チャプチェを中心に献立を考えるなら?組み合わせにぴったりな簡単おかず・スープ17選

野菜がとれてヘルシーな韓国料理「チャプチェ」。夕飯の献立に組み合わせるならどんなメニューにしますか?
家庭でできる簡単レシピでぴったりなものを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から17品ピックアップしました。チャプチェを中心に献立を考えるなら、参考にしてみてください。

お取り寄せでおすすめのチャプチェ


袋のままレンジでチンする簡単便利なチャプチェをお取り寄せするならコレがおすすめ。春雨に牛肉と野菜を加え甘辛く炒められています。

楽天市場でお取り寄せ

チャプチェにぴったりなおかず

【1】カルシウムたっぷりチヂミ

じゃこや野菜をたっぷり混ぜて栄養も食べ応えもgood!

◆材料

(2~3人分)
にら 100g
にんじん 30g

【A】
卵 1個
中華だし 小さじ1
水 100cc

【B】
小麦粉 80g
片栗粉 20g

ちりめんじゃこ 大さじ3
ピザ用チーズ 50g
サラダ油 適量

【C】
酢、しょうゆ、白すりごま 各大さじ1
砂糖、ごま油 各小さじ1

◆作り方

【1】にらは3㎝長さに切る。にんじんは千切りにする。
【2】ボウルに【A】を合わせて溶き、【B】を加えてよく混ぜる。ちりめんじゃこ、【1】、チーズを加えて混ぜる。
【3】フライパン(経28㎝)に油をひいて中火で熱し、【2】を流し入れ、丸くのばして5分程焼く。焼き色がついたら裏返し、同様に焼く。
【4】粗熱が取れたら食べやすく切り分け、合わせた【C】を添える。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

料理家。女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみ氏のアシスタントを経て独立。味、見た目、栄養バランス抜群のオリジナルメニューに定評があり、雑誌やテレビ、広告などで活躍中。一男一女の母でもある。

【2】チーズ羽根つき餃子

羽根の先までこんがりおいしい!

◆材料

(8個分)
市販の餃子 8個
シュレッドチーズ(ピザ用チーズ) 30g
水 大さじ2

◆作り方

【1】フッ素樹脂加工のフライパンにチーズを広げ、上に餃子を並べる。
【2】水を入れてフタをし、中弱火で蒸し焼きにする。
【3】水分が蒸発して、チーズがカリカリになったら出来上がり!ひっくり返して皿に盛る。

教えてくれたのは


小野孝予さん

料理研究家&フードコーディネーター。航空会社に勤務後、料理の世界へ。料理教室のアシスタントを経て、2006年よりサロンスタイルの料理教室「クオリア」を始める。ソムリエの資格ももち、さまざまなチーズを使ったレシピ本が好評。

『めばえ』2020年2月号

【3】にんじんと玉ねぎとニラのチヂミ

生地がカリッと香ばしく、おやつ感覚で食べられる♪

◆材料

(直径26cmのフライパン1枚分)
にんじん 1本
玉ねぎ 1/4個
ニラ 3~4本

【生地】
卵 1個
小麦粉 60g
上新粉 40g
しょうゆ 大さじ1
水 60mg

ごま油 大さじ2~3
しょうゆ、酢 各大さじ1

◆作り方

【1】にんじんは細切りに、玉ねぎは薄切りにする。ニラは5cmに切る。
【2】【1】を生地の材料と混ぜる。
【3】フライパンにごま油大さじ3をひき、【2】を流しいれて全体に広げ、フタをして弱めの中火で3分ほどこんがりと焼く。フライパンよりひと回り小さいフタか皿を使って裏返し、鍋肌からごま油大さじ1~2を回し入れ、フタをせずにヘラで押さえつけながら3分ほどこんがりと焼く。食べやすく切って器に盛り、しょうゆと酢を混ぜたたれを添える。

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

『めばえ』2019年3月号

【4】具が大きめ春巻き

カリッとおいしい春巻きは大人にも子供にも人気のメニュー。たけのことしいたけはあえて大きめにカットして食感をアップ! 揚げるときは低温からはじめるのが失敗しないポイントです。

◆材料

(作りやすい分量=10個分)
春巻きの皮 10枚
豚ひき肉 300g
たけのこ(水煮) 150g
干ししいたけ(スライス) 15g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
はるさめ(乾) 30g
ごま油 大さじ1

【A】
しょうゆ 大さじ1と1/2
酒 大さじ1と1/2
水 1/4カップ
鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1
砂糖 大さじ1/2
片栗粉 大さじ1

