新型コロナ感染防止により、緊急事態宣言が発令。臨時休校・休園を余儀なくされている小学生・乳幼児のいるご家庭322人に、HugKumでは緊急アンケート調査を実施しました。政府や地方自治体によって発表が異なる中、みなさんがどんなことにどのように思っているのか、グラフを用いてご紹介します。
実際に休校・休園を要請されている学校は、約7割
およそ7割のご家庭が完全休校・休園を余儀なくされているという結果になりました。
Q.お子さんの通う学童、保育園は休校・休園になっていますか?
HugKumでは、3月に休校・休園要請が発表されたときにもHugKumでは、アンケート調査をしましたが、その時も約7割が休校・休園という結果に。4月に入っても同じ状況であるということがアンケートの結果から伺えます。
休校・休園いつまでだと思う?
すでに自治体から発表されている地域もありますが、「5月末」と「GW明け」がほぼ同数で各3割、つまり5月中と回答された方が約6割という結果になりました。この結果は、5月いっぱいで収束してほしい気持ちの表れかもしれません。
Q.休校・休園はいつまでだと思いますか?
休校・休園が明けたとき、何が一番不安なのか
フリーアンサーで回答していただきました。不安は「ない」と回答された方もいらっしゃいましたが、不安は「ある」と回答された方が大半の結果に。主な回答は、「感染のリスク」「勉強の遅れ」「生活のリズム」などの声でした。心配がぬぐえない結果を紹介します。
Q.休校・休園が明けたときの不安はありますか?
・お友達との距離感や本当にもうコロナは大丈夫なのか。
・コロナが再度蔓延しないか 。
・1年間でしないといけない勉強は間に合う?
・勉強の遅れや、夏休みがどうなるか。
・生活リズムがすぐに戻らないのではないか。
・クラスが変わって新しい環境にすぐに慣れるかどうか心配です。
・まだ入園式もしていないので、すぐに生活に馴染めるか不安。
・園に行きたがらないのではないか。
・生活リズムが崩れてきているし、朝起きれるか不安。
・これまでにない事態なので想像がつかない。
・ストレスの反動などがあってイライラや友達とトラブルになったりしないか心配している。
・学校の行事がなくなりそう。
緊急事態宣言がGW明けで解除されるかどうかによって、休校・休園の要請も解除されるかもしれません。しかし、親御さんは早く学校や園に行ってほしいと願う一方で、休園・休校が明けた後の不安もかなり大きいということが分かりました。
今、子育て中のみなさんは、先の見えない不安がのしかかっていると思います。HugKumでは、今後も子育て中のご家庭へアンケート調査を行いその結果を記事化していき、みなさんがどのような不安や問題を抱えているのかを明確にお伝えしていきたいと思います。
文・構成/HugKum編集部