人気絵本『三びきのやぎの がらがらどん』ちょっぴり怖い名作はなぜロングセラーで愛される?プロが解説!

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きれいなイラストで人気のノルウェーの昔話絵本『三びきのやぎの がらがらどん』のあらすじとおすすめポイントを、JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんが徹底解説!

人気のノルウェーの昔話絵本『三びきのやぎの がらがらどん』

マーシャ・ブラウン/絵 瀬田貞ニ/訳 福音館書店

 

◆こんな本

北欧のノルウェーでは誰もが知っているといわれる昔話です。むかし、なまえはどれも「がらがらどん」という、小さいのと、中くらいのと、大きいやぎがいました。ある日のこと、山の草場に行こうと橋を渡ると、橋の下には恐ろしいトロルがあらわれます。子どもはそれぞれのやぎに自分を投影させ、困難を切り抜ける爽快感が大好きです。文章と絵に力強さがあるので、読み手は素直に読むと良いでしょう。

◆対象年齢

4歳~

◆ママパパの口コミ

「絵が可愛い感じではないもののお話じたい子供が聞き入って楽しんでいました。」(30代・東京都・子ども1人)
「子供が好きな絵本だったので、何度も読み聞かせました」(50代・東京都・子ども1人)
「ガラガラドンは幼稚園の劇でもあったので、気に入って何回も読んでいた」(40代・神奈川県・子ども1人)


教えてくれたのは

児玉ひろ美|JPIC読書アドバイザー・台東区立中央図書館司書

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

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