【無印のおえかきペン】で自分だけの器作り!絵を描いてオーブンで焼き付けるだけで完成♪

「こんなデザインの食器があればいいなぁ」「子どもの描いたイラストを器にしたい」そんな方にぴったり。自宅で世界にひとつだけの器が作れちゃいます。専門的な道具は使わず、オーブンレンジで焼き付けるだけ!簡単にお絵かき感覚でオリジナルの器が作れる、無印良品のおえかきペンを使った絵付けをご紹介します。

簡単にお絵かき感覚でオリジナルの器が作れる、無印良品のおえかきペン

使うのは無印の「おえかきペン・陶磁器用」税込990円。

このペンを使って陶磁器に絵を描き、家庭用のオーブンレンジで焼くだけで絵付けができるという、特殊なインクのペンです。太さ2種類の黒ペンと、2色ペンが5本、計11色がセットになっていて、太い方は筆状になっています。

「おえかきペン・陶磁器用」税込990円。

市販の耐熱性の陶磁器に自由に描いてみよう

絵を描く器は市販の耐熱性の陶磁器が使用できます。100均のうつわでもオーブン可の表示のあるものならOK。また、無印良品の「こども食器・磁器、磁器ベージュ、白磁」のシリーズは、耐熱性ではないものの焼き付け可能だそう。

ということで、今回はダイソーで購入したココット税込110円と、無印良品の「こども食器・磁器・両手マグ」税込550円を用意しました。

(左)ダイソー 「ココット」税込110円と、(右)無印良品「こども食器・磁器・両手マグ」税込550円

マグカップやお皿の縁に描くのがおすすめ

食品や口に触れる部分への色つけはNGなので、マグカップの外側やお皿の縁に描くのが良いかもしれません。描ける部分が大きい、深さのある器やコップ、大きめのお皿などがおすすめです。色付けする前には器の油分や汚れなどは取り除いておいてくださいね。

描き心地は普通の水性ペンのようでさらさらと描きやすい

ということでさっそく描いていきます。描き心地は普通の水性ペンのようでさらさらと描きやすく、小さなお子さんでも手軽に扱えそうです。

今回私は下書きなしで描いていきましたが、少し失敗しても、描いて時間がたっていなければ直せるので安心です。線がずれたりはみ出したりしたところをティッシュで拭くとすぐに取れます。

発色もいいのでカラフルなイラストが描けます。ココットはフルーツ柄、マグにはオリジナルキャラクターを描いてみました。

速乾性なのでインクはすぐに乾きますが、焼く前は定着していないため、こすると取れてしまうこともあるので注意です。

230℃のオーブンで20分間焼く

描けたらオーブン230℃20分間焼きます。焼き上げ後はすぐに取り出さずに庫内で1時間置き、取り出してからも更にそのまま1時間放置して十分にインクを定着させます。

焼いたあとも少し色味が落ち着いたかな?という程度で、焼く前とあまり見た目は変わりませんが、これでしっかり色は焼き付けられたので、こすっても色がとれることもありません。

重ね塗りすることも可能

一度焼いて冷ましてから、重ね塗りをすることもできます。焼き付ける前に重ね塗りをすると絵の色が濁ってしまいますが、焼いたあとなら大丈夫。薄めの色味は重ね塗りするとはっきり発色しますし、ペンの色むらが気になるところなど気になるところもカバーできます。また、黒でフチを描いて中に色を着けたい場合は2段階に分けて作業すると、色が混ざらずきれいに着色できます。

重ね塗りをしたあとは、もう一度230℃のオーブンで20分間焼き、そのまま冷まします。

とっても簡単にオリジナルの器が完成しました!

仕上がった器は食器洗い機やクレンザー、金属タワシなどは使用できませんので注意してください。

手軽におうちで世界に一つだけのオリジナルの器が完成♡

オーブンさえあれば特別なものも必要なく、手軽におうちで世界に一つだけのオリジナルの器が出来るので、お絵かき好きなお子さんのおうちあそびとしてはもちろん、記念日やプレゼントなどに作るのもいいかもしれません。また、作品を実際に日常使いできるのは良いですよね。使い続けると愛着もわいてきます。ぜひ親子で自分好みの器絵付けに取り組んでみてください。

文・構成/酒井千佳

酒井千佳
フリーキャスター、気象予報士、保育士。
京都大学 工学部建築学科卒業。
北陸放送アナウンサー、テレビ大阪アナウンサーを経て2012年よりフリーキャスターに。
NHK「おはよう日本」、フジテレビ「Live news it」、読売テレビ「ミヤネ屋」などで気象キャスターを務める。
現在は株式会社トウキト代表として陶芸の普及に努めているほか、2歳からの空の教室「そらり」を主宰、子どもの防災教育に携わっている。

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