プロ直伝!本格和菓子をご家庭で♪さつまいもを使った人気和菓子、夏やバレンタインにおすすめの和スイーツ、見た目が可愛い和菓子のレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から、18品厳選しました!いずれも簡単にできるレシピばかりです♪
プロ直伝の本格和菓子|和菓子レシピ
【1】いちご大福(卵・乳製品・小麦なし)
もち米が原料の白玉粉を使った和風おやつ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
白玉粉 100g
砂糖 40g
水 120cc
片栗粉 適量
いちご(小) 5個
練りあん 150g
◆作り方
【1】練りあんを5等分していちごを包み、ラップをかけ、冷蔵庫で冷やす。
【2】【A】を耐熱ボウルに混ぜ合わせ、水を少しずつ加えながらよく混ぜる。ラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で1分加熱し、取り出して混ぜ、1分30秒加熱して混ぜ、さらに30秒~1分加熱する。片栗粉を広げたバットなどに取り出して、粗熱をとる。
【3】手に片栗粉をつけて【2】を5等分にし、丸めてから手で軽く押さえてつぶし、【1】を包む。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。「複数の食物アレルギーがある長女のために、家族みんなで食べておいしい料理作りを試行錯誤してきました。その中から、ずっと作り続けている、わが家で人気のレシピを紹介します」
『ベビーブック』2011年4月号
【2】干し柿のチーズみそ巻き
柿は干すとビタミンAが倍に。甘さもUPするので、干し柿のパワーは絶大です。
◆材料
(3人分)
干し柿 3個
白みそ 小さじ2
カッテージチーズ 大さじ3
◆作り方
【1】白みそ、カッテージチーズをボウルに入れて混ぜ合わせる。
【2】干し柿はヘタを取り除き、縦に切り込みを入れて開き、種を取り除く。
【3】【2】に【1】をのせてくるくると巻く。食べやすく切っていただく。
教えてくれたのは
牛尾理恵さん
うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。
『めばえ』2018年2月号
【3】かぼちゃ寒天
かぼちゃのやさしい甘みを生かしたヘルシーな寒天。キューブにして盛り付けるとかわいらしい。
◆材料
(13×16cmの容器1個分)
かぼちゃ 200g
【A】
水 100g
粉寒天 小さじ1/4(1.5g)
メープルシロップ 35g
◆作り方
【1】かぼちゃは種とワタを除き、皮を切り落とし、やわらかめに蒸す(またはラップに包んで電子レンジで加熱する)。
【2】鍋に【A】を入れて混ぜ、火にかけて混ぜながら加熱し、沸騰したら弱火にして5分加熱する。
【3】ボウルに【1】を入れて温かいうちに泡立て器でつぶし、【2】を少しずつ加え混ぜ、メープルシロップも加える。容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固め、食べるときに切り分ける。
教えてくれたのは
柿沢安耶さん
世界初の野菜スイーツ専門店『パティスリー ポタジエ』のオーナーパティシエ。野菜などの素材を厳選し、「おいしくて、体にやさしいスイーツ」を提供。食育活動にもいそしむ。
『ベビーブック』2011年9月号
【4】きんつば
薄皮をつけてパリッと焼き上げる! できたても冷めてもおいしい!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 大1本(300g)
牛乳 1と1/2カップ
【A】
粉寒天 2g
水 1/2カップ
メープルシロップ 大さじ6
白玉粉 大さじ1/2
薄力粉・水 各大さじ3
サラダ油 適量
◆作り方
【1】さつまいもは乱切りにして水にさらす。鍋に牛乳とともに入れて中火にかけ、煮立って牛乳の膜がドーム状になったら火を弱め、汁けがほとんどなくなるまで10~15分煮る。
【2】熱いうちに、【1】をフードプロセッサーにかけるか、スプーンなどでつぶす。
【3】鍋に【A】を入れて混ぜ、中火にかけ、煮立ったら弱火にして寒天を溶かす。メープルシロップを加えてひと煮し、【2】を加え混ぜ、容器に流し入れて、冷やし固める。好みの形に切る。
【4】白玉粉に水を少しずつ加え混ぜ、薄力粉を入れて混ぜる。
【5】フライパンを熱してサラダ油を薄くひき、【3】の一面に【4】の衣をつけてフライパンに並べ入れ、一面を焼く。同様に一面ずつ衣をつけながら焼く。
