このディズニー映画の舞台はどこ?旅行気分で観たいディズニー映画5選

メキシコを舞台にした『リメンバー・ミー』や、オーストラリアを舞台にした『ファインディング・ニモ』など、いろいろな国のカラーが出ているディズニー映画5作をご紹介します。

世界中のいろいろな国を舞台にしてきたディズニー映画たち。コロナ禍で海外旅行がままならない今だからこそ、異国情緒あふれるディズニー映画を観て、心のミニトリップを堪能してみませんか?

© 2022 Disney/Pixar

ウォルト・ディズニー社が来年で創立100周年を迎えるということで、ちょうど本日はバラエティー番組「今夜はナゾトレ!」(フジテレビ系)で「ディズニークイズSP」が放送されました。番組では、様々な国を舞台にしたディズニー映画が映像と共に紹介され、改めてその魅力にふれることができました。

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そこで番組で紹介されたなかから、旅行気分が味わえるディズニー映画5作をピックアップし、劇中のシーンカットとともにご紹介します。

 

『リメンバー・ミー』はメキシコの「死者の日」がフィーチャーされる

© 2022 Disney/Pixar

 

メキシコの伝統的な祭礼行事から着想を得た『リメンバーミー』。主人公はミュージシャンになることを夢見る少年・ミゲルで、彼はひょんなことから、先祖の魂を迎えるお祭り“死者の日”に、カラフルな死者の国へと紛れ込んでしまいます。

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ミゲルが迷い込んだ死者の国は、メキシコでいちばん美しい町だと称される世界遺産のグアナファトをモチーフにしていて、とてもファンタスティック。伝統音楽マリアッチに彩られたエキゾチックな町の雰囲気に気分が上がります!

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日本のお盆とも共通する死者の日ですが、メキシコでは“死”の捉え方が少し違うようです。リー・アンクリッチ監督によると「メキシコには3つの死があり、1つ目は心臓が止まった時、2つ目は火葬や土葬の時、3つ目は自分のことを憶えている生者がいなくなった時です。愛するものを決して忘れないようにしたいというのが、映画全体で描きたかったテーマです」とのこと。本作を観ると、その言葉が心に染み入ります。

『リメンバー・ミー』はディズニープラスで配信中
公式サイト:https://www.disneyplus.com/ja-jp

© 2022 Disney/Pixar

『ファインディング・ニモ』ではオーストラリアのグレートバリアリーフ

© 2022 Disney/Pixar

 

カクレクマノミのマーリンとニモの親子愛を描く『ファインディング・ニモ』の舞台は、オーストラリアです。マーリンが妻のコーラルと暮らしているのは、美しいサンゴ礁が広がるグレートバリアリーフで、世界遺産にも登録されています。

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アニメーションながらも、とことんリアリティにもこだわるピクサーのスタッフ陣は、よりリアルな魚たちを描くために、スキューバダイビングの資格まで取って海のなかを観察したそうで、そのプロ根性にもうならされます。

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また、ニモを探しにはるばるやってきたマーリンとナンヨウハギのドリーが、ハーバーブリッジやオペラハウスなど、シドニーのシンボルを目にするシーンも描かれています。これから暑くなってきたので、夏にぴったりの『ファインディング・ニモ』を家族でお楽しみください。

『ファインディング・ニモ』はディズニープラスで配信中
公式サイト:https://www.disneyplus.com/ja-jp

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『レミーのおいしいレストラン』はパリのエッフェル塔の展望が

© 2022 Disney/Pixar

 

料理人を夢見るネズミのレミーと、料理が下手な見習いシェフのリングイニがタッグを組み、奇跡を起こしていくという『レミーのおいしいレストラン』。舞台は美食の街・パリで、風光明媚な町の風景が広がっています。

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まずは、リングイニが働く名店「グストー」の窓から、パリのシンボルであるエッフェル塔が眺められるし、レミーとリングイニが初めて会話をするのは、フランスの世界遺産であるセーヌ川の川辺です。

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そして「グストー」は、パリの名店トラン・ブルーやトゥール・ダルジャン、タイユヴァンなどがモデルになっていて、出てくる料理も実際に3ツ星シェフたちが監修したという本格派。映画を観たあとは、美味しい晩餐をいただきたくなりそうです。

『レミーのおいしいレストラン』はディズニープラスで配信中
公式サイト:https://www.disneyplus.com/ja-jp

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『ムーラン』では中国・万里の長城での戦闘シーンが展開

© 2022 Disney

 

古代中国を舞台にした『ムーラン』は、中国の伝説「花木蘭」をベースにした物語ということで、東洋の文化がふんだんに盛り込まれていますが、なかでも世界遺産である万里の長城が登場するシーンが圧巻です。

©2022 Disney

 

年老いた父に変わって、国を守るための戦争に参加する決意をしたムーラン。長い髪を切り、少年に姿を変えて、愛馬カーンと共に家を飛び出します。本作は「ベルサイユのばら」や「リボンの騎士」など“男装の麗人もの”としても多くの人々のハートを鷲づかみしました。

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特に、万里の長城を乗り越えて、敵陣が襲ってくるド迫力のシーンは、本作の見せ場といえそう。また、2020年にはリウ・イーフェイ主演の実写版『ムーラン』も制作され、話題を呼びました。

『ムーラン』はディズニープラスで配信中
公式サイト:https://www.disneyplus.com/ja-jp

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『ピーター・パン』にイギリスのビッグベンやタワーブリッジが登場

©2022 Disney

 

時代を超えて愛されてきた不朽の名作ファンタジー『ピーター・パン』。ウォルト・ディズニーが1953年に製作したテクニカラーによる長編漫画映画ですが、本作の舞台は、イギリスのロンドンです。

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ご存知、ピーター・パンとウェンディたちによる夢の冒険を描く本作。特にビッグベンの大きな針の上を歩くドキドキハラハラの名シーンは、本作のハイライトの1つではないかと。また、ロンドンのランドマークであるタワーブリッジも登場します。

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『ピーター・パン』はその後、アニメーション版の続編や、実写版映画、ミュージカルなどで、世界中の人々を魅了してきました。「必要なのは、信じることさ!」というピーター・パンの名台詞は、子どもだけではなく、大人にも勇気と希望を与えて続けています。

『ピーター・パン』はディズニープラスで配信中
公式サイト:https://www.disneyplus.com/ja-jp

©2022 Disney

文/山崎伸子

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