冬にぴったり!温かいうどんの献立
温かいうどんの人気レシピ
【1】フォー風うどん
ベトナムの人気メニューをうどんで再現!
◆材料
(2~3人分)
冷凍うどん(細) 2袋
もやし 1/2袋
ゆで汁(または鶏がらスープ) 700?
ナンプラー(またはしょうゆ)、サラダチキン、みつば 各適量
レモン 少量
◆作り方
【1】うどんをゆでる。サラダチキンのゆで汁を温めてナンプラーで味をととのえる。
【2】器に【1】を入れ、薄切りにしたサラダチキンとゆでたもやし、3㎝長さに切ったみつば、好みでレモンを添える。
◆ポイント
ほんのり甘く変幻自在!冷蔵庫で3~4日保存OK
教えてくれたのは
田内しょうこさん
出版社勤務を経て、料理の道へ。働くママのための「シンプルで美味しい子どもご飯」を追求し、雑誌やWEBへのレシピ提案、出張料理教室、セミナー、取材やライティングなど幅広く活躍。
【2】みそしょうゆ味の煮込みうどん
しょうゆだけでなく、みそのコクもプラス。ことこと煮込んだやわらかい具がたっぷりの主食は風邪の回復期にも◎です!
◆材料
(子ども2人分)
ゆでうどん 1パック(約180g)
豚バラ肉 40g
さつまいも 小1/5本(40g)
長ねぎ 3cm
にんじん 2cm
ほうれん草 1株
だし汁 2カップ弱
【A】
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
みそ 大さじ1/2
◆作り方
【1】豚肉は3cm長さに切る。さつまいもは1cm厚さのいちょう切りにして水にさらす。にんじんは薄い半月切り、長ねぎは薄い小口切りにする。
【2】ほうれん草はサッとゆでて水にさらし、2cm長さに切る。
【3】鍋にだし汁と【1】を入れて、野菜がやわらかくなるまで煮、うどんと【A】を加え、弱火で3分ほど煮る。うどんがやわらかくなったら【2】を加える。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
【3】かぶとかにかまのあんかけうどん
かにかまから出たうま味、すりおろしたかぶの甘みを合わせた味わい深いつゆに。とろとろでとても温まります。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かぶ 3個
かぶの葉 1個分
かにかまぼこ 4本
【A】水 31/2カップ
塩 小さじ2/3
みりん 小さじ2
しょうゆ 小さじ1
【B】片栗粉 小さじ2
水 小さじ4
ゆでうどん 300g
◆作り方
【1】かぶは皮をむき、1個はすりおろし、2個は1.5cm角に切る。
【2】かぶの葉は1cm幅に切る。かにかまは長さを3等分に切ってほぐす。うどんは包丁で短く切る。
【3】鍋に【A】と【1】を入れて中火で煮立て、弱火で5分煮る。【2】を加えて中火で3分煮、混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2014年3月号
【4】野菜たっぷりうどん
簡単にとれるだしを使って作ったおつゆは少しの味付けでもしっかりとした味わいに。野菜をたっぷり入れて、栄養たっぷりのうどんを召し上がれ。
◆材料
(大人2人分+子ども1人分)
【1】にんじん1/4本、大根5cm、小松菜1/3把、長ねぎ1/3本は食べやすく切り、和風だし3カップ、薄口しょうゆ大さじ2、みりん大さじ 1、塩 少々で煮る。ゆでうどん2玉を加 えて1?2分煮、かまぼこの薄切り5枚を加えてひと煮する。
◆ポイント
水に浸けておくだけで みそ汁にも何にでも!「和風万能だし」の作り方。
■材料(1リットル分)
昆布 3cm角×2枚(約5g)
煮干し 5?6尾(正味約5g)
かつお節 5g
【1】煮干しは頭と内臓を取り除く。 かつお節は市販のだしパック に入れる。
【2】【1】と昆布を容器に入れ、水1リットルを注ぐ。
※ だしをとった後の出し殻は、水3カップとともに鍋に入れて火にかけ、煮立ってから3分ほど煮出すと二番だしが取れます。
教えてくれたのは
石澤清美さん
料理研究家。国際中医師・国際中医薬 膳師。食養生やハーブなどの専門家でもあり、体にいいものを簡単においしく作れるレシピが人気。
『ベビーブック』2017年6月号
揚げ物レシピ
【1】豚肉と野菜のミニかき揚げ
