疲労回復や消化促進効果もあるカレー粉。子供に人気のカレーうどん、カレーピラフ、おかず、じゃがいも・鶏肉と一緒に…などのアレンジレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から25品厳選しました!
目次
カレー粉を使ったカレーうどんレシピ
【1】カレー豆乳うどん
純和風なうどんの具在はカレーとあわせてもよく合います。マイルドな豆乳の甘味も絶妙です!
◆材料
(3人分)
【A】
めんつゆ(3倍希釈) 150ml
水 700ml
わけぎ 60g
しめじ 100g
油揚げ 2枚
豆乳 250ml
カレー粉 小さじ1
冷凍うどん 80g×3玉
◆作り方
【1】鍋で【A】を温めて、1cm幅に切ったわけぎ、ほぐしたしめじ、1cm角に切った油揚げを加えて中火で3分ほど煮る。
【2】豆乳、カレー粉、冷凍うどんを加えて温める。うどんがほぐれたら器に盛り付ける。
教えてくれたのは
牛尾理恵さん
うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。
『めばえ』2018年2月号
【2】チキンココナッツカレーうどん
ココナッツミルク、クミンでほんのりエスニック風に。辛みはなく、風味だけなので子供でもおいしく食べられます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏ひき肉 200g
【A】
玉ねぎのすりおろし 1/6個分
塩 小さじ1
カレー粉 小さじ1
クミンパウダー 小さじ1
ココナッツミルク 1と1/2カップ
赤パプリカ 1個
ゆでうどん 3玉
◆作り方
【1】パプリカは横に細切りにする。
【2】鍋にひき肉と【A】、【1】を入れ、混ぜて火にかけ、煮立ったら中火で5~6分煮る。
【3】うどんをサッとゆでて湯をきり、器に盛る。【2】をかける。
*ココナッツミルクは同量の牛乳または豆乳に替えても。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2014年9月号
【3】豆乳カレーうどん
かぼちゃと豆乳でまろやかに仕上げた、子供でも食べやすいカレーうどん。麺の長さを半分に切るとより食べやすくなり、食事がスムーズに進みます。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 1/8個
いんげん 6本
玉ねぎ 1/2個
ゆでうどん 3玉
サラダ油 大さじ1
カレー粉 少々
豆乳 500cc
塩 小さじ1と1/2
◆作り方
【1】かぼちゃは1cm角に、玉ねぎは縦に薄切りに、いんげんは長さ1cmに切る。うどんは半分の長さに切る。
【2】鍋にサラダ油を中火で熱し、かぼちゃと玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたら、カレー粉を加えてサッと炒め、豆乳を加える。かぼちゃがやわらかくなったら、うどん、いんげん、塩を加えて煮立たない程度に温める。
教えてくれたのは
鈴木 薫さん
シンプルでおいしい実用的なレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2013年7月号
カレー粉で作るカレーレシピ
【1】豚しゃぶトッピングカレー
手作りルーはカレー粉、トマトケチャップや中濃ソースやはちみつなど家庭の調味料を加えて味わい深く。対照的に具材の肉と野菜はサッとゆでて散らしただけ。絶妙なバランスに子供も大人も満足な一品に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚しゃぶしゃぶ用肉 200g
玉ねぎ 1個
じゃがいも 2個
トマト 1個
黄パプリカ 1/2個
オクラ 4本
【A】
カレー粉 大さじ1/2
小麦粉 大さじ3
顆粒スープの素 小さじ1
トマトケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ2
はちみつ 小さじ1~2
【B】
バター 30g
にんにくのすりおろし 小さじ1
塩 小さじ1/2
ご飯 茶碗3杯
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。
◆作り方
【1】玉ねぎはみじん切り、じゃがいもは2cm角程度に切る。トマトは2cm角に切り、黄パプリカは好みの型で抜く。オクラは小口切りにする。
【2】鍋に【B】を入れて中火で熱し、玉ねぎとじゃがいもを加えて炒め、しんなりしたら【A】を順に加えてそのつど炒める。水3カップを加えて全体を混ぜ、ふたをずらしてのせて10分ほど煮る。塩で味を調える。
【3】鍋に湯を沸かし、オクラとパプリカをサッとゆでて水にとり、オクラは小口切りにする。同じ湯で豚肉をサッとゆでる。
【4】器にご飯と【2】を盛り、【3】とトマトを散らす。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2015年7月号
