ピザーラコラボが話題!なぜ企業と? 『幼稚園』ふろく担当者に直撃!

『幼稚園』11月号は、話題の企業コラボふろく第三弾! ドキドキのピザ作りに挑戦!

9月号の『くら寿司』、10月号の『バンダイ』と続いた企業コラボふろくで話題沸騰中の『幼稚園』。第三弾となる11月号は『ピザーラ』とコラボ! ピザ大好きの息子たちはきっと大喜びするだろうなぁと思って、さっそく『幼稚園』11月号をゲットしました!

ふろく作りを担当するのは、工作大好きな小学一年生の長男。単に自分が早く遊びたいだけな気もしますが…、作ってくれるのは親としてはありがたいところです(笑)。

24枚あるピザを切り抜く以外はとくに時間がかかる工程もなく、あっという間に完成!

こうして並べてみると、とにかくピザがリアルで美味しそう! ピザの写真を見ながら次にピザーラを利用するときはどれを注文しようかなと考えてしまいます。

さっそく、次男がゲームに挑戦です。まず3枚のメニューカードから作るピザ選び、ゼンマイをセット。

兄弟でふろく作りの共同作業がめちゃくちゃ楽しそう!

しかしバラバラになったピザの中から正しいピザを選んで並べるのはなかなか大変。ゼンマイのジジジジという音にも焦らされます。「どれかな、どれかな~」と言っているうちに時間切れとなり、台がポンッとはねてピザがバラバラになると、「もーーーッ」と悔しがる次男。見かねた長男が参加して、2人で協力しながらなんとかクリア。「これ、めっちゃ楽しい!」とケラケラ笑いながら遊んでいました。

知育にもなるぺぱぷんたすの『くりりんぱブロック』も楽しい!

もうひとつの付録、ぺぱぷんたすの『くりりんぱブロック』も息子のツボにはまった様子。

長男が描いた顔と、次男が描いた顔が、グルグルグル。「なんでこんな風になるんだろ?」と不思議がりながら、次々に変わる顔を楽しんでいました。

 

企業コラボふろくの裏話とは…!? ふろく担当者を直撃!

企業コラボふろくがバズって完売が続いている『幼稚園』。ふろく担当の大泉高志さんに、企業コラボふろくの裏話をお聞きしました。

ーくら寿司、バンダイに続く第三弾はピザーラとの企業コラボふろく。これはまた話題になっていますが、どういういきさつでピザーラとコラボふろくを作ることになったのでしょうか。

大泉:お子さんはピザ好きですよね。そのピザで、何かふろくを作れないか、と考えまして。で、せっかくなら、本物のピザ屋さんのピザがモチーフになってると嬉しいかなと。そこで、CMなどでも知名度抜群なピザーラさんへ声をおかけしました。何も印刷していない、白い紙で作ったふろくを持参して、実際に遊んでいただきました。ご担当者さんに面白がっていただき、コラボが成立しました。

―なぜ、ゼンマイじかけにして、時間内にピザを完成させないと崩れるパズルにしたのですか。

大泉:宅配ピザは「○○分以内にお届け」みたいな、急ぐイメージがありますよね。時間の縛りをつけて、何か遊びを…と考えた結果、このようなカタチになりました。

―ピザの写真もすごく美味しそうです。

大泉:ピザの撮影は、ピザーラさん本社へうかがって行いました。テストキッチンで焼いていただいたピザを、次から次へと撮影しました。ピザは見た目が美味しそうなのはもちろん、とにかくいい匂いで。お腹が空いて仕方なかったです(笑)。

なぜ、雑誌のふろくをキャラクターでなく企業コラボにしたの?

―企業コラボのふろくの面白さはどこにあると思いますか。

大泉:リアルさ、です。ピザの場合、イラストを使うこともできましたが、写真のほうが本物っぽくて、楽しいかなと。ましてやそれが、有名なピザーラさんのピザだと、「CMで見るあれ!」と盛り上がれるかなと。

―企業コラボのふろくが反響を呼んでいることは、どのように感じてらっしゃいますか。

大泉:「ちょっとバズるかな?」くらいは思ってましたが、ここまでとは思いませんでした。新しいことをやると、ちゃんと見てくれるんだなと改めて感じました。

―今後どのような企業コラボふろくが登場する予定なのか教えてください。

大泉:1月号は某お菓子メーカーさん、2月号は某ゲーム会社さんとのコラボが決まっています。今後もみなさんご存知の、有名企業さんが続々登場します。

―それは楽しみですね。我が家の息子たちは、「ぺぱぷんたす」の「くるりんぱブロック」にもハマっていました。

大泉:無限にくるりんぱできて楽しいですよね。外から内、内から外と、くるりんぱする方向も2通りあって、印象が違うのも面白いところです。あと、のっぺらぼうなので、自分で顔を描いて初めて完成する、というのもポイントです。命を吹き込む、的な。

ふろく作りのアイデアは、四六時中そればかり考えること

―毎号、ユニークなふろくが付いていますが、アイディアはどうやって考えているのですか。

大泉:ずーっと考えてます(笑)。特に企業コラボが始まってからは、街を歩いていて、「スタバなら何ができるか」「郵便局なら何ができるか」と、お店を見るたびに考えてしまい、しんどいです(笑)。ただ企業さんとコラボするだけじゃなく、どんな遊びができるかが大事で。ピザならバラバラにする、とか。またこれを考えるのもしんどいですが(笑)。

―最後に、次号のふろくについて聞かせてください!

大泉:12月号は企業さんではないのですが、「おはスタ」さんとコラボで、「VRおえかき」というふろくを付けます。「VR」は、「バーチャルリアリティ」ではなく、「びっくり」の略です(笑)。付属の赤青ペンで絵を描いて、「VRゴーグル」で見ると、描いた絵が飛び出します。「VRゴーグル」は、「バーチャルリアリティ」のほうにそっくりなデザインです。かけるだけで、テンション上がりますよ。

「びっくり」ゴーグル! 描いた絵が飛び出すのも面白そうですね。ふろくについていろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

幼稚園

文/井上加織

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