さつまいもと根菜たっぷり。薄~い衣でサクッと揚げるのがポイントです!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚こま切れ肉 150g
さつまいも 100g
にんじん 1/3本(30g)
【A】
塩 小さじ1/3
小麦粉 1/3カップ(40g)
水 大さじ2
揚げ油 適量
【B】
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
だし汁 1/2カップ
片栗粉 小さじ1
◆作り方
【1】豚肉は大きければ食べやすく切る。さつまいもは皮付きのまま短めの短冊切りにし、水に5分ほどさらし、水けを拭く。にんじんは5mm×3cm長さの短冊に切る。
【2】小鍋に【B】を入れてよく混ぜながら中火にかけ、とろみがついたら火を止める。
【3】ボウルに【1】と【A】を入れてさっくりと混ぜ、水を加えてやっとまとまるぐらいの衣にする。
【4】フライパンに揚げ油を2cmほど注いで170℃に温める。スプーンをさっと油にくぐらせ、【3】の具材を一口大にすくい、箸で押し出すようにフライパンに入れる。そのまま1分触らずに揚げ、2分たったら箸で返してさらに1分揚げる。
【5】器に盛り、【2】のあんをかけていただく。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッ ツ所属。2つの保育園に7年 間、栄養士として勤務。0歳児 の離乳食~5歳児の給食とお やつ作りを担当。現在は、雑 誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2016年11月号
【2】鶏むね肉の揚げびたし
だししょう油だれがポイント。良質なタンパク質がとれる鶏むね肉をたれに浸して柔らかく、食べやすく!
◆材料
(2~3人分)
鶏むね肉 1枚
片栗粉 適量
だししょう油だれ 全量
かぼちゃ薄切り 6枚
揚げ油 適量
◆作り方
【1】鶏肉は少し大きめのそぎ切りにし、片栗粉をまぶす。
【2】【1】を170℃の油で揚げ、全体の色が変わったらすぐ、バットに入れただししょう油だれに浸す。
【3】かぼちゃはカリッと素揚げして、【2】のバットに入れる。全体的に味を絡める。
◆ポイント
【だししょう油だれ】
だし 大さじ3
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
※だしは、昆布やカツオ節から取るほか、市販の白だし・顆粒だしを使ってもOK。その場合は、表示どおりの濃度に薄めて使いましょう。みりんは耐熱容器に入れてラップをせず、電子レンジで約40秒加熱(600Wの場合)して沸騰させ、アルコール分を飛ばします。
教えてくれたのは
橋本加名子さん
料理研究家・栄養士・フードコーディネーター。料理教室「おいしいスプーン」主宰。働きながらの子育て経験を活かし、簡単でも〝手抜き〟ではないおいしい家庭料理を提案。雑誌や書籍、WEB発信のほか、企業のメニューコンサルティングなども行う。
『めばえ』2018年8月号
野菜&きのこの簡単副菜
【1】鶏むね肉の自家製サラダチキン
高タンパクかつヘルシー! 作りおきにもおすすめです。
◆材料
(作りやすい量)
鶏むね肉 1枚
砂糖 小さじ2
塩 小さじ1
◆作り方
【1】鶏肉に砂糖と塩をもみこんで、冷蔵庫に一晩置く。
【2】鍋に【1】とかぶるくらいの水を入れ、弱火にかける。煮立ったらアクをとり、10分ゆでる。フタをして予熱で15分置く。
※電子レンジ(600w)の場合は、むね肉を1枚4分加熱し、予熱で5分置く。身が大きい場合には加熱時間を5分に増やす。
【3】メニューに合わせて、食べやすい大きさに切る。
◆ポイント
ほんのり甘く変幻自在!冷蔵庫で3~4日保存OK
教えてくれたのは
田内しょうこさん
出版社勤務を経て、料理の道へ。働くママのための「シンプルで美味しい子どもご飯」を追求し、雑誌やWEBへのレシピ提案、出張料理教室、セミナー、取材やライティングなど幅広く活躍。
【2】即席浅漬け
余った野菜ですぐできる、時短おかず。冷蔵庫に常備しておけば野菜不足解消に。
◆材料
(3~4人分)
白菜 3枚(150g)
にんじん 40g
切り昆布 5g
塩 少々
【A】
酢 大さじ1
砂糖 小さじ2
しょうゆ 小さじ1
◆作り方