*薄く花型に抜いた、さつまいもの皮を飾っても。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2011年11月号
子どもに人気|和菓子レシピ
【1】あずきクリーム栗どら焼き
卵をしっかり泡立てるのが生地をふんわりさせるコツ
◆材料
(8個分)
ホットケーキミックス 150g
卵 2個(100g)
【A】
水 大さじ2
メープルシロップ 大さじ2と1/2
みりん 大さじ2
しょうゆ 小さじ1/2
【B】
ゆであずき(缶詰) 100g
ホイップクリーム(市販) 適量
栗の甘露煮 小8個
◆作り方
【1】ボウルに卵を入れ、白っぽく泡立つ までしっかりと泡立てる(電動なら3分目安)。【A】を加えて混ぜ、ホットケー キミックスを加え、さっくりと混ぜる。
【2】フライパンを中火で熱し、一度、ぬ れぶきんに置いて少し冷ます。弱火に し、【1】の生地大さじ1強を直径7cmほ どに流し入れ、1分30秒~2分して気泡が出てきたら裏返し、1分ほど焼く。
【3】【2】を2枚一組にしてラップに包み、 蒸らしながら冷まし、【B】を等分に挟む。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネー ター、料理研究家。「お いしくて、作りやすい家 庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビなどで活躍中。
『ベビーブック』2016年2月号
【2】あずき入り蒸しパン|子供と一緒に作ってみよう
牛乳をヨーグルトに替えてしっとりモチモチに。休日のゆっくりとした時間を見計らって、親子でおやつ作りにトライ!
◆材料
(5~6cmのカップ×5~6個分)
【A】
卵 1個
プレーンヨーグルト 110g
砂糖 30g
サラダ油 大さじ1
ゆであずき 35g
【B】
小麦粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ2
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れてよく混ぜ、あずきの2/3量も加えて混ぜる。
【2】【1】に混ぜ合わせた【B】を加えて混ぜる。
【3】紙を敷いたプリンカップに【2】を8分目まですくい入れて、残りのあずきをのせる。
【4】蒸気が上がった蒸し器に【3】を並べ入れ、強火~中火で15~20分蒸す。
◆ポイント
割る:★★☆
卵を割るときは平らな台にコンコンと打ちつけて、ヒビを入れます。慣れないうちは平らなお皿に打ちつけると、失敗してもお皿に広がるので安心です。
混ぜる:★☆☆
泡立て器でグルグルと混ぜます。大きめのボウルだとやりやすいです。最初はお母さんがボウルを押さえてあげたり、下に濡れ布巾を敷いて安定させても。
すくい入れる:★★★
計量スプーンなど、深さのあるスプーンがオススメです。こぼしてもいいように、カップの下にクッキングペーパーなどを敷いておくと片づけが楽。生地の量はお母さんが最後に調節してください。
のせる:★☆☆
残りのあずきをのせます。飾りだから子どもの好きなようにどうぞ。
※星印は難易度1~3を表しています(★1つが比較的容易)。子どもの成長に合わせ、お手伝いをさせるときの目安にしてください。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年7月号
【3】ほうれん草蒸しパン
ほんのり甘い鮮やかグリーンのマフィンは子供たちの大好物になりそうです。
◆材料
(直径約5cmのマフィンカップ×5個分)
【A】
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 5g
【B】
全卵 1個
グラニュー糖 25g
ほうれん草 10g
【C】
牛乳 45g
白ごま油(またはサラダ油) 15g
◆作り方
【1】【A】はあわせてふるう。
【2】ボウルに【B】を入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。
【3】ほうれん草はざく切りにし、【C】とともにミキサーにかける。ピューレ状になったら【2】に加えてよく混ぜ、【1】を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜ、型に流し入れる。
【4】蒸し器に水をはって沸騰させ、【3】を並べ入れ、強火で15分蒸す。火を止めて、湯気がなくなってからふたを取る。
*ほうれん草は生のまま加えても蒸すときに火が通る。
教えてくれたのは
柿沢安耶さん
