消しゴムを最後まで使い切りたい!なくしたくない!ケース入り消しゴムはみんなの悩みを解消してくれる♡

消しゴムは、本体に紙でできた巻紙(スリーブと言います)が巻いてある状態で販売されていることが多いですが、この1年で「消しゴムを最後まで使い切ろう」と工夫を凝らしたケース入り消しゴムが発売になっています。ここでは2点の消しゴムの特長をご紹介していきます。

消しゴムがすぐに壊れる!なくなる!名前が消えた…。みんな消しゴムに悩んでる。

なぜ消しゴムが最後まで使いきれないの?

消しゴムは指でつまみ、消したい部分を擦って使います。指でつまむためにはある程度の大きさが必要なため、消しゴムを最後まで使い切るのはかなり難しいのではないでしょうか?また、消しゴムが小さいと、授業中など床に落としてしまうと探しづらく、無くしてしまうという場合もよくありますよね。

そして、学校ではよく「名前をスリーブと消しゴム両方に書いてください」と言われます。ですが、書くところがなくなり、スリーブは行方不明なんてことが頻繁に起こるので、みなさん困っているのではないでしょうか?

ケース入りの消しゴムはなぜいいのか?

今回ご紹介する消しゴムはケースに入っています。ケースを持って消すので、指でつまむ大きさはいつも一定です。加えて、表に出ている部分が少なくなったらケースから少し出るように調整をします。そのためケースに残っている部分がごくわずかになるまで使うことができるのです。ケースに名前も書けますし、今までの不満は解消します!

プラス「Clutto(くるっと)」

プラスの消しゴム「Clutto」は「日本文具大賞2022」機能部門優秀賞や「KIDS DESIGN AWARD2022」を受賞しているケース入りの消しゴムです。専用ケースは口紅やリップクリームのケースのように、お尻の部分のつまみをくるっと回すことで消しゴムを出し入れすることができます。

色付きの部分を回すと消しゴムが出てきます

少し細身の消しゴムですが、実際にはケースに入れた状態で使います。ケースが従来の消しゴムと同じくらいの大きさなので、従来品と比べても違和感なく使うことができますよ。

特徴的な形も使いやすさの工夫

消しゴムとケースは幅広の六角形になっていますが、この工夫でしっかりと握ることができ、また机から転がって落としてしまうことも減らせます。

ケースに入っている大きなメリットはもう一つ。消しゴムが小さくなってもケースの大きさは変わらないのでで、ケースに固定できる最低限の大きさまで使うことができるのです。

ケースに固定できる消しゴムの最低限の大きさは、実験してみた結果このくらいでした。あとは、手に持って最後まで使いきれますね。

詰め替え式で環境にも優しく

詰め替え用の「替えゴム」は2つパックで販売されています。スリーブがなく再生樹脂を使ったケースは何度も使えますので環境にもやさしい製品といえます。

消しゴムの素材にも工夫

Cluttoは「非塩化ビニル樹脂」でできています。

「消しゴムをプラスチックの製品の上に置いていたら、プラスチックが溶けてくっついてしまった」という経験をされている方はいらっしゃいませんか? 現在流通されている多くの消しゴムは「塩化ビニル樹脂」という材質で作られています。その中には消しゴムを柔らかくするための添加物「可塑剤」が入っていて、プラスチックと接することでくっついて溶けてしまうのです。Cluttoは前述通り非塩化ビニル樹脂を使っているので、プラスチックが溶けてしまう心配はありません。ただし、塩化ビニル樹脂よりも消し心地が少し硬めに感じます。

本体はツートーンカラーで白ベースに、グリーン・ピンク・ブルー・イエロー・パープルのいずれか一色の組み合わせの全5色。
爽やかに感じる見た目はお子さんから大人の方まで使えるデザインになっています

シード「プシュケシ」

 

ホルダーと消しゴムを組み合わせて自分の推し消しゴムを作るのも楽しい

シードが発売したケース入り消しゴム「プシュケシ」。消しゴムホルダー3色(ブルー・ブラック・ホワイト)と消しゴム6色(ホワイト・ブラック・ピンク・ブルー・グリーン・イエロー)が別々に販売されていて、18種類の組み合わせから(推し)の消しゴムを作り上げることができます。

思わずハマっちゃう!プシュケシの動き

消しゴムホルダー後端から消しゴムをいれ、ホルダーの広い両側面についている”<>”の字のような「バネ部分」を両側からプシュプシュと押していくと徐々に消しゴムが前に進みます。出し過ぎた場合は、後ろに押し込み戻します。

消す場合にはホルダーの側面を持つか、バネ部分で消しゴムを押さえ込むようにして使います。やはりこちらもホルダーがあるので、握りやすさは消しゴムの残りに関わらず一定。残りわずかなところまで使うことができます。

詰め替え式で環境にも優しく

消しゴムがなくなった際には詰め替え用の消しゴムのみを購入して、お持ちのホルダーに入れて使い続けられます。包装もシンプルでスリーブは初めからついていないのもポイントです。

やさしい色と香りを楽しむ

消しゴム6色のうち、ピンク・ブルー・グリーン・イエローはやさしいパステルカラー。またグリーンはミントの香り、イエローはレモンの香りがします。

色や香りがついている消しゴムが禁止の学校もありますが、その場合は自宅学習用の消しゴムとして利用してみてはいかがでしょうか? お気に入りの文房具を使って勉強をするとやる気もUPしますよ!

ケース入りの消しゴムはいいことだらけ♡

最近は様々な用途に合わせて工夫を凝らした消しゴムが発売されています。ノートの1文字だけを消すための細いもの、角がたくさんあるもの・長い物などなど。また、消しゴムの消し心地はメーカーや製品によって異なります。
ぜひ、お子さんにピッタリの消しゴムを見つけてみてください。その際には「ケース入りの消しゴム」も検討してみてはいかがでしょうか?

文・構成/ふじいなおみ

あなたにはこちらもおすすめ

パンダ好き集まれ~!パンダ来園50周年記念♡上野動物園のパンダ5頭のモチーフの文具がかわいい
上野動物園とWWFジャパンの関係って? 昭和47(1972)年10月28日に、日本に初めてのジャイアントパンダが上野動物園に来園し、今年5...
誰もが知ってる完璧デザイン「MONO」。消しゴムと間違ってしまう完成度の修正テープ発見♡
思わずパッケージ買い!懐かしさを感じるデザイン トンボ鉛筆の代表的な消しゴムである「MONO消しゴム」。皆さん一度は使ったことがあると思い...

編集部おすすめ

関連記事