衣替えは何月にするの? 気温に合わせた適切なタイミングと収納のコツ

衣替えについて、何月ごろするべきか迷う人は少なくありません。ベストタイミングで衣替えできるよう、おおまかな時期と気温から、季節の変わり目を見極める方法について知っておきましょう。衣替えのポイントや上手に収納するコツについても解説します。

衣替えは何月から始める?

衣替えは何月に行うのがベストなのか、まずは一般的なタイミングについて確認しましょう。

秋冬服への衣替えは10月ごろ

秋冬服への衣替えは、地域差もありますが「10月ごろ」に済ませておくとよいでしょう。秋になり暑さが和らいできたと思うと、急に肌寒く感じる日も出てきます。それがだいたい10月ごろで、全国的に制服の衣替えが行われることが多い月です。

11月にはコートが必要なほど寒くなることがあるため、10月にはクローゼットの衣類を入れ替えておくことをおすすめします。

ただし、季節の変わり目は寒暖差が激しいため、日中は長袖だと暑く感じることもあるでしょう。早めに衣替えに取りかかるときは「2~3週間の移行期間」を取っておくと便利です。

数枚半袖を残し、朝晩には手早く羽織れるもので調整します。スーツも一気に衣替えするのではなく少しずつ入れ替え、暑い日にも寒い日にも対応できるようにしておきましょう。

春夏服への衣替えは6月ごろ

春夏服への衣替えは「6月ごろ」を目安にするとよいでしょう。春服は、地域によっては3月下旬~4月上旬ごろから少しずつ必要になりますが、梅雨が終わるまでは気温が上がらない日も珍しくありません。

梅雨が明けると夏本番となります。週間天気予報で1週間ほど先まで気温をチェックし、暑い日ばかりが続くようであれば、クローゼットを夏仕様に変えるタイミングです。寒暖差対策に残しておいた羽織り物も収納して大丈夫でしょう。

ただし、7月以降も肌寒い日が全くないわけではありません。冷房の効いたオフィスやスーパーの生鮮食品売り場などにいると、体が冷えてしまうこともあります。

そんなときには「通年着られるアウター」が便利です。薄手の春秋物のアウターを1枚用意しておき、いつでも対応できるよう、クローゼットに入れておきましょう。

最高気温や地域でタイミングに差がある

地域によって気候が違うため、衣替えに適したベストタイミングもそれぞれ異なります。衣替えの日を決めるときは、最高気温を参考にするとよいでしょう。

秋冬の最高気温の目安

「秋の最高気温は15~20℃くらい」です。天気のよい日中は汗ばむこともありますが、朝晩は風が冷たく感じるようになってきます。

衣替えのタイミングを逃すと、急に寒くなってから慌てて上着を探すはめになりかねません。半袖では肌寒いと感じることが増えてきたら、移行期間を取りつつ秋冬服へ衣替えを始めましょう。

最高気温が「15℃を下回る日が続いたら、本格的な冬の訪れ」です。厚手のニットやセーターはもちろん、天気によってはウールやダウンなど保温性に優れたアウターが必要になります。

春夏の最高気温の目安

「春の最高気温は、秋と同じく15~20℃」です。辺りに花が咲き始め景色が色づくと同時に、暖かな日差しが降り注ぎます。薄手の長袖や半袖でも過ごせるようになるため、厚手のコートやセーターはクリーニングに出す準備をしましょう。

焼け付くような日差しの日が増え、「最高気温が22℃を上回るようになったら夏服の出番」です。30℃を超える真夏日、35℃を超える猛暑日には、半袖やノースリーブだけではなく、紫外線カット対応の上着の出番も増えるでしょう。

北海道と沖縄県の衣替えの時期

夏もそれほど気温が上がらない北海道では、5月になってようやく15℃を超える日が増えてきます。真夏の期間も短いため、「夏服を出す時期は、他の地域より半月~1カ月遅れの6月下旬~7月」になっても問題ありません。

秋冬服への衣替えは反対に「半月~1カ月早めの9月」に行います。気温が低くなる時期が早く、9月の朝晩は寒くなり、10月に入ると一気に冷え込むためです。

最南にある沖縄県は、通年暖かい気候が特徴です。12~1月の時期でも最低気温が10℃以下になることはほとんどありません。真冬でも日中は20℃前後になるため、半袖の出番も多いでしょう。

