新・一年生は4月が肝心! 現役の先生に聞いた、新学期に家でやってほしい「4つの柱」

新・1年生のお子さんは、この4月いよいよ入学となりましたね。1年生の担任経験が豊富な先生に、入学後、お子さんが学校にスムーズに慣れるための準備についてうかがいました。

①小学1年生は、ちゃんと話せると得することがいっぱい!

家庭での会話のしかたが大きなカギに

小学校生活にすぐ慣れる子もいれば、なかなか慣れない子もいます。その差はやはり会話力なのかなと感じます。

「先生、トイレ」「給食は?」など、とくに1年生は、単語だけで伝えようとする子が少なくありません。家庭では親が単語の先の言葉まで読み取ってくれるので、単語だけの会話が成り立つのでしょう。けれど、学校には先生や友だちなど、いろいろな人がいるので、単語だけでは言いたいことが伝わりません。

また、「どうしたの?」と声をかけても、何も答えず泣き続ける子もいます。家庭では親御さんが気持ちを察して対処することができるのだと思います。けれど、学校では、ただ泣くだけでは、どう対処すればよいかわからず、先生は困るばかりなのです。

学校では自分の意思を相手に伝えることが必要です。新学期を迎えるこの時期、家庭でトレーニングをしておきましょう。

察するのではなくきちんとたずねよう

子どもが「トイレ」などと、単語で話していたら、「トイレがどうしたの?」とたずね、「トイレに行きたい」と、単語の先まできちんと話せるように促しましょう。

また、子どもにたずねるときは、先回りして「ゼリーが好きよね」と親が決めるのではなく、「プリンとゼリーがあるけど、どっちが食べたい?」と、子どもに選択させる会話を心がけましょう。ちゃんと話せると、得することがいっぱい。友だちもすぐにできますし、先生にも覚えてもらえます。お世話をしてくれる6年生にもかわいがってもらえますよ。

②「小学校は楽しいよ!」と思える会話を心がけましょう

おうちの人の経験や思い出をたくさん話してあげて

家庭では、小学校の話をどのようにしていますか?

もし、あまり話していないようでしたら、「小学校は楽しいところ」だと想像できるようなお話を子どもにたくさんしてください。そのほうが、入学後もスムーズになじめるのではないかと思います。

とくに、おうちの人が小学校時代に経験したことや楽しかった思い出をたくさん話してあげてください。

例えば、お父さんが「1年生のとき、運動会で6年生のお兄さんとお姉さんがお世話してくれてうれしかったよ」などと実体験を話すことで、学校でどんなことをするのかが子どもに、より明確に伝わり、想像もしやすいと思います。

親子で学校の話をたくさんして、入学を楽しみに迎えましょう。

コロナ対策は学校に任せ家ではゆったりと!

今年は昨年に引き続き、コロナ禍で入学を迎えます。

親御さんは心配や不安もおありだとは思いますが、子どもに「コロナだから」とか「ちゃんと洗わないとコロナにかかってしまうわよ」というようなことは言わないようにしていただきたいのです。

学校では、徹底した消毒もさることながら、子どもたちにはマスクの付け方や手の洗い方、「密」にならない工夫など、細かく指導をしています。これらと同じことを家庭でもしてしまうと、子どもは疲れてしまいます。ですから、家庭では「気をつけようね」くらいにとどめておいて、もっとゆったりと過ごせるようにしてあげてくださいね。

慣らし期間中はどうやって過ごすの?

入学式の翌日から数週間は学校に慣れるまでの準備期間になります。学校での取り組みと家庭でのフォローについて紹介します。

家庭では:子どもの話をたくさん聞いてあげて!

子どもにとっては、毎日が初めての経験の連続です。子どもが帰宅したら、「どうだった?」と話をたくさん聞いてあげてください。また、愚痴なども出てくると思いますが、それも受け止めてあげてくださいね。

小学校では:学校生活の基本をすべて教えます!

校長室や図書室、保健室など校内見学をしたり、トイレの使い方や鉛筆の持ち方、ノートの使い方などを教えたりします。授業もしますが、一番の目的は授業中にずっと座っていられるように練習することです。

編集部おすすめ

関連記事