【2】鶏ひき肉のカレーとナン
冷めてもおいしいカレーは温める手間いらずで、持ち寄りパーティにぴったり! 不足しがちな野菜の補給にも◎。
◆材料
●カレーの材料(4人分)
鶏胸ひき肉 200g
じゃがいも(中) 2個
にんじん 1本
野菜ジュース 200ml
玉ねぎ(みじん切り) 1個分
カレー粉 大さじ2
しょう油 大さじ4
オリーブオイル 大さじ3
●ナンの材料(小サイズ4枚分)
【A】
強力粉 200g
オリーブオイル 50ml
水 80ml
ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
塩 ひとつまみ
バター 少々
◆作り方
●カレー
【1】じゃがいもは皮をむいて1cm角、にんじんは皮付きで5mm角に切る。
【2】フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、鶏胸ひき肉を入れて強火で加熱する。玉ねぎが透明になったら、【1】を入れてさっと炒め、しょう油、カレー粉を入れ混ぜる。野菜ジュースを入れて中火で野菜に火が通るまで煮込む。
●ナン
【1】【A】をボウルに入れて手でこね、ひと塊になったらポリ袋に入れて20分ほど寝かせておく。
【2】【1】を4等分して、麺棒で長さ15cm程度に平らに伸ばす。(手に生地がつきやすい時は、打ち粉をする)
【3】熱したフライパンに【2】を入れ、中火で両面をこんがり焼いて取り出し、表面にバターを塗る。粗熱が取れたら、温かいうちにポリ袋に入れ、冷めたら口を結んで持ち運ぶ。
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
【3】焼きカレードリア
かぼちゃの甘みを加えたカレーが新しい。チーズを載せて焼くだけでカレーがドリアになって、いつもと違う味わいに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚ひき肉 250g
玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/3本
かぼちゃ 1/8個
サラダ油 大さじ1
【A】
小麦粉 大さじ1
カレー粉 小さじ2
水 150cc
【B】
トマトケチャップ 大さじ2
塩 少々
ピザ用チーズ 大さじ6
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】玉ねぎはみじん切り、にんじんは5mm角、かぼちゃは1cm角に切る。
【2】フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎとにんじんを炒め、玉ねぎに色がついたら、ひき肉を加えて炒める。肉の色が変わ ったら【A】を加えて炒め、香りが立 ったらかぼちゃと水を加え、【B】で調味し、汁けがなくなるまで煮詰める。
【3】耐熱容器にご飯を敷き、【2】のカレーをかけて、チーズを散らす。温めておいたオーブント ースターで10分ほど焼く。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2014年4月号
カレー粉を使ったおかずレシピ
【1】カレー風味シシカバブ
刻んだ野菜を混ぜ込んでエスニック仕上げ。お肉に入った野菜なら、子供もペロリと食べられます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚ひき肉 200g
カレー粉 小さじ1
塩 小さじ1/3
にんじん 1/3本
アスパラガス 3本
オリーブ油 大さじ1
◆作り方
【1】にんじんはみじん切りにして、ラ ップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱する。
【2】【A】と【1】を合わせて粘りが出るまで混ぜ、アスパラガスに棒状に貼りつける。
【3】フライパンにオリーブ油を熱し、【2】を転がしながら焼き、食べやすい大きさに切る。
*ミニトマトを添えても。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。一女の母。
『めばえ』2014年9月号
【2】めかじきのカレーチーズ風味ピカタ
魚が苦手…そんな子供には、臭みを消して、形をアレンジ!ポテトスナックみたいな見かけに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
めかじき 3切れ
塩・こしょう・小麦粉 各適量
【A】
卵 1個
カレー粉 小さじ1/2
粉チーズ 小さじ1
オリーブ油 小さじ2
トマトケチャップ 適量
◆作り方
【1】めかじきはスティック状に切り、塩、こしょう、小麦粉の順にまぶす。
【2】混ぜ合わせた【A】に【1】をくぐらせ、オリーブ油を熱したフライパンで全面をよく焼く。
【3】器に盛り、ケチャップを添える。
