子どもの泣き声に耐えられないのは当然!その理由は…
寝かしつけ改善やねんねトレーニング指導などを行っていると「泣き声がダメなんです」「頭に血が昇っちゃうんです。ダメですよね…」などのご相談をよくいただくという、乳幼児睡眠コンサルタント(CISA/米国IPHI資格)のねんねママさん。
赤ちゃんの泣き声に頭に血が昇っちゃうのは、ダメなんでしょうか?
赤ちゃんの泣き声は想像以上に大きいものです。もちろん個人差はありますが、泣き声の大きい赤ちゃんの声は80dB以上とも言われています。80dBとはパチンコ店の店内くらいの音量です。
別の海外の研究では、とある子の泣き声は120デシベルを記録したということも発表されています。120dBとは飛行機のエンジンの近くの音に相当します。
なんと、赤ちゃんの泣き声は、日常生活の音と比べてもずっと大きい音だったのです。泣き声にイライライしてしまうのは、おかしいことではなく、当然のことだとわかって少しホッとしますね。
ねんね上手になるためには、泣かせる必要がある?ない?
赤ちゃんを泣かせたままにするなんてできない!というママも多いはず。
耐えられないほどの赤ちゃんの泣き声を放っておいてよいのでしょうか?
寝かしつけについて調べていると、「泣いてもすぐに駆けつけないようにしましょう」「泣いてもしばらく見守ってあげましょう」という情報がたくさん出てきます。
すると「泣かせなくてはいけないのに耐えられない私はダメだ」という思考に至ってしまいがちなのですが、決してそんなことはありません。なるべく泣かせないようにするアプローチのねんねトレーニングも存在しますし、ほとんど泣かせることなくねんねを上達させていくことだって可能です。
ただ、赤ちゃんが泣いている=すぐに駆けつけて対応しなくてはいけない、というわけではないので、もし自分の用事もなにもかも投げ打ってすぐに駆けつけている自覚がある方がいらっしゃれば、赤ちゃんを安全なところにおいて先に自分のトイレを済ませるくらいはご自身を優先してくださいね。
泣かせるアプローチもあれば、泣かせないアプローチもあるねんねトレーニング。どちらの場合も「耐えられない私はダメだ」など、自分を責める必要もなく、○○しなくてはいけないと思い込む必要もないようですね。これも気持ちが楽になるお話です。
寝つきを妨げる環境例を知っておこう
ねんねママさんが、提案してくれているのが、寝かしつけの環境づくりです。寝泣き声をできるだけ聞きたくないけれど、ねんねは上手になってほしい…という場合にまず取り組んでみてください。
寝つきを妨げる環境例はこちら。
- ・部屋が明るい
- ・視界に光るものがある(豆電球や家電の電源ランプ含め)
- ・テレビやスマホなどの画面がついている
- ・暑い(赤ちゃんは大人よりも1枚少なめに着せるのが目安)
- ・蒸している(湿度は40-60%が理想)
- ・服装が窮屈(スタイは外しましょう)
整った環境を用意するところから、まずは初めてみるのもいいかもしれませんね!
数ヶ月単位で時間はかかっても、泣かせずにねんね改善は確実にしていくことができるそうなので、寝かしつけに悩んでいるママ・パパはぜひ参考にしてみてください。
もっと詳しく読みたい方はぎゅってWebの「子どもの泣き声に耐えられない!頭に血が昇ってしまう人にもできる【寝かしつけ改善法】」へ!
ねんねママさんは、この記事以外にも「完母でも夜通し寝て欲しい!ミルクを使わずぐっすり寝かしつけるための2ステップ」など、寝かしつけに役立つ記事をぎゅってWebで発信しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
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◆この記事を書いたのは
HugKum編集部 T子(2児の母)
梅雨のシーズンがやってきました。子どもたちがあちこちに傘を忘れてくるので専用の傘を買ってあげるのをやめました。代わりにビニール傘を持たせているのですが、なぜかビニール傘はちゃんと大事に持ち帰ってくるんです…なぜ?!