世界初の野菜スイーツ専門店『パティスリー ポタジエ』のオーナーパティシエ。野菜などの素材を厳選し、「おいしくて、体にやさしいスイーツ」を提供。食育活動にもいそしむ。
『ベビーブック』2011年9月号
【4】簡単大学いも
揚げないので、油を気にせずさっぱりとしたおいしさに仕上がります。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 1本(250g)
サラダ油 大さじ3
砂糖 大さじ3
◆作り方
【1】さつまいもはひと口大の乱切りにし、水にさらす。水けをしっかり拭く。
【2】フライパンに【1】を並べ入れ、サラダ油を回し入れ、砂糖を全体にふる。
【3】ふたをして中火弱にかけ、ふつふつしてふたに水滴がついたら、さつまいもを返す。ふたの水滴を拭いて再びふたをする。これを2~3回くり返す(砂糖があめ状になり、ほんのり焼き色がついたらOK)。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2011年11月号
さつまいもを使った和菓子レシピ
【1】いもようかんの金つば風
はちみつを少し加えて、固めたさつまいもをフライパンで焼くと、風味が増して焼き色もアクセントに。
◆材料
(14×11×4cmの流し缶1台分)
さつまいも 300g
【A】
三温糖 40g
はちみつ 小さじ2
◆作り方
【1】さつまいもは皮をむき、2cm厚さに切り、水にサッとくぐらせてから、蒸し器で15~20分ほど蒸す。
【2】熱いうちに裏ごしをして、【A】を加え、ゴムベラで押しつけながらよく混ぜ合わせる(さつまいもの水分が少ないときは水大さじ2を加えてしっとりとさせる)。
【3】流し缶に移し、上にラップをのせ、手またはカードでギュッと押しつけるようにして平らにする。
【4】流し缶にラップをかけ、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。食べやすい大きさに切り分け、温めたフライパンにのせ、焼き色をつける。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。
『めばえ』2016年3月号
夏にぴったりな和菓子レシピ
【1】2色のフルーツ白玉
たまに食べたくなる白玉。果物をふんだんに使用して栄養価はとりつつも、見た目も可愛い。味もさっぱり美味しいです。 冷凍したまま持ち運べば、お昼に溶けて食べ頃に!
◆材料
(6人分)
白玉粉 100g
絹ごし豆腐 1/3丁(100g)
【A】
砂糖 大さじ1
水 大さじ1/2~1
キウイ 1個
ぶどう(皮ごと食べられる緑色のもの) 20粒程度
パイナップル(缶詰) 150g
みかん(缶詰) 100g
【B】
砂糖 大さじ2
缶詰のシロップ 1と1/2カップ
◆作り方
【1】キウイ、パイナップルはひと口大のいちょう切りにする。
【2】ボウルに白玉粉、絹ごし豆腐を入れて【A】を加える。白玉の粒をつぶしながら粉っぽさがなくなるように混ぜ、耳たぶ程度の固さにこねる(※水分が足りなければ、水を少量加えて調整)。24等分して丸め、中央を凹ませて熱湯で茹でる。2分30秒~3分を目安に団子が浮いてきたら、さらに1分ほど茹で、氷水に入れて冷ます。
【3】【B】を混ぜ合わせる。
【4】冷凍可能なフタ付き容器6個に、【2】、【3】を分け入れ、3個には【1】のキウイとぶどう、残りの3個には【1】のパイナップルとみかんを均等に入れて冷凍する。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
【2】冷やし白玉ごま汁粉
黒ごま風味の純和風。冷たくしてつるんとした喉ごしを楽しんで。
◆材料
(2~3人分)
【A】
黒ごまペースト 50g
ハチミツ 25g
塩 ひとつまみ
牛乳 150cc
白玉粉 50g
水 約50cc
白ごま 適宜
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて、なめらかになるまで練り混ぜる。
【2】【1】に牛乳を少しずつ加え、ダマができないようによく混ぜ合わせてから火にかける。ひと煮立ちしたら火を止めて、粗熱を取って冷蔵庫で冷やす。
【3】ボウルに白玉粉を入れ、分量の水を少量ずつ加えて混ぜながら耳たぶ程度の固さにし、食べやすい大きさに丸める。
【4】鍋でたっぷりの水(分量外)を沸騰させて【3】を入れ、浮いてからさらに約1分ゆで、冷水で冷やす。
【5】【2】と【4】を器に盛りつけ、白ごまをふる。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
【3】黒蜜風味の水ようかん
こしあん+黒蜜で超簡単!