*お好みでペーパーを巻いても。
教えてくれたのは
阪下 千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年4月号
【3】カレー風味のかぼちゃサラダ
甘いかぼちゃのペーストに、カレーの香辛料、マヨネーズの酸味が味わいを深めます。きゅうり、コーン、枝豆も加えて食感の良いサラダです
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かぼちゃ 1/4個(350g)
きゅうり 1/2本
枝豆(ゆで・さやなし) 1/4カップ
とうもろこし(ゆで・実) 1/2本(70~80g)
鶏ひき肉 100g
塩 少々
【A】
カレー粉 小さじ1/2~1
マヨネーズ 大さじ4~5
塩 少々
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。
◆作り方
【1】かぼちゃは種を除き、ラップをかけて電子レンジ(600W)で7分加熱する。粗熱がとれたら皮を除いてつぶす。
【2】きゅうりは小口切りにする。ひき肉は耐熱容器に入れ、塩をふってラ ップをかけ、電子レンジで1分50秒加熱し、フォークでほぐす。
【3】【1】に【2】、枝豆、とうもろこし、【A】を加えて混ぜる。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2015年7月号
【4】かじきのコーンフレーク揚げ
スティック状だから手づかみで食べやすい! カレー風味が食欲をそそります。コーンフレークのサクサク食感がたちに大人気!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かじきまぐろ 2枚(200g)
【A】
カレー粉 小さじ1/2
塩 少々
【B】
小麦粉 大さじ3
水 大さじ3
コーンフレーク(プレーン) 1と1/2カップ
揚げ油 適量
◆作り方
【1】かじきは1cm幅で横に切り、【A】で下味をつける。
【2】【1】に混ぜ合わせた【B】をからめ、手で砕いたコーンフレークをまぶす。
【3】フライパンに油を2cm高さに入れて中温で熱し、【2】を加えてカリッと揚げる。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2018年3月号
じゃがいもと一緒に|カレー粉を使ったレシピ
【1】スティックサモサ
ツナと野菜をワンタンの皮で巻いて、インドの定番料理・サモサを簡単アレンジ! スティック状にしてさらに食べやすくしました。
◆材料
(作りやすい分量)
じゃがいも 1個(120g)
枝豆(ゆで・さやなし) 1/4カップ
とうもろこし(ゆで・実) 大さじ3~4
ツナ(缶詰) 小1缶
ワンタンの皮(9×9cm) 20~22枚
にんにくのみじん切り 小さじ1/2
サラダ油 適量
【A】
カレー粉 小さじ1/2
トマトケチャップ 小さじ1/2
マヨネーズ 小さじ1/2
塩 少々
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。
◆作り方
【1】じゃがいもは洗って、皮つきのままラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱する。粗熱がとれたら、皮をむいてつぶす。
【2】フライパンにサラダ油とにんにくを中火で熱し、枝豆、とうもろこし、ツナを缶汁ごと加えて炒める。【A】で調味して【1】に加え、よく混ぜる。
【3】ワンタンの皮に【2】を等分してのせ、棒状に包み、巻き終わりを水で留める。
【4】フライパンにサラダ油を多めに入れ、【3】を揚げ焼きにする。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2015年7月号
カレー粉を使ったアレンジレシピ
【1】野菜のカレーピクルス
子供でも食べられる、ほんのりスパイシーなピクルス。色がキレイで、形もかわいく、これだけでたくさんの野菜が摂れるので、毎日の食卓のプラス1品としても使いやすい。
◆材料
(作りやすい分量)
大根 200g
にんじん 1本
カリフラワー 1/4個
パプリカ(赤) 1/2個
(野菜は合わせて400g)
しょうが 大1かけ
【A】
酢 3/4カップ
砂糖 3/4カップ
水 3/4カップ
塩 小さじ1
カレー粉 小さじ1
◆作り方
【1】大根、にんじんは皮をむいて4㎝長さの拍子木切りにする。カリフラワーは小房に分ける。パプリカはスティック状に切る。しょうがは薄切りにする。
【2】鍋に【A】を入れ、にんじん、カリフラワー、しょうがを入れて中火にかけ、煮立ったら大根とパプリカを加え、火を止める。
【3】耐熱容器に2を甘酢ごと入れ、ラップを甘酢に密着させて冷ます。
※にんじんやパプリカは、型抜きしてもよい。カレー粉は、入れなくてもよい。
◆ポイント
ラップを密着させると、上まで甘酢に浸って味がよくしみる。野菜は家にあるものでOK!
