大根を使った副菜のレシピ
【1】厚揚げと根菜の豆乳スープ
具材がゴロゴロ入ってヘルシー♪みそが味のアクセントに
◆材料
(2~3人分)
厚揚げ 1/2個
れんこん 1/2個
大根 3㎝長さ
グリーンピース 100g
だし汁 600㎖
みそ 大さじ1・1/2
豆乳 100㎖
◆作り方
【1】厚揚げは2㎝角に切ってキッチンペーパーで油を取っておく。れんこんと大根は皮をむいて1㎝角に切る。
【2】鍋に大根とれんこん、だし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして厚揚げを加えてさらに煮る。大根とれんこんに火が通ったらグリーンピースを入れて5分ほど煮てみそを溶かし入れる。最後に豆乳を加えてひと煮立ちさせる。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさんさん
料理家。料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や、人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2020年3月号
【2】鮭と大根の石狩風みそ汁
北海道名物,石狩鍋を毎日の食卓で手軽に楽しめるレシピ。じゃがいもやバターも加えて栄養とボリュームたっぷりに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
大根 長さ8cmの半分(100g)
にんじん 長さ6cmの半分(20g)
玉ねぎ 1/8個
じゃがいも 1/2個
生鮭 1と1/2切れ
【A】
だし汁 2と1/4カップ
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
【B】
みそ 大さじ2強
バター 小さじ1
豆乳 大さじ2
◆作り方
【1】大根、にんじんは長いままピーラーで薄くむく。玉ねぎは半分に切って薄切りに、じゃがいもは小さめの一口大に切る。
【2】鮭は皮と骨を除き、一口大に切る。
【3】鍋に【A】と玉ねぎ、じゃがいもを入れて熱し、沸騰したら大根、にんじんを加え、ふたをして弱火で煮る。野菜がやわらかくなったら【2】と【B】を加えて混ぜて、ひと煮する。
*だし汁は、できれば昆布だしがおすすめ。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。ブログ
『ベビーブック』2012年1月号
【3】わかめと切り干し大根入り卵焼き
人気メニューの卵焼きの中に、栄養たっぷりな具材を加えて。うまみを吸った切り干し大根がおいしい!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
卵 3個
わかめ(戻したもの) 20g
切り干し大根(乾) 5g
【A】
酒 大さじ1
砂糖 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
塩 少々
サラダ油 小さじ1/2
◆作り方
【1】切り干し大根は水で15分ほど戻して絞り、粗く刻む。わかめは1cm程度の大きさに切る。
【2】ボウルに卵を割りほぐし、【A】と【1】を混ぜる。
【3】卵焼き用のフライパンにサラダ油を熱し、【2】を一気に流し入れて大きくかき混ぜる。弱火にして半熟になったら端からクルクルと巻いて形を整えて焼く。粗熱がとれたら食べやすく切る。
*わかめが塩蔵の場合、塩は省いてもOK。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。11歳と6歳の女の子のママ。
『ベビーブック』2015年9月号
【4】スモークサーモンロール
拍子切りしたにんじんと大根をスモークサーモンでロール。手軽だけど紅白で見栄えのいい1品に。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
スモークサーモン 約5枚
にんじん 1cm角で長さ8cmの棒状×2本
大根 1cm角で長さ8cmの棒状×2本
すし酢 大さじ2
◆作り方
【1】にんじんはラップに包んで電子レンジ(600Wの場合)で50秒加熱する。大根とともにバットなどに並べて、すし酢をふり、途中で返しながら15分ほどおく。
【2】サーモンを重ねながら並べて横幅を8cmにし、手前に水気をふいた【1】を断面が市松模様になるように重ねて並べる。手前から巻いて、切り分ける。
教えてくれたのは
神みよ子さん
フードコーディネーター。編集プロダクション勤務、フリーランス編集者を経て、料理の世界へ。おいしく、楽しく、簡単なオリジナル料理をはじめ、キャラクターメニューの精巧さにも定評がある。
『ベビーブック』2011年1月号
【5】ひと口なます
おせちの時だけでなく、普段使いにも。ピーラーきゅうりの器ごとどうぞ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
大根 100g
にんじん 30g
塩 ひとつまみ
きゅうり 1本
【A】
酢 大さじ4
砂糖 大さじ2
だし 大さじ2
◆作り方
【1】大根とにんじんはしりしり器などでせん切りにし、塩を振る。水分が出たらしぼり、【A】に漬けて10分置く。
【2】きゅうりはピーラーでリボン状に切り、子ども用は長さを半分に切る。
【3】【2】のきゅうりで【1】を巻く。
◆ポイント
せん切りはあれば「しりしり器」を使うと、野菜がしんなりやわらかくなり、食べやすい。
教えてくれたのは
落合貴子さん
料理研究家、栄養士。1 男1 女を育てながら、大人も子どもも喜ぶ「おいしさ」「見た目」「食べやすさ」を工夫して、栄養バランスのよい料理を提案している。電子レンジの時短クッキングが得意。
『ベビーブック』2016年1月号
【6】ピーナッツなます
「紅白なます」にひと味、ピーナッツを加えることでコクが出ます。子供たちにも大好評。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
大根 1/4本
にんじん 1/4本
塩 小さじ1/4
酢 小さじ1
【A】
ピーナッツバター(甘味の少ないもの) 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ1/2
◆作り方
【1】大根とにんじんは太めのせん切りにし、塩をふってよくもむ。水気を絞り、酢を混ぜる。
【2】【A】を混ぜ合わせ、【1】の水気を絞って加え混ぜる。
教えてくれたのは
神みよ子さん
フードコーディネーター。編集プロダクション勤務、フリーランス編集者を経て、料理の世界へ。おいしく、楽しく、簡単なオリジナル料理をはじめ、キャラクターメニューの精巧さにも定評がある。
『ベビーブック』2011年1月号
【7】野菜のカレーピクルス
常備しておくと便利なピクルス。カレー粉を利かせれば、ほんのりスパイシーで食欲をそそります。
◆材料
(作りやすい分量)
大根 200g
にんじん 1本
カリフラワー 1/4個
パプリカ(赤) 1/2個
(野菜は合わせて400g)
しょうが 大1かけ
【A】
酢 3/4カップ
砂糖 3/4カップ
水 3/4カップ
塩 小さじ1
カレー粉 小さじ1
◆作り方
【1】大根、にんじんは皮をむいて4㎝長さの拍子木切りにする。カリフラワーは小房に分ける。パプリカはスティック状に切る。しょうがは薄切りにする。
【2】鍋に【A】を入れ、にんじん、カリフラワー、しょうがを入れて中火にかけ、煮立ったら大根とパプリカを加え、火を止める。
【3】耐熱容器に2を甘酢ごと入れ、ラップを甘酢に密着させて冷ます。
※にんじんやパプリカは、型抜きしてもよい。カレー粉は、入れなくてもよい。
◆ポイント
ラップを密着させると、上まで甘酢に浸って味がよくしみる。野菜は家にあるものでOK!
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。1歳の姪っ子から102歳の祖父まで、いっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号