完熟バナナの活用にぴったりなレシピ
【1】バナナアイス
野菜がもつ自然な甘さでヘルシー味に。さっぱりとしているのでたくさん食べたくなるアイスクリーム。
◆材料
(作りやすい分量)
バナナ(充分に熟れたもの) 4本
生クリーム 200ml
砂糖 大さじ2
牛乳 100ml
◆作り方
【1】ボウルに生クリームと砂糖を入れ、泡立て器で8分立てにする。
【2】バナナはフォークでなめらかにつぶ す(ビニール袋に入れ、手でもみつぶ しても)。
【3】【1】に【2】と牛乳を加えて混ぜ、保存容器に入れて冷凍庫で冷やし固める。固まり始めたところで一度全体を混ぜ、空気を入れるとよりなめらかに仕上がる。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレス トランで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビで活躍。「育児の予習ゴハン会」を主宰するなど食育にも力を注ぐ。双子の男の子の母。
『ベビーブック』2016年5月号
【2】バナナ豆乳プリン
固めるだけでサッと作れ、甘みは抑えめ。素材の甘さをそれぞれ感じられます。
◆材料
(作りやすい分量)
豆乳 300cc
三温糖(または砂糖) 大さじ2
粉ゼラチン 5g
バナナ 1本(正味80g)
バナナの輪切り 適量
◆作り方
【1】小鍋に豆乳の半量と三温糖を入れて 混ぜながら火にかけ、鍋の縁にプツプ ツと泡が出てくるまで温めて火から下ろし、粉ゼラチンを加えて混ぜる。
【2】【1】に残りの豆乳を加えて混ぜ、ボウルに移して底を氷水につけ、ゴムベラでかき混ぜながら冷やす。
【3】とろみがついてきたら、フォークなどで潰したバナナをさっくりと混ぜる。 器に移し、上に輪切りのバナナをのせ、冷蔵庫で完全に冷やし固める。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。料理研究家のアシスタントを経て独 立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2016年9月号
【3】バナナヨーグルトアイス
生クリームとヨーグルトを固めるだけの簡単アイス。お好みのトッピングで楽しんで。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
バナナ 1本
プレーンヨーグルト 100cc
【A】
生クリーム 100cc
砂糖 大さじ3
◆作り方
【1】バナナはフォークなどで軽くつぶす。
【2】ボウルに【A】を入れて泡立て器でとろりとするまで泡立て、ヨーグルトと【1】を加えて混ぜる。
【3】密閉容器に移し、冷凍庫で5~6時間冷やし固める(途中で一度、フォークなどでざっくり混ぜるとよい)。
【4】スプーンなどですくって器に盛り、好みでバナナチップやクッキーを飾る。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れて、おいしくて、センスのいいレシピ が人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2015年7月号
焼きバナナのアレンジレシピ
【1】焼きバナナ
バナナは焼くと甘みも栄養の吸収もUP!ジューシーで柔らかく、焼いただけで贅沢なデザートのよう。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
バナナ 2本
バター 大さじ1
◆作り方
【1】バナナは皮をむいて、ひと口大に切る。
【2】フライパンにバターと【1】を入れて、中火で軽くこげ目がつくまで焼く。好みでミント(分量外)をのせる。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。北京家庭料理が評判となり、料理家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2017年6月号
【2】ピーナッツチョコバナナピザ
ピーナッツバターのほんのり塩味が効いたピザ。チョコバナナの甘さといいバランス感。
◆材料
(1/3枚分)
ピザ生地 1/3枚
ピーナッツバター(粒タイプ) 大さじ1
バナナ 1/3本
チョコレートシロップ 適量
※ピザ生地は1/3枚分を好きな形にのばし、下焼きして使います。残りの生地は下焼きして冷凍保存しても。
◆作り方
【1】ピザ生地にピーナッツバターを塗り、5mm幅の輪切りにしたバナナを並べる。
【2】220~230℃のオーブンで7~8分焼き、チョコレートシロップをかける。
教えてくれたのは
飛石なぎささん
3人のお子さんのママ。個人でギャラリーも経営しており、その忙しい生活から生まれた、簡単で、パパッと作れて、子どもが喜ぶレシピが人気。
『めばえ』2013年12月号
【3】いちごとバナナのクリームチーズのキッシュ風グラタン
旬の果物がいっぱいで、デザートみたい♪ 温かいうちに食べるととってもおいしく、冷やしてデザートとしても。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
いちご 小20個
バナナ 1本
キウイ 1個
みかん 1個
クリームチーズ 20g
【卵液】
牛乳 1/2カップ
生クリーム 1/4カップ
卵 2個
砂糖 50g
◆作り方
【1】いちごはへたを切る。バナナは輪切りに、キウイは半月切りにする。みかんは皮をむいて小房に分ける。
【2】耐熱皿に【1】のフルーツを並べ、よく混ぜた卵液を流し入れて、クリームチーズをちぎって散らす。アルミホイルをかけてオーブントースターで12分ほど焼く。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&ヘルシー&おいしいメニューが評判で、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。1男1女のパパとして、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2017年2月号
ホットケーキミックス(HM)×バナナレシピ
【1】チョコバナナカップケーキ
ココア色のケーキトップに白のチョコペンで自由にお絵かき!イベントごとにイラストを変えてみて!
