子どもたちは最先端の学びに触れてたくさんの刺激を受け、とても満足した様子でした。

子どもたちの興味と未来の可能性を広げるエデュテイメントイベント「Go SOZO」、次回のイベントの開催も期待せずにはいられません!

Go SOZO

文・構成/HugKum編集部

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