急な発熱やケガにファストドクターを利用してみて!夜間や休日でも往診可能で心強い

非常時の助けになるファストドクター社の医療サービスについてご紹介します。どんなサービスなのかか、そして実際に使った人のレビューは?など気になるポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみて!

ファストドクターとは?

筆者がファストドクターを知ったきっかけは保育園。ファストドクターのポスターがあり、他の親御さんと「どんなサービスか気になるよね」と話題に。

そこで、ファストドクター株式会社広報部シニアマネージャーの田島めぐみさんと広報担当の大塚明美さんに利用方法などお話をお聞きしました!

左:広報部シニアマネージャーの田島めぐみさん、右:広報担当の大塚明美さん

―ファストドクターとは、どのような医療サービスですか?

一言で言うと、夜間・休日の医療アクセスが困難なときに、患者と医師をつなぐプラットフォームです。

皆さんにとっては、お子様向けのサービスというイメージが強いかもしれませんが、全年齢に使えるサービスを提供しています。

ファストドクターは、幅広い年齢の方が利用できるサービスです

・健康保険…適用(※小児の場合は、医療証の提示で自治体の助成が適用)

・在籍医師数…約2,000名

・1日の稼働医師数…100〜150名

・料金…医療費・交通費のみ(診察料には、数日分の薬代含む。サービス料や登録料、システム料などはなし)

・エリア…全国(詳細はこちらからチェック

どのように利用するの?

利用の仕方は、とってもカンタンでスリーステップのよう。

ステップ① 往診受付

初めに、電話、公式アプリ、LINE、Webフォームなどから診察を申し込みます。看護師などから構成されるメディカルコールスタッフが詳しい症状をお伺いします。

ステップ② トリアージ・往診判定

その後、症状の緊急性と通院困難性を考慮して最終的に医師がトリアージと呼ばれる重症度に応じた優先度が判定されます。

必要に応じて医療相談、救急往診、オンライン診療などの適切な受診行動が案内されます。電話相談から診療までワンストップで実施するのがファストドクターの特長とのことです!

ステップ③ 医師がご自宅へ訪問・診察

症状に応じて診察・検査。察後、医師が丁寧に症状の説明をします。診察内容に応じて薬はその場で数日分お渡しします。

実際に使った人のレビューは?

実際の利用者の生の声も紹介します。患者さんからのフィードバックが直接医師に届く仕組みになっているとのことで、毎日届く感謝の声が医師のモチベーションアップにつながっていると教えてくれました。

こんな口コミが!

●喘息もちの子どもがいます。ファストドクターの医師に夜間に診察してもらって助かっています。

●親身になってくれて、説明がわかりやすく優しい先生でした。安心して自宅療養できそうです。ありがとうございます。

●感謝しかありません。先生はとても落ち着いていて、2歳の子どもが落ち着いて診察を受けられました。引っ越して間もないため、かかりつけ医がないうえに、車がないので、往診は大変助かりました。ありがとうございます。

―利用時の注意点はありますか?

まずは、症状の緊急性や状態を把握するために、より正確な情報を伝達してほしいと思います。

そのためには、何がいつ起きたのかの事象をメモし、お電話の際にメモを見ながらお話しいただけると時系列から患者さんの状態を理解しやすいです。

あとは、お薬手帳が手元にある状態で連絡してもらえると助かります。

また、ファストドクターへ寄せられる診療依頼は年間43万件に上り、そのうち実際に診療につながるのは3割以下です。

誰でもどんな症状でも診察してくれると思われて診察依頼をしてしまうと、がっかりさせてしまうかもしれません。

―それ以外はどうされているのですか?

適切な受診行動を案内しています。例えば、翌朝かかりつけ医が診てくれるまで待つ、救急車を呼ぶ、近隣の救急外来を案内するなどです。

―ファストドクターの救急往診の基準はありますか?

1〜6時間以内の診察が必要かつ通院が困難な方が対象です。救急往診は様々な受診行動の選択肢の中の1つの手段です。この点はご留意いただければと思います。

―サービスの内容がよく分かりました!私も早速アプリをインストールしてみます。ありがとうございました。

ファストドクターは自治体とも連携!公式アプリもチェックを

ファストドクターは、これまでに40以上の自治体と連携していて、各自治体のニーズに合わせてファストドクターのソリューションを提供されているそう。

自治体との連携は?

主に救急往診やオンライン診療を活用した医療提供体制の整備や支援、保健所業務の負担軽減策として夜間・休日の医療相談、健康観察の代行などをしています。

また、山間部などの僻地や医師偏在地域に都心部からオンライン診療を提供し、医療にいち早くアクセスできる環境を整備し、真に対面診療が必要な患者さんを地域医療につなげるなど、自治体のニーズに合わせて柔軟に医療サービスの提供内容を変えられるのがファストドクターの強みです。

ファストドクターの公式アプリもチェックを

アプリには事前に患者情報を登録できる機能があり、緊急時の伝達ミスや手間が省けるとのこと。特に新型コロナウイルスのオミクロン株に感染された患者さんは咽頭痛を訴える方が多いので、声を出さなくても診察を申し込めるのは大きなメリットですよね。

アプリは、各エリアの待ち時間も表示され、2タップ程度で診察申し込みができるクイックさが他の方法より優れているとのこと。みなさんも、この機会にぜひ、ご家族のお守りとして公式アプリをダウンロードしておきませんか。

iOSはこちら>>

Androidはこちら>>

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文・構成/峯あきら

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