アンケートは、『幼稚園2021年11月号』にて読者のママ・パパ850人から、ハガキとwebで回答をいただきました。
◆アンケートを実施したのは…
テレビや絵本のキャラクターといっしょに、思いきり遊んで学べる 『幼稚園』。心も体も頭もいままで以上に成長する4・5・6歳。あれもやりたい、これも知りたい、大きくふくらむ好奇心や感じる心を育てていく企画が満載の子ども向け雑誌です。
アンケートの質問内容は、(1)今年のクリスマスプレゼントの予算はどのくらいですか?(2)昨年のクリスマスプレゼントは、お子さんの要望をどのように調査し(サンタさんに伝え)ましたか? の2問です。 では、さっそくランキング発表です!
今年のクリスマスプレゼントの予算、結果発表!
1位は、5,001円~10,000円で、850人中477人(56.1%)という圧倒的な回答を集めました。クリスマスプレゼントにぴったりの商品が豊富にそろう価格帯が、5,000~10,000円なのでしょうか。年に一度のイベントなので、ふだんより少し奮発しての結果かもしれませんね。
2位が3,001円~5,000円で850人中253人(29.8%)。この価格帯の回答も全体の三分の一弱となかなかの割合です。大型玩具やメカニックな商品ではなく、女児好みの雑貨や文具関連などを選んだ方たちはこの価格帯に落ち着くようです。
プレゼントの要望をどう調査し(サンタさんに伝え)ましたか? ランキング発表!
7位 知人や親しい人に聞き出してもらった
「知人や親しい人に聞き出してもらった」」というこの回答は、850人中たったの1票(0.1%)でした。聞き出してもらえる親しい方、しかもお子さんが信頼する方が周りにいないとムリなので、人に頼むというこの作戦は、簡単そうで実行はなかなかむずかしいのかも。
6位 プレゼントはあげていない
プレゼントはあげていないという回答は、850人中8票(0.9%)でした。自分にとって必要なものを見極められるくらいの年齢になってからという事でしょうか。クリスマスの意味はそれぞれ。家族で過ごす聖夜は、プレゼントの有無とは関係なくかけがえのない時間ですよね。
5位 お店で子どもの反応を見た
お店で子どもの反応を見たという回答には、850人中32票(3.8%)が集まりました。続くwithコロナ暮らしの中で、今年は一緒にショッピングに行く機会も減っていたのではないでしょうか? 感染対策を最優先で、安全にプレゼントの下見に行きたいものですね。
4位 要望は調査せずサプライズにした
850人中40票(4.7%)要望は調査せず、サプライズにしたとの回答です。何がお子さんのハートに響くものかをあれこれ考えるのは、贈る側にもドキドキワクワク感が広がりそうです。
3位 日頃ほしがっているものを記憶していた
日頃欲しがっているものを記憶していたという方々は、ぐんと増え850人中135票(15.9%)で第3位です。お子さんが今、何を欲しがっているのかを興味を持って見守れば、日々の行動や会話から知ることができそうですね。
2位 サンタさんに手紙を書かせた
850人中197票(23.2%)を集めて2位は、「サンタさんに手紙を書かせた」でした。これは妙案ですね。一般財団法人 日本・フィンランドサンタクロース協会では、サンタさんとの往復書簡も楽しめる独自のしくみがあるようです。
1位 本人に直接聞いた
ダントツのトップは850人中422票(49.6%)の、「本人に直接聞いた」でした。何かとせわしない時期でもありますから、手っ取り早くて良いかも。「サンタさんに伝えておくね」のひとことで、お子さんも楽しみにクリスマスを待つことができますね。
その他の回答には、以下のような具体例が寄せられました。
「サンタさんにお願いする」「一緒に店に行って買った」「兄が欲しいものと同じものをあげた」「雑誌の懸賞ページを見せて」「七夕のように書いてツリーに飾った」「欲しがっているものが売ってなくて代わりのものを買ってきた」「欲しそうなものをと色々調べてよさそうなもの」。また、「習い事につかうものが高額だったのでそれをプレゼントにした」という例も。
子どものテンションが上がる行事のトップは「クリスマス」
HugKumが過去に行ったリサーチで、子どものテンションが上がる行事のトップは、「クリスマス」という結果が出ています。中でも「子どもの最大の関心は、自分の欲しいものがリクエスト通り届くのか」ということで、プレゼントは最大の関心事だそう。
いかにしてお子さんの要望を聞き出し、懐事情との折り合いをつけてサンタさんに伝えるか。気をもむところではありますが、クリスマスに喜ぶお子さんの顔を見れば、達成感も味わえそうです。Merry Christmas!
構成・文/橋本恵子