水溶き小麦粉 適量
揚げ油 適量

◆作り方

【1】干ししいたけは水に30分ほど浸けて戻す。はるさめは湯に4分ほど浸けて戻し、4等分程度に切る。
【2】たけのこと干ししいたけは8mm角に切り、玉ねぎとにんじんは粗みじん切りにする。
【3】フライパンにごま油を熱して、豚肉を炒め、【2】を加えてさらに炒め、火が通ったらはるさめと【A】を加え、中火でとろみがつくまで煮て、冷ます。
【4】春巻きの皮に【3】を等分にのせて巻き、巻き終わりを水溶き小麦粉で留める。
【5】フライパンに油を2cm入れ、低温(150~160℃)に熱して【4】 を入れ、徐々に中~高温(170~180℃)にし、上下返しながら揚げる(油の量が少ないと温度が上がりやすいので注意)。
*お好みでポン酢しょうゆをつけても。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2015年9月号

【5】チーズとしらす、ほうれん草の春巻き

カルシウムの吸収を促すビタミンDが豊富♪パリパリな食感が子供にも大ウケです。

◆材料

(10本分)
ミニ春巻きの皮 10枚
プロセスチーズ 60g
しらす 40g
ほうれん草 200g

【A】
小麦粉 大さじ2
水 大さじ2

揚げ油 適量

◆作り方

【1】プロセスチーズは5~6cm長さ、1cm幅に切る。ほうれん草はゆでて冷水に取り、5~6cm長さに切ってしっかり水気を切る。
【2】春巻きの皮の角を上にして置き、10等分したチーズ、しらす、ほうれん草を順に、中央に一文字に重ねる。
【3】皮の左右を内側に折り、手前からくるくる巻く。【A】を混ぜて巻き終わり部分に塗り、しっかり閉じる。
【4】フライパンに油を1cm深さまで入れて中火にかけ、【3】を入れて5~6分、こんがりと揚げ焼きにする。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。

『めばえ』2017年1月号

【6】ブロッコリーのツナサラダ

茹でたブロッコリーに何を掛ける?マヨネーズに飽きたら、こんなオシャレなソースはいかがでしょう。ちょっとした工夫でツナも入った食べ応えのある一品に大変身!

◆材料

(大人1人+子ども2人分)
ブロッコリー 60g
ツナ(ノンオイル) 1缶(70g)
パプリカ 1/8個
マヨネーズ 大さじ1と1/2
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。

◆作り方

【1】ブロッコリーは小房に分けて1~2分ゆでる。ペーパーに取って冷まし水けをよく取り、食べやすい大きさに切って塩(分量外)を軽くふっておく。パプリカは粗みじん切りにする。
【2】ツナは缶汁を切ってボウルに入れ、マヨネ ーズとパプリカを加え混ぜる。ブロッコリーも入れて軽く和える。

教えてくれたのは


松見早枝子さん

料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。

『めばえ』2016年10月号

【7】サケの蒸し焼きを使ったサケのごまみそ照り焼き

ほんのり甘い照り焼き味は子供も大好き!下ごしらえのひと手間がおいしさのコツ。作り置きしても重宝します。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
サケの蒸し焼き 6~8切れ
絹さや 30g
【A】
白すりごま 大さじ1
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
みそ 大さじ1

サラダ油 大さじ1/2

◆作り方

【1】絹さやは筋を取り、斜めに3等分に切る。【A】は混ぜ合わせておく。
【2】フライパンに油を中火で熱してサケを軽く焼いたら、絹さやを加えて【A】を回し入れ、照りが出てきたところで火を止める。

◆ポイント

作り置きで時短
下ごしらえをまとめて済ませて、 調理の時間と手間をカット!

酒とごま油をまぶすことで、 臭みが消える!

【サケの蒸し焼き】

臭みが取れ、和洋中、さまざまな メニューに使えます。あらかじめ食べ やすく切っておくと便利!

■材料(作りやすい量)
サケ(生) 4切れ
酒 1/4カップ
ごま油 大さじ2

■作り方
【1】フライパンにサケを3~4等分に切って並べ、 酒とごま油を回しかける。
【2】フタをして弱めの中火で約7分蒸し焼きにし、火を止めてそのまま冷ます。

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。

『めばえ』2017年4月号

【8】そら豆入り茶わん蒸し

大きな茶わん蒸しをみんなでシェアするので手間が省けるのでとっても簡単!忙しい朝につるんと温かい茶碗蒸し、おススメです。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
卵 3個
そら豆 50g(正味)
こしょう 少々
塩 ふたつまみ
酒 大さじ1
水 200ml