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号
【2】カレーチキンのセルフサンド
彩が良くピクニックやパーティーのもてなし料理としても喜ばれそうな一品。自分でパンにくるっと巻いて、オリジナルサンドを召し上がれ♪
◆材料
(6人分目安)
鶏もも肉 小2枚(400g)
【A】
塩、粗びき黒こしょう 各少々
カレー粉 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1
【B】
しょうゆ 大さじ1と1/2
はちみつ 大さじ1と1/2
サンドイッチ用食パン 18枚
きゅうり 1本
サラダ菜 7~8枚
トレビス(なければレタス) 2~3枚
トマト 小1個(80g)
ゆで卵 3個
プロセスチ ーズ(ポーションタイプ) 6個
パクチー 適量(なくても可)
◆作り方
【1】鶏肉は筋を切って【A】をまぶす。フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、肉の皮面を下にして3分ほど焼く。こんがりしたら返し、フタをして弱火で7分ほど蒸し焼きにする。フライパンの余分な油をペーパータオルで拭き取り、【B】を混ぜて加え、よく絡める。粗熱が取れたら食べやすく切る。
【2】食パンは麺棒で薄くのばす。
【3】きゅうりは斜め切り、サラダ菜、トレビスは食べやすくちぎる。トマトは薄いくし形切り、ゆで卵は縦に4等分に、チ ーズは半分に切る。パクチーは3~4cmに切る。
【4】【2】に【1】と【3】を好みでのせ、巻きながら食べる。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
【3】きのことさつまいも入りカレー焼きそば
秋の風情を感じる具材を入れた焼きそばに、カレー風味で一味違った楽しみ方を!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
しめじ 1パック
まいたけ 1パック
さつまいも 1/2本(100g)
ソーセージ 4本
小松菜 1/2束
焼きそば用の麺 3玉
サラダ油 大さじ2
【A】
ソース 大さじ3
カレー粉 大さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】しめじとまいたけは食べやすい大きさにほぐす。さつまいもは皮のまま5mm厚さの小口切りにし、ソーセージも同様に切る。
【2】小松菜は2cm長さに切る。
【3】フライパンにサラダ油を熱して【1】を炒め、軽く火が通ったら、麺、水1/3カップを加えてほぐしながら炒める。水分がなくなったら【A】を加えて炒め、仕上げに【2】を加えて炒め合わせ、塩で味を調える。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2013年11月号
【4】冬野菜のカレーミートグラタン
冷蔵庫の残り物で作るのに、ボリューム満点でおもてなし料理にも使えそう!根菜類は大きく切って下茹でするといろいろな食感が楽しめる。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎのみじん切り 1/4個分
れんこん 1/2節
にんじん 1/2本
ほうれん草 1/3束
トマト 1個
カレー粉 小さじ2
トマトケチャップ 大さじ1と1/2
ピザ用チーズ 50g
塩 少々
オリーブオイル 大さじ1
◆作り方
【1】れんこんは皮をむいて5mm厚さの半月切りに、にんじんは皮をむいて一口大の乱切りにする。ともに熱湯で柔らかくゆでて水気を切る。ほうれん草は塩少々(分量外)を加えた熱湯でさっとゆでて水に取って絞り、3~4cm長さに切る。トマトは1cm角に切る。
【2】フライパンにオリーブオイルを熱し、中火で玉ねぎを炒める。しんなりしたらひき肉を加えてほぐしながら炒める。色が変わったらカレー粉を加えて炒め、トマトを加えて潰しながら炒める。ケチャップを混ぜて塩で味を調える。
【3】耐熱皿に【1】と【2】を盛り、チーズを散らしてオーブントースターで7~8分、表面がこんがりするまで焼く。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&ヘルシー&おいしいメニューが評判で、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。1男1女のパパとして、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2017年2月号
【5】かぼちゃのカレーポタージュ
ざっくりつぶした食感を楽しむ!温かくて栄養たっぷりなおかずスープ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 1/4個
玉ねぎ 1/2個
ウインナー 4本
バター 10g
【A】
水 1と1/2カップ
顆粒スープの素 小さじ1
【B】
牛乳 1と1/2カップ
生クリーム 1/2カップ
カレー粉 小さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】かぼちゃは皮と種を除いて一口大に切り、玉ねぎはみじん切り、ウインナーは輪切りにする。
