お弁当アーティストとして活躍している及川さんは、0歳の詠(よみ)ちゃんと、小学4年生の女の子の年の差姉妹のママ。ボリューミーでポップなお弁当には、及川さんの”自分らしさ”がギュッと詰まっていて、根強いファンも多いようです。元セレクトショップのPR、さらにはDIYも得意とあって、オリジナリティあふれるファッションセンスやインテリアにも注目!
きっかけは子供のお弁当作り。好きが高じてお弁当アーティストに転身!
及川洋子さん(お弁当アーティスト)・詠(よみ)ちゃん(11ヶ月)
Q.お弁当アーティストってどんな仕事?
A「フードで撮影のお手伝いをするケータリングの仕事をしています。スタジオや展示会などの現場に行くことが多いですね。独立したのは約4年前。長女のお弁当を作るようになってからお弁当作りにハマって、転職を決意しました。前職はファッション関係のPRをしていたので、そのつながりでオーダーをいただくこともよくあります」
Q.お弁当作りでこだわっていることは?
A.「私のお弁当のテーマは”Living Isn’t Fucking Easy”。生きることってくそ難しい。私が作ったお弁当で『さて、やるか!』っていう気持ちになってもらえたらうれしいな、と思って作っています。盛り付けにはちょっとこだわりがあって、スタイリングやビジュアルで自分らしさを表現。食べる人がハッピーに、楽しくごはんが食べられるようなお弁当作りを心がけています」
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Q.おうちごはんも見せて!
A.「家の中でも食事を楽しむ環境作りが大事!お弁当に限らず、毎日のごはんもスタイリングにはこだわっています。特に誕生日とかクリスマスとか、イベントが大好きなので、そういう日は料理も豪快に!イベントは準備から家族全員で楽しみます。クリスマスなら家族総出でツリーのオーナメントを買いに行って、好きなものをひとりひとつずつ選んで飾ったり、当日はドレスコードを決めるなど、とことん楽しみます!」
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Q.食器類はどこで購入してる?
A.「最近は生活になじむような、落ち着きのある食器が好き。デイリーに使うものは”Piet Hein Eek(ピート・ヘイン・イーク)”でそろえてます。シンプルで盛り付けの邪魔をせず、サイズ展開もちょうどよくて使いやすいんです。和食器は近所にある”工芸喜頓”で購入することがほとんど。工芸品は懐かしく刺激的で、創作意欲をかきたてられます」
ないものは作る!DIYで自分らしく暮らしやすい空間に
Q.ズバリ、お部屋を見せて!
A.「ソファーは世田谷にあるアンティークショップで購入したもの。ダイニングテーブルやキッチンの棚、間接照明などは自分で作りました。家具は木製のものばかり。私自身、自然に囲まれて育ったので、木材が落ち着きますし、子供たちにもぬくもりを感じる素材に触れて育ってほしいと思ってます。なので、お花類は欠かさず、週に1度は切り花を交換して飾ってます。植物は収まりのいいキレイなものというよりは、自然に近い、動きのあるものがタイプ。季節を感じるものや、あまりみたことのない珍しい花にひかれて選ぶことが多いですね」
Q.キッズスペースも見たい!
A.「次女はブランコが大好き!まだ0歳なので、家事をしていても目の届く、リビングの一角をキッズスペースにしています」
Q.イベント時のお部屋はどんな感じ?
A.「これは長女の誕生日のとき。部屋は雰囲気ムンムンに飾り付けします(笑)。デコレーションアイテムはすべて”Flying Tiger Copenhagen”で調達。特に風船が好きで、ガスボンベを購入したほど!」
赤ちゃんコーデが好き!今だけのかわいさを存分に楽しんでます♡
Q.今日のベビーコーデを教えて!
A.「娘のセットアップは”H&M”。靴下は”西松屋”です。”H&M”はオンラインショップでしか購入できないアイテムも多いので、通販でよく買ってます。あとは『こんなの欲しいな〜』と思ったら作る!着なくなった私の服をリメイクしてセットアップを作ったり、スタイにしたり。赤ちゃん期は今だけなので、ファッションも自分流に楽しんでます♡」
instagram→@take_tokyo
文/村井 絢