◆材料
(径7cmのマフィン型8個分)
卵 1個
砂糖 50g
牛乳 100cc
食塩不使用バター 50g
バナナ 1本(80g)
ホットケーキミックス 150g
ココアパウダー 大さじ2
【A】
チョコペン(白)、チョコレート(タブレット、円錐形)、アラザン、カラーシュガー 各適量
◆作り方
【1】ボウルに卵を入れてほぐし、砂糖、牛乳を加えて泡立て器でよく混ぜる。バナナをちぎりながら加えてフォークで細かく崩す。
【2】ホットケーキミックスを加え、耐熱容器に入れて電子レンジで1分加熱(600Wの場合)したバターを加えて混ぜる。ココアを茶こしでふるいながら加えてゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。
【3】マフィン型にグラシン紙を敷き、【2】を等分に七分目くらいまで入れる。180℃のオーブンで20分焼いて型から取り出し、冷ます。
【4】【A】のチョコペンは40℃の湯せんで溶かし、他の材料とともに【3】にデコレーションする。
◆ポイント
クモの巣は、五角形を外側から描いていくと、バランスが良くなります。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさ、楽しさにもこだわったオリジナル料理が人気。キャラクターやモチーフデザインのセンスにも定評がある。一男一女の母。
『めばえ』2017年10月号
【2】プチポップ オーバー
卵を使ってプリン !とした生地に仕上げるのがコツ。
◆材料
(8個分)
ホットケーキミックス 80g
バター(食塩不使用) 50g
水 1/2カップ
溶き卵 2個分
好みのアイスクリーム・いちご・バナナ 各適量
◆作り方
【1】バターは1cm角に切り、直径18cmほどの 鍋に入れて水を加え、強火にかける。煮立っ たらサッと混ぜて溶かす。
【2】火を止め、すぐにホットケーキミックスを 加えて混ぜる。粉っぽさがなくなったら火を つけ、中火で1分ほど混ぜ、鍋底に薄く膜ができたら火を止める。
【3】【2】に溶き卵を3~4回に分けて加え、その つどなじむまでよく混ぜる。絞り出し袋に入れ、 アルミホイルを三重に敷いたオーブントース ターの天板に、直径4~5cm、高さ4~5cm を目安にこんもりと8個絞り出す。
【4】オーブントースターを4~5分予熱し、【3】 を入れて6~7分、アルミホイルをかぶせて 20~25分焼く。取り出して冷まし、横半分 に切り、アイスクリームやフルーツを挟む。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネー ター、料理研究家。「お いしくて、作りやすい家 庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビなどで活躍中。
『ベビーブック』2016年2月号
フライパンで作るバナナレシピ
【1】フルーツクレープ
季節のフルーツをたっぷり使って。休日のゆっくりとした時間を見計らって、親子でおやつ作りにトライ!
◆材料
(直径18cm×6~7枚分)
【A】
小麦粉 50g
砂糖 5g
塩 ひとつまみ
卵 1個
バター(溶かしたもの) 15g
牛乳 125cc
バター 適量
ホイップクリーム 適量
バナナ、カットメロン、ブルーベリー 各適量
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れて泡立て器で混ぜ、卵を加え、粉がダマにならないように手早くグルグル混ぜる。滑らかになったら、人肌に温めた牛乳を加えてさらに混ぜる。
【2】【1】に溶かしたバターを加えて混ぜ、ラップをかけて涼しい場所(約18℃)に30分おく。
【3】直径20~22cmのフライパンを熱してバターを薄く塗り、【2】をお玉1杯弱くらい流し入れて焼く。取り出して次々と重ねて冷ます。
【4】バナナを切り、【3】の生地にホイップクリームを絞り、メロンやブルーベリーなどと一緒に包む。
◆ポイント
切る:★★☆
バナナの皮をむき、テーブルナイフで切ります。できれば5mm~1cm幅に、難しければ厚めでも大丈夫です。
絞る:★☆☆
市販のホイップクリームを絞ります。達成感があるせいか、子どもが喜んでやる作業ですね。
包む:★★☆
好きなフルーツをのせ、半分に折って、さらに半分に折って4つ折りにします。できれば円筒形に包んでも。
※星印は難易度1~3を表しています(★1つが比較的容易)。子どもの成長に合わせ、お手伝いをさせるときの目安にしてください。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年7月号