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テレビの子供への影響、どう考える?
まずは、ママ・パパ達は、子供がテレビを見ることの影響をどう思っているかをリサーチ。リアルな声がたくさん挙がってきました。
ママパパの考えは?
ママ・パパの考えには、メリットとデメリットの両方があるよう。だからこそ悩んでしまうんですよね。
テレビが子どもに与える影響とは
実際、テレビが子どもにどんな影響を与えるのかピックアップしました。
メリット:教育番組が見られる
テレビでは、動物の番組や、実験番組、子どもでも分かる知識クイズなど、生活や勉強の役に立つものもたくさんあります。録画をしたりなど、上手に活用すると飽きることなく、見すぎることなく知識を得ることができますよね。
メリット:情報が精査されている
昨今では、テレビよりも、YouTubeを多く見るという子も多いですよね。でもYouTubeの情報は、情報源がしっかりしてない限り、玉石混合。その点、テレビはほとんどの場合、たくさんの人をが目を通すことで、きちんとした安心できる情報を得られます。
デメリット:ブルーライトが目への影響を与える
ブルーライトは大人でも網膜細胞を痛めることがわかっています。まだ発達段階の子どもの目には心配。また、明るい画面を見続けることで、夜であっても脳が昼間と勘違いしていまい、昼夜逆転に繋がることも。
デメリット:睡眠などホルモンに影響を与える
テレビを見続けると、気持ちを落ち着かせるセロトニンや、眠さを引きこすメラトニンが足りなくなり、昼間に眠くなったり、興奮して落ち着かなくなったりという成長に関するデメリットも気になります。
子どものテレビ視聴時間はどれくらい?
実際に子どもにどのくらいのテレビを見せているか聞いてみました。他のおうちはどのくらい?とドキドキしてしまうママ・パパもいるのでは(笑)アンケートをお願いしたのは、3〜12歳のママ・パパ達。いちばんテレビとの付き合い方に悩む年齢ですよね。
Q.子どもに1日どれくらいテレビを見せていますか?
いちばん割合が多いのは、約40%のテレビ視聴1〜2時間未満。次は1時間未満。意外と少ない?いや多い?2時間以上見ている子は、1/3ほど。このくらいになると悩みのタネになってきそう。また、ちょっと気になるのは。スマホやタブレットの併用。こちらも入れるともっと数字が大きいのかも・・・。
子どものテレビ、理想的な視聴時間とは
では、グラフでの結果が分かったところで、子どものテレビの理想的にな視聴時間はどのくらいなのでしょう?
子どもとテレビの上手な付き合い方
子どもにテレビを全く見せないのは難しく、親ができることや、上手な見せ方、方法をまとめてみました。
子どもに見せる内容は大人が管理する
テレビには、教育的な内容や、興味を広げてくれるものなど子どもに見せたい番組もたくさんありますよね。そんな番組は、録画したり、機能があれば、番組が終わったら自動的に切れる設定など、上手に大人が管理しましょう。
目を休める
テレビを見ていると、どんどん前のめりになってしまうことも。大画面を近くで見ることにならないように定期的に声をかけましょう。また、視力を考えて、最低でも30分に1回、20秒以上遠くを見て目を休ませましょう。
食事の時は消す
食事の時間は、家族が揃ってテーブルを囲む貴重な時間。目の前の食事を味わって食べながら今日あったことなどをしゃべるとテレビがついていなくても気にならなくなるはず。
テレビを見すぎる子への対処法アイディア集
すでにテレビを見すぎていると悩んでいるおうちの、テレビとの付き合い方。他のおうちではどんなことを心がけているのか聞いてみました。
できるだけテレビをつけない生活をする
ついテレビはつけっぱなしになりがち。まずはテレビを見ないようなルール作りをしているよう。
つけっぱなしにしない
朝・夕の子供向け番組は見せて、それ以外は消すそう。また、ママも見たい番組があるけれど、と思うことも多々ありますよね(笑)そんな時には我慢せずに順番に見ようと決めたら、その間はおもちゃで遊ぶようになったという嬉しい効果も。
朝はテレビのボリュームを下げる
朝の学校の準備など。時間内にやるべきことがある場合には、ボリュームを極力下げるというのは、すぐに真似できそう。準備したらOKだよ、といえば、やることもスムーズですよね。
許可制にして子供に約束させる
子どもが見たい番組をチェックして、どこまで見ていいかを決めるというアイディア。親子で納得して決められるのはいいですね。
タイマーで自動で消える設定にする
テレビにタイマー機能がついているので活用してるというおうち。ブーイングは出るものの慣れてくれそうですね。
時計を置いて時間管理を身に着ける
その手があったか!というのが、テレビの横に時計を置くこと。常に時間を気にできるのはいいところですよね。
テレビはうまく活用して!
子どもとテレビの話には、悩む人も多く、デメリットが目立つように感じがち。でも、親がしっかり管理すれば、貴重な情報源が楽しいご娯楽アイテムになるはず。ぜひ上手に活用をしてみてくださいね。
文・構成/HugKum編集部