【2】鍋にバターを熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒め、かぼちゃとウインナーを加えてサッと炒める。【A】を加え、ふたをして弱火で煮る。
【3】かぼちゃがやわらかくなったら、火を止めてお玉でかぼちゃをつぶす。火をつけて【B】を加え、ひと煮立ちしたらカレー粉を加え、塩で味を調える。
※大人は仕上げにこしょうをふってもおいしい。
◆ポイント
ミキサーがない場合は…
【1】素材をやわらかく煮たあと、熱いうちに、お玉の背でつぶします。お玉の代わりに、すりこぎやフォークを使ってもOK。
【2】さらに、なめらかにするには、作り終わった最後に、ざるでこし、ざるに残った分をへらでつぶします。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2011年3月号
【6】カレー風味パエリア
カレーとチキンの組み合わせがおいしい!パプリカとソーセージを放射状に並べて、見た目も華やかに。
◆材料
(フライパン24cm)
米 2合
鶏肉 100g
ソーセージ 3本
にんにく 1かけ
赤・黄パプリカ 各適量
玉ねぎ 1/2個
オリーブ油 大さじ4
白ワイン 1/2カップ
カレー粉 大さじ4
塩 小さじ1
※材料の分量は、大人4人分(子どもは大人の1/2人分)が目安です。
◆作り方
【1】鶏肉は一口大に、ソーセージは縦半分に、パプリカは縦に細長く切る。玉ねぎ・にんにくをみじん切りにする。
【2】フライパンにオリーブ油の半量を熱し、鶏肉とソーセージを炒め、ソ ーセージは両面に焼き目がついたら取り出す。
【3】【2】のフライパンに、残りのオリーブ油、洗った米、にんにく、玉ねぎを加え、米の表面が透き通るまで炒める。白ワイン、カレー粉、塩を加えて混ぜる。
【4】カレーの香りが立ったら、水2カ ップを加え、ソーセージとパプリカを並べ入れ、ふたをして、中火で10分、弱火で10~15分加熱する。最後にふたを取り、強火にして水分をとばす。
【5】火から下ろしたら、ふたをして10分蒸らす。
*お好みでパセリのみじん切りを散らしても。
教えてくれたのは
阿部剛子さん
日々の暮らしの中から生まれた炊飯器レシピやフライパン活用レシピを公開して人気。2児のママ。
『ベビーブック』2013年1月号
【7】ブロッコリーと鮭のカレーキッシュ
生クリームと卵のキッシュはなめらかな味わいで子供に人気です。相性のいい鮭と、カレーの風味が味を引き締めます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ブロッコリー 1/2株
鮭(生) 小2切れ
玉ねぎ 1/2個
サラダ油 小さじ1
塩 少々
卵 3個
【A】
牛乳 150cc
生クリーム 150cc
カレー粉 小さじ1/2
塩 少々
ピザ用チーズ 50g
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分ける。鮭は皮と骨を除き、2cm幅に切って塩をふる。玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油を熱したフライパンでしんなりするまで炒めて、冷ます。
【2】卵をボウルに割りほぐし、【A】を混ぜ合わせる。
【3】耐熱容器に【1】とチーズを入れ、【2】を流し入れ、160℃のオーブンで20分を目安に火が通るまで焼く。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2015年1月号
【8】トマトカップのカレー風味ご飯
ご飯に刻んだズッキーニを混ぜて。チーズとカレーが相性よく、アツアツのトマトもとってもジューシー!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
トマト 4個
玉ねぎ 1/8個
ズッキーニ 1/6本
合いびき肉 50g
ご飯 160~180g(子ども茶碗約2杯)
バター 10g
にんにくのみじん切り 小さじ1/2
【A】
カレー粉 小さじ1/2
ウスターソース 小さじ1
塩 少々
ピザ用チーズ 30g
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。
◆作り方
【1】トマトはへたを切り落とし、中身をくりぬく。玉ねぎはみじん切り、ズッキーニは5mm角に切る。
【2】フライパンにバターとにんにくを入れて中火で熱し、玉ねぎとひき肉を入れて炒める。肉の色が変わったら、トマトの中身の半量、【A】、ズッキーニを加えて炒め、煮詰める。
【3】ご飯に【2】を加えて混ぜ、【1】のトマトに詰め、チーズをのせ、トースターで10~15分焼く(焦げそうなときは、途中でアルミホイルをかぶせても)。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2015年7月号
人気の鶏肉と一緒に|カレー粉を使ったレシピ
【1】ひよこのり巻き3兄弟
ご飯を使ったアレンジは、お弁当モチーフの定番。お絵かき感覚でかわいくパーツを飾って!
