キャリアコンサルタントに多く寄せられる30代ワーママの悩みベスト3は
最近では、転職35歳限界説も以前よりは言われなくなってきましたが、それでも30代ワーママの悩みは尽きません。そこで、実際に私のところに寄せられる相談でとても多い上位3つのお話をさせて頂きます。
1位「職場が激務なので、妊娠前に転職したい」
今の仕事が忙しすぎることによって、こんな不安に陥る方が多いです。
「今の激務な働き方を続けても、妊娠できるか不安」
「今の仕事のまま妊娠・出産ができたとしても、復職後もこのペースで子育てしながら働くのは無理」
実際に私も会社員時代は激務だったので、この悩みを抱えていました。
しかも、やっかいなのは「忙しいけれど仕事にやりがいがある」という場合で、このままだと上手くいかないことは分かっているのに、仕事自体は楽しいため、なかなか辞める踏ん切りが付かない」という悩みに陥ります。
2位「2人目が欲しいけれど、先に転職するかどうか迷っている」
1人目の時は、とりあえず今の会社で産休育休とって、いざ復職してみたものの仕事との両立が大変だったので転職したい方や、そろそろキャリアチェンジがしたいと思っていたタイミングに妊娠し、2人目を産んでから転職するかどうか迷っている方などが多いです。
私が実際に受けた、第一子育休中の方の声も紹介します。
貿易事務として働くAさん(仮名・38歳)
春には復職が控えているのですが、今の仕事は給料も安く、今後育児と両立できるかも不安なので、転職か独立などのキャリアチェンジがしたいんです。また、2人目も欲しいので、このまま今の会社にいて2人目を妊娠・出産するか、それとも年齢的に転職やキャリアチェンジを先にした方がよいのか、どちらがよいでしょうか。
私は、今の会社で働き続けることへの思い入れを聞き、メリット・デメリットを整理させて頂いたところ、2人目が欲しいと言えども、そもそも今の会社で働き続けるという選択肢はAさんにはないということに気がつきました。
そして、転職か独立か迷っていたので、どちらの可能性も捨てられないのであれば、期限を区切ってどちらにも挑戦するというご提案をしました。
独立よりも転職の方が年齢的にリミットが迫っているとのことでしたので、まずは3か月転職活動をしてみてはとお話ししました。すると、期限内での転職は難しかったようで独立のための副業へチャレンジする方向へ舵を切る決断をされました。そのとき、Aさんは副業への意欲はまだ低かったので、向き不向きも照らし合わせながら、強みが活かせるジャンルの深堀をまず行うことで、Aさんは今後のキャリアアップに前向きになったように見受けられました。
このように、たくさんの選択肢があるので、迷うことも多いと思いますが、どれが一番優先度が高いか、そしてどれが時間的リミットが迫っているのかを整理すると、自ずと選択肢が絞られてきます。
第3位「育休復帰後、両立がしんどいので働き方を変えたい」
3位は、実際に復職してみて、仕事と育児の両立に疲弊し、今の会社で働き続けることが無理ゲーだと気づくケース。特に、総合職や営業職のような第一線で働いている方は、産休前と仕事量も責任も同じでキャパオーバーになるようです。
このように、30代のワーママのお悩みは妊娠・出産もしたいけれど、キャリアでマイナス評価を受けたくないとと言う悩みが多いです。
そんなときは、キャリアコンサルタントとして、解決への考え方のステップもご用意しております。
この続きはこちら!
記事を書いたのは…
株式会社LASSIC【公式】サイトはこちら>>
※写真はイメージです