女児向け特撮テレビドラマ『ガールズ×戦士シリーズ』の第3弾、ファントミこと『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』が、いよいよお茶の間からスクリーンへ。待望の劇場版は『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~』というタイトルで、全国のイオンシネマほかにて公開中です。
なんといっても、ファントミ4人が魅せる愛くるしい勇姿や歌唱
劇場版は、これまで「ガールズ×戦士」シリーズの監督および総監督を務めてきた三池崇史監督がメガホンをとっているので、アクションシーンにも期待がかかります。
ファントミ4人の個性が織りなすパフォーマンスに大興奮
4人が演じる「ファントミラージュ」とは、人々の“
mirage²としてのアーティストの顔も持つ彼女たちは、『
また、この4人のほか、『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』、『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』
脇を固める名バイプレイヤーの濃さもクセになる
『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~』は、ファントミラージュことファントミに、“イケてる監督”黒沢ピヨシから、映画のオファーが入ったところからスタートします。
すばらしい映画にしたいと意気込む4人でしたが、逆逆警察「サカサーマ」に見つかってしまい、黒沢監督が「イケナイヤー」(イケてない人)にされてしまいます!このピンチを、ファントミの4人がどう切り抜けて行くのでしょうか?
映画撮影でコスプレをするというのは想像していましたが、ファントミの4人が披露した可愛すぎるちょんまげ姿は、相当な破壊力がありました。変顔などもそうですが、愛らしさ、若さ、健気さという最強の要素を兼ね備えた4人の奮闘は、観ていて感動さえ覚えます。
脇も豪華な本作ですが、石田ニコル、黒石高大、ぺえ、関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)、斎藤工などのレギュラー陣によるディープな熱演も安定感抜群です。また、本作のキーマンとなる黒沢ピヨシ監督役の中尾明慶が、目や鼻をファイヤーさせたと思ったら、小浦一優(芋洗坂係長)が、破れたズボンのお尻をフリフリするなど、次から次へと笑いの伏兵も登場します。
全編通して笑いあり、興奮ありの“イケてる映画”に仕上がったのではないかと。テレビに続き、親子で観れば、きっと笑顔になれること、間違いなしです。
原作 タカラトミー・OLM 監督:三池崇史 出演:菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛、石井蘭、中尾明慶、石田ニコル、黒石高大、ぺえ、関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)…ほか
公式HP:http://phantomirage.jp/
文/山崎伸子