◆材料
(3個分)
ご飯 100g
【A】
カレー粉 少々
粉チーズ 大さじ1/2
塩 少々
焼きのり 1/2枚
コーン(缶詰) 6粒
【B】
細切りのり、焼きのり、スライスハム 各適量
◆作り方
【1】ご飯に【A】を混ぜ合わせる。
【2】焼きのりを縦長に置き、手前に【1】を太めの棒状にのせて奥に向かって巻く。ラップに包んで10分程置いておく。
【3】【2】を3等分に切り、コーン、【B】(ハムはストローで抜く)で顔を作る。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさも重要視したオリジナル料理が人気。持ち前の美的センスと器用さを活かしたモチーフ料理に定評があり、書籍も多数。一男一女の母。
『めばえ』2016年6月号
【2】照り焼きカレーチキン
漬け込んだらトースターで焼くだけ。忙しいときに簡単だけど栄養とボリュームたっぷりのカレーチキンは、ママも子供もうれしい一品です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 2枚
【A】
しょうゆ 大さじ1と1/2
トマトケチャップ 大さじ1
カレー粉 小さじ1
はちみつ 大さじ1
酢 大さじ1/2
なす 2個
とうもろこし(ゆで) 1本
赤パプリカ 1/2個
サラダ油 大さじ1
【B】
カレー粉 小さじ1/2
塩 少々
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。
◆作り方
【1】鶏もも肉は一口大に切り、【A】をもみ込んで15分~一晩おく。
【2】なすは半月切り、とうもろこしは4cm幅の半月切りにし、パプリカは好みの型で抜く。ボウルに入れてサラダ油と【B】をまぶす。
【3】トースターの天板にクッキングシ ートを敷き、【1】と【2】を並べて15分ほど焼く(焦げそうなときは途中でアルミホイルをかぶせても)。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2015年7月号
【3】カラフル野菜のトマトチキン丼
トマトと鶏もも肉の相性ピッタリな一品。冬キャベツやきのこも加えて一緒に煮込めば栄養バランスもバッチリ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 小2枚(350g)
【A】
にんにく(すりおろし) 小さじ1
塩 小さじ3/4
プレーンヨーグルト 1/2カップ
トマトケチャップ 大さじ2
カレー粉 小さじ1
玉ねぎ 1/2個
黄パプリカ 1/2個
キャベツ 2枚
エリンギ 1パック
トマト(カット缶詰) 1/2缶
バター 大さじ2(30g)
【B】
塩 小さじ1/2
砂糖 大さじ1
顆粒スープの素 小さじ1
牛乳 1/4カップ
塩 少々
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】鶏肉は一口大に切り、【A】をもみ込んで20分ほどおく。玉ねぎはくし形に切り、パプリカとキャベツ、エリンギは一口大に切る。
【2】鍋にバターを入れて中火で熱し、玉ねぎ、エリンギ、鶏肉を入れて炒める。全体がなじんだらトマト缶を加え、煮立ったら【B】を加え、ふたをずらしてのせ、10分ほど煮込む。
【3】【2】にパプリカ、キャベツ、牛乳を加えてひと煮立ちさせ、塩で味を調える。ご飯にかける。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。
『ベビーブック』2014年2月号
【4】レンジdeカレーから揚げ
電子レンジで加熱するかんたんから揚げ。カレーの下味をしっかりつけるのが美味ポイント。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚(300g)
【A】
しょうゆ 大さじ1
