まだまだ続くコロナ禍で、東京都や沖縄で緊急事態宣言が発令されたり、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府でまん延防止等重点措置が継続されたりと、この夏もステイホームな日常が続きそうです。そんななか、待望のドラえもん映画最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の公開時期が2022年春に決定しました!ちなみに“宇宙小戦争”は“リトルスタ―ウォーズ”と読みます。
本作は、1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品でありながら、令和ならではのクリエイティブによってバージョンアップされた注目作となっています。
スケールアップされた3DCG の宇宙船に大興奮
本作は脚本が新しく書かれ、『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなどで知られるCGプロダクション・白組の協力のもと、アニメーションを超える演出もなされるなど、様々な面で進化を遂げています。
例えば、最新の技術を駆使した3DCG で描かれる宇宙船は、大スクリーンで観るに値する臨場感や没入感を生み出します。大きな宇宙の小さな星を舞台に、ドラえもんやのび太たちは、どんな大冒険を繰り広げるのでしょうか?
小さな宇宙人とのその故郷を救うため、ドラえもんたちが大奮闘
夏休みのある日、のび太が拾った小さなロケットの中から、手のひらサイズの宇宙人・パピが現れます。彼は宇宙の彼方にある小さな星・ピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れるために地球にやってきたと言います。
最初はパピのあまりの小ささに戸惑うドラえもんたちでしたが、ひみつ道具‟スモールライト”で自分たちの身体も小さくして一緒に遊ぶうちに、パピと次第に仲良くなっていきます。
ところが、パピを追って地球にやってきたクジラ型の宇宙戦艦が、パピを捉えるためにドラえもんやのび太たちを攻撃してきます!みんなを巻き込んでしまったことに責任を感じたパピは、1人で反乱軍に立ち向かおうとします。そんななか、ドラえもんたちは大切な友だちとその故郷を守るため、ピリカ星へと旅立ちます!
主題歌はOfficial髭男dismの「Universe」
小さな宇宙人の友だちを救おうと、広大な宇宙へと新たな大冒険に繰り出すドラえもんたち。本作の主題歌アーティストはOfficial髭男dismで、本作のために書き下ろされた主題歌「Universe」が、勇気あふれるドラえもんたちに優しく寄り添います。
本来は、2021年の春に公開予定だった本作だけに、きっと首を長くして待っていただいているファミリーも多いかと。でも、本作は期待を裏切らないクオリティーに仕上がっているので、どうか来年の春まで、その楽しみを取っておいてください。
原作:藤子・F・不二雄 監督:山口晋 脚本:佐藤大
声の出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一
公式HP:doraeiga.com/2021/
文/山崎伸子
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