映画をもっと楽しむためのおすすめの本をご紹介!大人向けの映画解説本から、子ども向け映画に関する本まで、家族で愛読できる書籍をピックアップしました。
大人は必読!映画がますます楽しくなる本
【1】 『みんなの映画100選』
名画100編のワンシーンを、イラストとセリフで解説していく一冊。
過去に観たことのあるワンシーンを懐かしく思い出したり、観たことがなくても「この続きが気になる!」というシーンに出会えたり、読んでいるうちに観たい映画が増えていきそうです。
どこからでも気軽に読めるので、家事の隙間時間のリフレッシュにもぴったりです。
【2】 『淀川長治のシネマトーク』
テレビ朝日系列で放送されていた『日曜洋画劇場』の解説を長年務めていた映画評論家、淀川長治さん。
そんな淀川さんが1989年から1999年にかけて雑誌『an・an』の連載で紹介した名画を、上下巻で196本厳選して紹介しています。
淀川さん独特の語り口と映画愛が感じられる一冊で、往年の名画に興味がある方にはぜひおすすめです。
【3】 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』
人気映画評論家である町山智浩さんが、8本の恋愛映画を徹底解剖する一冊。
『美女と野獣』『マリッジ・ストーリー』といったさまざまな恋愛映画を、豊富な知識をもとに深く解説しています。
恋愛についての映画は、人生についての映画だということを感じされられます。
【4】 『ベスト オブ 映画 欠席裁判』
人気映画評論家の町田智浩さんと柳下毅一郎さんによる、対談型の映画評論集。
映画への愛や豊富な映画知識に裏打ちされた辛口の映画批評で、マニアにも人気の一冊。誰もが知っているような『千と千尋の神隠し』や『スターウォーズ』『チャーリーズ・エンジェル』などの有名映画についても、新しい見方ができることを教えてくれます。
子どもにもおすすめ!学びにもつながる映画の本
【1】 『「こどもと映画」を考える 13才までに見せたい名作映画50』
子どものいる家庭や映画ファンに向けた、いわば「子どもと映画のガイドブック」。
映画関係者へのインタビューで、映画や映像教育の意義や課題をまとめた第一章と、映画教育をめぐるさまざまな取り組みを紹介する第二章、子どもたちに見せたい映画50作品を紹介する第三章の三部構成で、子どもと映画をつないでくれる一冊です。
【2】 『映画ってどうやってつくるの?』
「映画はどんなところで、どんなふうにつくられるの?」「撮影現場ではどんなことをしているの?」など、子どもが映画に抱くさまざまな疑問に、かわいらしいイラストで答えてくれる一冊。
映画の撮影現場の様子を知ることができる見開きページなどもあり、大人も興味津々になること間違いなしです。
【3】 『ディズニー 映画の世界を旅する』
子どもが大好きなディズニー映画。そのディズニーの世界観を感じられる世界中のスポットを、独自の考察で集めた一冊です。
『アナと雪の女王』のエルサが作りあげた氷の宮殿や、『美女と野獣』のベルが暮らす美しい村など、「こんな世界が本当にあるんだ!」と子どもと一緒にワクワク楽しむことができます。
一味変わった映画の楽しみ方が知れる!おすすめの本
【1】 『366日 映画の名言』
古今東西さまざな映画の名言を、「一日一セリフ」として紹介していく一冊。
『未知との遭遇』『男はつらいよ』のような誰もが知る名作から、『カンフー・パンダ』『クレヨンしんちゃん』のような子供向け映画まで、幅広いジャンルの映画に込められた名言が楽しめるのが魅力です。
好きな映画のセリフを探すのはもちろん、日付からセリフを探すなど、いろいろな楽しみ方ができます。
【2】 『ときめくフレーズ、きらめくシネマ』
映画字幕翻訳の第一人者、戸田奈津子さんが100本の映画から日常にも使えそうな100のフレーズをピックアップ。
映画だらか学べる、英語独特の表現なども丁寧に解説されているのがポイントです。さらに、その映画のあらすじや見どころなども紹介されており、英語を学びながら映画も見たくなる一冊です。
【3】 『世界 夢の映画旅行』
『ティファニーで朝食を』『アメリ』『ラ・ラ・ランド』など、往年の名作から話題の新作まで、全55作品の映画の撮影地や舞台の風景を収録。
旅情をそそる風景が並び、眺めているだけでも旅行気分に。コロナ禍で旅行が難しい昨今、おうちで映画旅行気分を楽しむにはぴったりの一冊です。
おわりに
「家事に子育て、仕事も忙しく、ゆっくり映画を観る時間がない!」という方にも、隙間時間で読める映画本はおすすめです。
昔好きだった名作の理解がより深まったり、次に観たい作品が見つかることも。
名作映画は子どもの情操教育にももってこいなので、映画本をきっかけに、家族で映画に親しむ時間を作ってはいかがでしょうか。
文・構成/HugKum編集部