しょうがのすりおろし 少々
砂糖 小さじ1/2
カレー粉 小さじ1/3
小麦粉 大さじ3
サラダ油 大さじ1
◆作り方
【1】鶏肉は8等分に切り、【A】をもみ込んで10分おく。
【2】バットに小麦粉を広げ、【1】の全面にまぶし、余分ははたく。
【3】耐熱皿(25cm)にオーブンシートを敷き、【2】を皮を上にして円周状に並べ、肉にサラダ油をかけてスプーンの背で塗り広げる。
【4】ラップはかけず、電子レンジで6~7分加熱する。取り出して、キッチンペーパーの上に移し、全体の脂をおさえる。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2014年3月号
【5】鶏とアスパラの簡単パエリア
フライパン一つで作れる、味のしっかり染み渡った本格的なパエリアを。火加減と火にかける時間が美味しさのポイントです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分=直径26cmのフライパン)
鶏もも肉 1枚(約250g)
アスパラガス 1束
【A】
ピーマン(みじん切り) 1個分
トマト(角切り) 1個分
玉ねぎ(粗みじん切り) 1/2個分
にんにく(みじん切り) 1/2かけ分
米(無洗米)1カップ
【B】
水 2カップ
塩 小さじ2/3
カレー粉 小さじ1/2
オリーブ油 適量
◆作り方
【1】鶏肉は1~2cm角に切る。アスパラは根元の固い皮をむいて2cm幅に切る。
【2】フライパンにオリーブ油少々を熱し、【1】の鶏肉を炒めて取り出す。もう一度オリーブ油少々を熱し、【A】を入れてペースト状になるまで炒め、米と合わせた【B】を加えて混ぜ、鶏肉を全体にのせ、フライパンをゆすりながら弱めの中火で5分ほど煮る。
【3】【2】のフライパンにアルミホイルをかぶせてふたをし、ごく弱火で10分ほど煮、アスパラをのせてさらに5分ほど煮る。火を止めて10分ほど蒸らす。
*お好みでレモン果汁を搾っても。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母のアシスタント後、独立。素材の味を生かしたヘルシーで作りやす いメニューが人気。二児の父。
『ベビーブック』2015年12月号
【6】タンドリーチキン
簡単で味に深みの出るヨーグルトダレを揉み込み、漬け込むことがポイント!あとは中火で焼くだけ。タレがしみ込んだチキンは胸肉とは思えないしっとりとした焼き上がりに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏むね肉 1枚(約350g)
【A】
プレーンヨーグルト 1/3カップ
ケチャップ 大さじ1
カレー粉 大さじ1
塩 小さじ2/3
にんにく(チューブ) 少々
サラダ油 大さじ1/2
◆作り方
【1】【A】をポリ袋などに入れ、よく混ぜ合わせる。
【2】むね肉は約1㎝幅のそぎ切りにし、【1】に入れてよくもみ、10分ほどおく。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【2】の肉を取り出して並べ入れ、2~3分焼き色がつくまで焼き、返してふたをし、弱めの中火で4~5分焼く。食べやすく切る。
※お好みでベビーリーフなどを敷いても。
※【2】は冷蔵庫に一晩おき、翌日に使ってもOK。
◆ポイント
■そぎ切り
むね肉に包丁を斜めに入れ、左手で押さえながら、包丁を手前に引いて切る。
■つける
タレに入れてもむと、味がよく染み込み、ヨーグルト効果でしっとりとした仕上がりになる。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
料理研究家。総菜から保存食まで幅広いジャンルを得意とし、だれでも簡単に作れるシンプルでおいしいレシピが好評。
『ベビーブック』2017年10月号