【1】白菜はざく切りにして塩を全体にもみこむ。にんじんは短冊切りにする。切り昆布は半分の長さに切る。
【2】【1】をジップ付きポリ袋などに入れ、【A】を加えてよくもみ混ぜ、空気を抜くように袋の口を閉めて冷蔵庫で2~3時間漬ける。
◆ポイント
浅漬けで野菜のシャキシャキ感をキープ。
教えてくれたのは
渥美まゆ美さん
あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。
『めばえ』2018年1月号
【3】彩り蒸し野菜
ごく少量の水で蒸して、野菜のうまみ&栄養をギュッと凝縮!メインおかずの付け合わせにも重宝します。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 4切れ
にんじん 1/2本
じゃがいも 1個
ブロッコリー 1/4個
かぶ 2個
水 大さじ2
オリーブ油 大さじ1
◆作り方
【1】にんじんとじゃがいもは1cm幅の輪切りにし、ブロッコリーは小房に分ける。かぶは葉を落とし、皮をむいて半分に切る。
【2】フライパンに【1】とかぼちゃを並べ、オリーブ油と水を回し入れて、ふたをし、中火の弱火で6~7分蒸し焼きにする。
*子ども用は食べやすく切り、タルタルソースなどを添える。
◆ポイント
ゆでるのと違って、野菜のうまみや栄養分が中に閉じ込められます。蒸し上がりのやわらかさは、加熱時間で調節して。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2011年2月号
【4】きのこの煮浸し風
耐熱容器に材料を入れたらレンジでチン!とするだけ。かつお節としめじの風味が広がります。
◆材料
(大人1人+子ども2人分)
しめじ 100g(正味約80g)
【A】
かつお節 3g
水、みりん 各大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】耐熱容器に【A】を入れ、石づきを取ってほぐしたしめじを入れる。ラップをふんわりかけて電子レンジで2分ほど(500Wの場合)加熱。そのまま冷ます。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
卵のおかずレシピ
【1】たらとほんのりしょうがの茶碗蒸し
しょうがの風味をプラスした体が温まる一品。具だくさんで栄養満点!冬の食卓に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
生たら(切り身) 2切れ
小松菜 2株
【A】卵 2個
だし汁 300㏄
塩 3つまみ
しょうゆ 小さじ1
しょうが汁 1/2かけ分
◆作り方
【1】たらは食べやすく切り、小松菜はサッとゆでてざく切りにする。
【2】耐熱容器に【1】と、混ぜ合わせた【A】(卵液)を等分に入れ、ふたまたはラップをかける。
【3】鍋に水2カップを入れて平皿を入れ、その上に【2】をのせて鍋のふたをし、中火で2分、弱火で5分蒸す。
*塩たらの場合は、塩を少なめに。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
料理家。旬の食材を使い、食べ合わせによって体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。一児の母。
『ベビーブック』2014年1月号
【2】ほうれん草のだし巻き卵
脳をぐんぐん成長させる最強育脳プレート。脳の伝達物質となる必須アミノ酸が豊富!
◆材料
(だし巻き卵1本分)
卵(Mサイズ) 2個
ほうれん草(ゆでてざく切りにしたもの) 1束分
【A】
だし 大さじ3(水大さじ3+だしの素ひとつまみでもOK)
しょう油、砂糖、みりん 各小さじ1
サラダ油 適量
◆作り方
【1】ボウルで溶いた卵に、【A】とほうれん草を加えてよく混ぜ合わせる。
【2】卵焼き用のフライパンに油を熱し、【1】の卵液を1/3量焼いて巻く。これをあと2回繰り返し、卵焼きを作る。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
【レシピ初出】
雑誌『ベビーブック』
雑誌『めばえ』
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文・構成/HugKum編集