窓掃除のコツ、掃除の頻度と基本のやり方を解説|便利なアイテム3選もご紹介

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窓掃除は、ポイントを押さえるとグンと手間を省けます。長く放置してしまうと汚れがこびりついてしまうため、簡単にできる普段のお手入れ方法をマスターしておきましょう。きれいな仕上がりや時短掃除を叶える便利グッズも紹介します。

窓の汚れの正体とは?

「外の景色がクリアに見えない」と思ったら、窓に汚れがたまっているのかもしれません。窓を曇らせる原因とは、いったい何なのでしょうか?  汚れの正体について解説します。

掃除するのは窓・サッシ・網戸

窓の内側と外側で、汚れの原因が異なります。内側であれば、「手垢」が主な汚れでしょう。タバコを吸う人がいれば「ヤニ」も付く可能性があり、キッチンに近い窓には「油汚れ」もたまりやすくなります。

外側に付く汚れは、「砂」「ホコリ」「花粉」「黄砂」「排気ガス」などが考えられます。PM2.5と呼ばれる目に見えないほど小さな微粒子でも、蓄積すれば厚い汚れの層となるのです。

もちろん、見た目にはよくわからなくても、サッシや網戸も窓と同じように汚れています。窓掃除するときは、この3カ所を一気にきれいにしていきましょう。

掃除する頻度は?

窓掃除は、水回りや床掃除ほどしょっちゅう行わなくても大丈夫です。だいたい「1~2カ月に1度」のペースで、窓や網戸全体、サッシの目立つ汚れを取っておけば十分きれいな状態をキープできます。

また、「半年に1度」を目安に大掃除するのがおすすめです。タイミングとしては、花粉の飛散が落ち着く「6~7月」と結露によるカビ汚れのできやすい「12~1月」が適しているでしょう。

普段からまめに掃除しておくと、汚れがこびりつきにくくなります。大掃除のハードルを下げるためにも、日頃から窓掃除をする習慣をつけておきましょう。

覚えておきたい窓掃除のコツ

「今まで何も考えずに窓掃除をしていた」という人は、わざわざ掃除が大変な方法を選んでいるかもしれません。ここでは、窓掃除を楽にするタイミングと順番について紹介します。

曇りの日にするのがおすすめ

窓掃除に適しているのは「曇りの日」です。曇っている日は湿度が高く、水分によって窓に付いた汚れが落ちやすい状態になっています。同じ理由から「雨上がり」も、絶好の掃除タイミングです。

反対に、よく晴れた日には、直射日光によって窓の表面がカラカラに乾いてしまいます。汚れも固まってしまうため、曇りの日に比べると掃除が大変になりがちです。

また、日光によって汚れが視認しにくいデメリットもあります。晴れの日に掃除するのであれば、日差しの強くない「早朝」や「夕方」に行いましょう。比較的湿気も多い時間帯で、いったん表面を濡らせばしばらくは湿った状態で作業できます。

まずはサッシから始めよう

窓掃除は、「サッシ(窓枠の建材)」から始めるのがコツです。窓や網戸の汚れを落とすときは、「水」を使います。サッシにゴミが残った状態で上から水分が落ちてくると、こびりついて取りにくくなります。

サッシにたまった汚れは、まず「から拭き」や「掃除機」で大まかに掃除してしまったほうが楽でしょう。いきなりサッシに水気を含ませてしまうのも、汚れが粘土状に固まってしまい、かえって落としづらくなってしまいます。

砂やホコリなど、乾燥した状態で取れるものは先に取っておきましょう。から拭きが終わったら、いったん窓と網戸の掃除に移ります。汚れを含んだ水がサッシにたまるため、そこで改めてサッシも水拭きをして仕上げましょう。

窓ガラス掃除の方法

窓ガラスは、身近な道具だけで十分きれいにできます。しかし、「もっと楽に掃除したい」と思うこともあるでしょう。ここでは、基本の掃除の仕方や時短に使える掃除道具について紹介します。

ベーシックな新聞紙を使ったやり方

窓掃除には「新聞紙」があると便利です。新聞紙に使われる細かい繊維が汚れを絡めとり、インクの油分で窓がツヤツヤに仕上がります。まずは次の道具を用意しましょう。

・新聞紙
・水を入れたバケツ
・中性洗剤

新聞紙は、持ちやすい大きさに丸めておきます。汚れの度合いにもよりますが、窓1カ所につき水拭き用2~3個、から拭き用2~3個くらいの新聞紙ボールがあればOKです。

新聞紙を水で絞り、窓を上から順に「コの字」を描くように拭いていきます。中性洗剤を水で薄めたものを含ませれば、頑固な汚れも落ちやすくなるでしょう。最後に、から拭き用の新聞紙ボールで水気を拭き取れば、掃除終了です。

100均で買えるメラミンスポンジも便利

「内側の掃除には洗剤を使いたくない」という人もいるでしょう。特に子どもがいる家庭では、安全性を重視するケースが多いかもしれません。

洗剤を使わずに汚れを落としたいときに活躍するのが、「メラミンスポンジ」です。研磨剤のように汚れを削り取るように落とすのが特徴で、材質によっては使えない場所もありますが、窓ガラスは硬度が高いため問題なく使用できます。

ただし、フィルムが貼られた部分や、コーティング加工が施された窓に使用すると傷が残ることがあるため気を付けましょう。

汚れをがっつり落とすなら重曹やクエン酸

窓の汚れには、「アルカリ性」と「酸性の両方」があります。アルカリ性の汚れを落とすには酸性の洗剤が、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤が有効です。