とはいえ、北風が吹くと寒いため長袖は必要です。「冬服への衣替えは、11月初旬を目安に」行うことをおすすめします。

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衣替えをするときのポイント

衣類が収納しきれなかったり、出した衣類が傷んでいたりといったトラブルがあると、作業の手が度々ストップしてしまうでしょう。こうしたトラブルを未然に防ぐためのポイントを紹介します。

不要な衣類は処分する

定期的に衣類を見直して、収納に余裕を持たせたいものですが、普段はなかなか衣類全体に目を通すことはないでしょう。服が多過ぎると感じているならば、衣替えは衣類を整理するよい機会です。

全て収納してしまうのではなく「まだ着る服・もう着ない服に仕分けして、不要な衣類は処分」してしまいましょう。

選別のコツは、服を見てまた着たいと思うか思わないかすぐに決めることです。着たいと思わない服は、来シーズンになっても袖を通さないことがほとんどでしょう。その服を着た自分をすぐにイメージできないときは、手放したほうが収納の手間が省けます。

また、気に入っている服であっても、色あせ・ほつれ・染みなどの汚れがある場合は思い切って捨ててしまいましょう。捨てるのがしのびなければ、リサイクルショップなどに持ち込む方法もあります。

しまう前に洗濯をする

衣類の選別が済んだら「来シーズンも着る服は、きれいに洗濯してから収納」しましょう。一度でも着た服は、見えない皮脂汚れが付いている場合があります。

汚れが付着したまま収納してしまうと、変色や虫食いといった衣類を傷める原因になりかねません。

袖を通していない衣類も、気付かなかった染みなどがないか改めてチェックしておくと安心です。染みを見つけたら漂白し、家で洗えない素材の衣類はクリーニングを利用するとよいでしょう。

作業は晴れの日に行う

多くの衣類を洗濯する必要のある衣替えには「よく晴れた湿度の低い日」が適しています。洗濯物の乾きが早いため、手際よく作業を進められるでしょう。

また、オフシーズンの衣類収納スペースには湿気がこもりがちです。普段開け閉めしない場所には、湿気だけではなく汚れもたまります。

収納する前に、ほこりっぽい場所に掃除機をかけてすっきりさせておきましょう。なるべく衣類を傷ませないようにするには、収納ケースの中もから拭きして湿気を取り除いておくことが肝心です。

衣替えシーズンの6月・10月は、梅雨や台風など雨の多い時期でもあります。天気予報を活用し、少ない晴れ間を見逃さないようにしておきましょう。

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効率的に収納するコツ

家族全員分の衣替えを一気に行うのはなかなか骨の折れる作業です。衣替えの手間を減らすため、効率的に収納するコツについて知っておきましょう。

家族1人ずつ分けて管理する

収納ケースは、衣類の種類ごとではなく「1人1個程度の収納ケースで管理する」ことをおすすめします。収納できるスペースを定め、そこに入る分だけの衣類を残すというルールを明確にするためです。

全て収納できないときは選別して断捨離する必要があります。余分な服をため込まずに済むため、衣類の管理が楽になるでしょう。

また、家族ごとに収納ケースを分けておけば、次の衣替えもスムーズに行えます。全アイテムの把握がしやすく、子どもも自分で衣類を整理しやすくなるでしょう。

収納ケースは置く場所に合わせて選ぶ

まずは、オフシーズンの衣類をまとめた収納ケースを置く場所を決めます。置き場が決まったら、「収納場所に合った収納ケース」を選びましょう。

目線より下の安定した床の上に置く場合、しっかりした作りで重ねることもできる「引き出しタイプ」が便利です。深さのある大きいサイズでもよいため、1人に1個の衣類をまとめやすいというメリットがあります。

目線より上の棚や天袋に置く場合は、軽く柔らかな「布製のファスナータイプ」がおすすめです。取り出す際に落下してもけがの心配はありません。持ち上げるときの重量を考慮して、サイズは小さめにしておくとよいでしょう。

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衣替えは時期と気温で見極めよう

衣替えには適した時期があります。まめに週間天気予報をチェックして、計画的に衣替えの日取りを決めましょう。10日先くらいまでの気温が分かっていれば、衣替えのタイミングを逃さずに済みます。

また、1人につき決められたスペース内に収まる分の衣類だけ残すことが、コンパクトに収納するポイントです。

不要な衣類やダメージの大きい衣類は処分するかリサイクルに出し、収納スペースをすっきりさせましょう。

構成・文/HugKum編集部

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