【たれ】
しょう油 大さじ1
ごま油 大さじ1
こしょう 少々
※そら豆は、枝豆やグリーンピースなどでも代用可。

◆作り方

【1】ボウルに卵を割り入れてよくほぐし、水を加えて混ぜ、塩、こしょう、酒を入れる。
【2】【1】を注いだ耐熱の器を蒸し器(なければ鍋に水を張って代用)に入れて、フタをして強火で3分蒸す。
【3】さやから取り出して薄皮を除いたそら豆をのせて弱火にし、10分蒸す。たれをかけて食べる。

教えてくれたのは


ウー・ウェンさん

北京生まれ。1990年に来日。北京家庭料理が評判となり、料理家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。

『めばえ』2017年6月号

【9】きゅうりとセロリ、鶏ささみの和えもの

片栗粉をまぶして茹でたささみはたれにしっかり絡んで、パサつかず、鶏のうま味を存分に味わえます。きゅうりとセロリの千切りもしゃきしゃきと楽しい食感です。

◆材料

(3~4人分)
鶏ささみ 4本
きゅうり 2本
セロリ 7cm
片栗粉 大さじ1/2
し ょうが汁、ごま油 各大さじ1
塩 小さじ2/3

◆作り方

【1】きゅうりとセロリは千切りにする。鶏ささみは筋を取り、塩少々(分量外)を振りかけて10分ほどおき、片栗粉をまぶす。鍋で湯(分量外)を沸かし、沸騰したら弱火にして鶏ささみをゆで、ザルにあげる。粗熱が取れたらほぐす。
【2】ボウルに【1】の野菜、鶏ささみを入れてしょうが汁、ごま油を加えてさっと混ぜ、最後に塩を加えて全体を和える。

◆ポイント

鶏ささみは、加熱前に片栗粉をまぶすことで、つるんとした食べやすい食感になります。

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2017年9月号

【10】切り干し大根ときくらげのサラダ

コリコリ、モグモグ、かめる素材がてんこ盛り!子どものあごの発達にも貢献してくれるレシピです。

◆材料

(3~4人分)
切り干し大根 20g
きくらげ 5個
にんじん 40g
きゅうり 1/2本
ツナ缶(ノンオイル) 1缶(70g前後)

【A】
しょうゆ 大さじ1/2
酢 大さじ1
ごま油 大さじ2
塩 ひとつまみ

◆作り方

【1】切り干し大根は水で戻してざく切りにし、水気を絞る。きくらげは硬い部分を取り除き、熱湯でサッとゆでて、食べやすい大きさにちぎる。にんじん、きゅうりはせん切りにする。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ、ツナ、【1】を加えてあえる。

◆ポイント

歯応えのある切り干し大根が、咀しゃくを促す。

教えてくれたのは


渥美まゆ美さん

あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。

『めばえ』2018年1月号

【11】かぼちゃと煮干しの煮物

定番レシピに煮干しの風味をプラス。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 1/6個
いんげん 10本
煮干し 30g

【A】
水 1/2カップ
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ1

ごま油 大さじ1
※かぼちゃ1/6個は皮と種を除いた状態で200gが目安です。

◆作り方

【1】かぼちゃは皮の硬い部分と種を除き、一口大に切る。いんげんは長さを半分に切る。煮干しは頭とワタを除いて、縦半分に裂く。
【2】鍋にごま油を熱して、かぼちゃといんげんを炒め、全体に油が回ったら煮干しと、【A】を入れる。ふたをして、弱火で水けがほとんどなくなるまで煮る。
*お好みで、白炒りごまをふっても。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2012年11月号

【12】かぶの小柱風あんかけ

えのきだけの軸を荒くほぐすと貝柱の食感に。エビと一緒にシーフードあんかけが完成!

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
かぶ 3個
えび 3尾
えのきの軸の部分 1cm長

【A】
だし汁 2カップ
薄口しょうゆ 小さじ2
みりん 大さじ1

【B】
水 1カップ
白だし 大さじ2
酒 大さじ1

水溶き片栗粉 適量

◆作り方

【1】かぶは葉を切り落とし、皮をむいて食べやすい大きさに切る。葉の一部は塩(分量外)を加えた湯で1分ほどゆでて刻む。
【2】鍋に【A】とかぶを入れて、やわらかくなるまで煮る。
【3】別の鍋に【B】を入れて煮立たせ、小さく刻んだえび、手でほぐしたえのきの軸を加える。アクが出たら除き、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
【4】器に【2】を盛り、【3】のあんをかけ、かぶの葉を添える。

◆ポイント

粗くほぐしたほうが小柱っぽい食感に。うまみに使ったえびは、かにかまでも代用できます。

教えてくれたのは


マイティさん

節約料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。6歳と4歳の女の子のママ。趣味の節約を生かしたブログ『1ケ月2万円の節約レシピ』が一躍人気に。料理以外にも公共料金の節約術なども、いろいろ公開。「レシピブログ」でも連載中。

『ベビーブック』2012年12月号

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