◆材料
(15cm×15cmの流し缶1個分)
粉寒天 4g
砂糖 5g
【A】
黒蜜 15g
こしあん(市販) 200g
水 300cc
◆作り方
【1】【A】をボウルに入れる。
【2】粉寒天は砂糖と混ぜ合わせる。
【3】 鍋に分量の水を入れて沸騰させ、【2】を入れて泡立て器で混ぜながら1分程度煮立てて火を止める。
【4】【3】を【1】に少量ずつ加えて泡立て器で混ぜ、あんをのばす。
【5】【4】を流し缶に注ぎ入れて、冷蔵庫で冷やし固める。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
【4】冷やし緑豆ぜんざい
小豆より粒が小さくて、サラサラと食べやすく、オリエンタルな雰囲気が味わえる。
◆材料
(3~4人分)
【緑豆ぜんざい】
緑豆 60g
水 300ml
砂糖 120g
【白玉】
白玉粉 100g
水 約100ml
◆作り方
【緑豆ぜんざい】
【1】緑豆は水洗いをして、たっぷりの水(分量外)に1時間浸けておく。
【2】水を鍋で沸騰させ、水気を切った【1】を入れる。再び煮立ったらアクを取り、フタをして、弱火で豆が柔らかくなるまで(1時間半~2時間)煮る。
【3】砂糖を加え、完全に溶けたら火を止めて、そのまま冷まして味をしみ込ませる。粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
【白玉】
【1】ボウルに白玉粉を入れ、水を少量ずつ加えてひとつにまとめ、耳たぶ程度の固さにする。
【2】【1】を好みの大きさにちぎって丸め、中央を少しへこませて、沸騰させたお湯(分量外)にひとつずつ落とす。浮き上がってから約1分ゆで、冷水で冷やす。
【3】緑豆ぜんざいと合わせて、器に入れる。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。 1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告・雑誌のフードコーディネート、企業や店舗のメニュー開発など幅広く活躍。自宅で教える少人数制のお菓子教室も人気。
『めばえ』2017年8月号
バレンタインにおすすめの和菓子レシピ
【1】いちごのあん巻き
もち生地でくるっと包むだけ。大福に入るといちごが一層みずみずしく感じられます。
◆材料
(10個分)
いちご 10個
白玉粉 100g
水 200cc
【A】
薄力粉 50g
砂糖 15g
あん(市販) 約100g
※いちごは中サイズを使っています。いちごの大きさによって調節してください。
◆作り方
【1】いちごはヘタを除いて、食べやすく切る。
【2】ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加え、手で粉のダマをつぶしてなめらかにする。【A】をふるい入れ、泡立て器で粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
【3】フッ素樹脂加工のフライパンに【2】の適量を細長く流し、弱火で色をつけないよう両面を焼く(約10枚)。
【4】【3】に丸めたあんと【1】をのせて巻く。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号
見た目が可愛い和菓子|和菓子レシピ
【1】フルーツきんとん
黄金色が財宝につながる「栗きんとん」を使ったアレンジレシピ。市販のものにカットフルーツを混ぜるだけの手軽さが、ママにはうれしい一品です。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
栗きんとん(市販) 1カップ
りんご 1/4個
キウイ 1/2個
◆作り方
【1】栗きんとんの栗は、食べやすい大きさに切る。
【2】りんごは芯を除き、粗みじん切りにして塩水(材料表記外)につける。キウイは皮をむいて粗みじん切りにする。