どちらの汚れもがっつり落としたいときは、アルカリ性の「重曹」と酸性の「クエン酸」を用意しておきましょう。クエン酸は、除菌や黒カビ予防にも効果があります。

使い方はとても簡単です。重曹・クエン酸それぞれ、水200mlに対して小さじ1杯を溶かしたスプレーボトルを用意します。窓に吹きかけ5分ほど放置した後、雑巾で拭き取り掃除をしましょう。

拭き掃除に使う雑巾は、繊維が抜けにくい「マイクロファイバー」素材のものを使うと、よりきれいに仕上がります。繊維が極細のうえ凹凸があり、吸水性のよさとホコリをしっかり絡めとることから窓掃除にはぴったりです。

日頃の簡単掃除ならスクイジーで

窓掃除を手軽に行うなら、「スクイジー」があると便利でしょう。スクイジーとは、ブレード部分にゴムを取り付けたT型のワイパーです。ビルの窓清掃などで、よく使用されています。

窓全体に水をスプレーし、スクイジーで水気を切るだけという簡単さが魅力です。濡れ雑巾で拭いてから、から拭きで仕上げるよりも時短になるため、忙しいときの掃除に重宝します。

きれいに仕上げるコツは、「1列すべらせるごとに、スクイジーに付いた水気を拭き取っておくこと」です。このときも、水分を素早く吸収するマイクロファイバー素材が活躍します。

網戸とサッシの掃除方法

続いて、網戸とサッシの掃除方法について解説します。特に「掃除する順番」は、作業の手間に影響するので、正しい方法を頭に入れておくとよいでしょう。

網戸はワイパーが便利

網戸掃除では、「フロアワイパー」が活躍します。床で使うままの長さだと掃除しにくいため、柄を短くしておきましょう。

ウェットシートをワイパーにセットして、網戸の内側から外側の順で拭き上げます。ウェットシートは「凸凹のあるタイプ」を使うと、より効率よく汚れを落とせるでしょう。

掃除の間が空いてしまったときや汚れが目立つときは、市販の「網戸掃除用スプレー」なども併用するのがおすすめです。

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サッシは乾いた状態から始めよう

先でも紹介した通り、サッシ掃除はまず「乾燥した状態でから拭き」することから始めましょう。砂やホコリなど目立つ汚れをざっと取り除き、水気を使う掃除が終わってから水拭きで仕上げます。

隙間から汚れをかき出すときは、「ブラシ」などがあると便利です。大きめのものを選べば、広範囲を一気にきれいにできます。細かな部分は「つまようじ」や「使用済み歯ブラシ」などで対応しましょう。

頑固な汚れがあれば、中性洗剤を水で薄めたものをサッシに流して落とします。つまようじで太刀打ちできなければ、「わりばし」のような細くて硬いものの先端にウェットシートを巻き付けてこすり洗いするとよいでしょう。

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窓掃除に便利な道具おすすめ3選

「掃除したいとは思っても、いざとなると面倒…」という人も少なくないでしょう。窓掃除用にそろえておくと便利な道具を三つ紹介します。

窓ふきに便利 レック 激落ちクロス マイクロファイバー 10枚入


窓掃除は水気をきれいに拭き取らないと、跡が残ってかえって汚く見えてしまうことがあります。通常の雑巾で拭き取ると、繊維のクズが窓に残ってしまうこともあるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、「レック」の「激落ちクロス マイクロファイバー」です。抜群の吸水力で、ひと拭きしただけでピカピカの窓に仕上がります。

冬場の結露も、このクロスで簡単にお手入れ可能です。存分に掃除に使えるお手頃価格も、うれしいポイントでしょう。

窓の外側も一気にお掃除 アドフィールド 両面ガラスクリーナー


ほとんどの家では、掃除しなければいけない窓は1カ所だけではありません。家中に何枚も窓がある場合、1枚ごとに内側・外側の2面を掃除するため、けっこうな重労働といえます。

この手間を一気に半分にしてくれるのが、「アドフィールド」の「両面ガラスクリーナー」です。強力な磁石の付いた本体で窓ガラスを挟み、内側・外側を一気に拭き上げられます。

パッドには「窓ガラス用」と「網戸用」があり、これ一つあれば窓も網戸もこれまでの半分の時間で掃除できるでしょう。

網戸の掃除にも使える レック 激落ちくん キューブ 30個入


レック「激落ちくん キューブ」は、水を含ませてこするだけで驚くほど汚れが落ちると評判のメラミンスポンジです。先ほど窓掃除におすすめと紹介しましたが、メラミンスポンジは網戸掃除にも使用できます。

本品は4cm四方、厚さ2.9cmと、持ちやすく力を入れやすいサイズです。いろいろな場所に使えるため、すでに常備しているという人も少なくないでしょう。掃除後は捨てるだけで、道具のお手入れをする必要もありません。

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窓掃除で家の中まで明るくしよう

どのような場所でもいえることですが、汚れがたまってしまうと掃除が面倒になってしまうものです。とはいえ、窓や網戸を掃除せずにいると、入ってくる空気もカーテンも汚れてしまいます。

掃除を習慣にするために、便利な道具をそろえてしまうのも一つの方法です。まめに掃除しておくと汚れがこびりつきにくく、窓掃除自体がとても楽になります。いつも窓を曇りなくピカピカに磨き上げ、より明るく居心地のよい空間づくりをしましょう。

構成・文/HugKum編集部

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