【3】キッチンペーパーで【2】の水気をしっかりとって、【1】に混ぜる。
教えてくれたのは
神みよ子さん
じんみよこ/フードコーディネーター。編集プロダクション勤務、フリーランス編集者を経て、料理の世界へ。おいしく、楽しく、簡単なオリジナル料理をはじめ、キャラクターメニューの精巧さにも定評がある。
『ベビーブック』2011年1月号
【2】いちご白玉
いちごを白玉で包んで。つるんとした食感と、甘いシロップが絶品です。
◆材料
(8~10個分)
いちご 8~10個
白玉粉 80g
水 約80cc
【A】
砂糖 100g
水 200cc
レモン果汁 大さじ1
※いちごは中サイズを使っています。いちごの大きさによって調節してください。
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて火にかけ、沸騰したら火から下ろす。レモン果汁を加えて粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしてシロップを作る。
【2】ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えて手で混ぜる(耳たぶくらいのかたさになるよう水の量を調節する)。8~10等分し、いちごを包む。
【3】熱湯をたっぷり沸かして【2】を入れ、浮き上がってから1分ほどゆで、氷水にとる。
【4】器に【3】を盛り、【1】を適量注ぐ。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号
【3】フルーツ水ようかん
お好みのフルーツをたっぷり入れて、やわらかめに固める。
◆材料
(15×14cmのバット1台分)
【A】
水 300cc
粉寒天 3g
市販のこしあん 200g
【B】
フルーツミックス缶詰やキウイの1.5cm角切り 1カップ
◆作り方
【1】小鍋に【A】を入れてゴムベラで混ぜな がら中火にかけて2分煮、こしあんを加えてよく混ぜる。
【2】【1】に【B】を加えてサッと混ぜ、バット に入れて粗熱をとる。
【3】冷蔵庫で冷やし固め、食べやすい大きさに切り分ける。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。料理研究家のアシスタントを経て独 立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2016年9月号
【4】いちごのミニ桜餅(左)
皮をいちごでピンク色に染めて。春らしいかわいらしい桜餅。
◆材料
(8個分)
白玉粉 10g
薄力粉 60g
砂糖 20g
いちご 2~3粒(正味40g)
いちご(飾り用) 適宜
【A】
小豆あん(市販) 80g
クリームチーズ 40g
◆作り方
準備:バットにオーブンシートを敷 いておく。
【1】いちごのヘタを取ってボウルに入 れ、フォークなどでまんべんなくつ ぶす。計量カップに移し、水(分量外)を足して100mlにする。
【2】ボウルに白玉粉を入れて、【1】を少しずつ注ぎながら泡立て器でよく溶かす。砂糖を加えて混ぜ、薄力粉をふるいながら加えて混ぜる。ラップをかけて冷蔵庫に30分以上置く。
【3】【A】は混ぜ合わせておく。
【4】フライパンを熱し、いったんぬれ布巾に取って冷ます。再び弱火にかけ、【2】の生地を大さじ1強流し入れ、楕円形に薄くのばし、表面が乾いてきたら裏返してサッと焼く。オーブンシートの上に取り出す。
【5】【4】が冷めたら【3】をのせて巻き、飾り用のいちごを型で抜いてのせる。
教えてくれたのは
八木佳奈さん
雑誌、広告などで料理撮影スタイリングや料理製作を手がける。二人の女の子のママでもあり、子どもが喜ぶ、簡単でかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2017年3月号