【中学受験】「兄弟や友達からのゲームの誘惑、遊びの誘いをかわすには?」親がまずすべきは、毎日の大変な勉強を認めてあげること

「受験するかしないか」から始まり、塾選び、模試の成績、家庭学習の仕方など、悩みが尽きない中学受験。HugKumが行った「中学受験アンケート」に寄せられた保護者のお悩みに、花まるグループの進学塾部門、スクールFC代表の松島伸浩先生がお答えします。今回は「兄弟や友達からの遊びの誘いをどうかわすか」について聞きました。

友達や兄弟から誘われると、勉強そっちのけで遊んでしまう


多くの親御さんが悩んでいるのが勉強と遊びの両立の仕方。ゲームや遊びの誘いをどう切り抜けて勉強の時間を確保したほうがいいのか、兄弟がいる場合の家庭での学習環境など意識すべき事を松島先生に聞きました。

【実際に寄せられたお悩み】

家で勉強するとすぐほかのことに興味が移ったり、兄弟の遊びが気になったりと、切り替えが難しいようです。なにかいい方法はないでしょうか?(小4男子母)
ゲームの誘惑。お友達からの遊びの誘い。友達と外で遊び回るのが好きな子なので、塾へ行く時間ギリギリまで遊んでいる。
もう本気で勉強に向き合わないといけないのではないか、度々ケンカになる。 (小5男子母)

【松島先生のお答え】家庭でのルールを作り、子ども自身がけじめをつけられるように

遊びたい盛りのときに、学校が終わったあとに塾で何時間も勉強して、さらに学校よりもはるかに難しいたくさんの宿題に取り組む。こうしたことを3年間続けるだけでも立派なことです。まずはそれを認めてあげてほしいと思います。


大前提は家庭のルールを作り、それを徹底するということです。外で遊んでいようが、友達の家でゲームをしていようが、「5時になったら帰る」「スマホに連絡が来たら帰宅する」などの約束を本人としっかり交わすことです。また、友達の誘いの断り方を知らない子もいますから、具体的な言葉で教えておきましょう。ほかにも、友達の親に事情を話して協力してもらうという方法がありますが、まずは子ども自身でけじめをつけられるようにならないと根本的な解決にはなりません。

兄弟がいるケースでは、兄が塾の勉強をしている時間は、弟も親と一緒に勉強や読書の時間にしているご家庭が多いようです。自習室のある塾であれば、それを利用するのがいいでしょう。

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お話を伺ったのは

松島 伸浩|花まるグループ・スクールFC 代表
1963年生まれ。花まるグループ常務取締役。教員一家に育つも、私教育の世界に飛び込み、大手進学塾で経営幹部として活躍。36歳で自塾を立ち上げ、個人、組織の両面から、「社会に出てから必要とされる『生きる力』を受験学習を通して鍛える方法はないか」を模索する。その後、花まるグループに入社。教務部長、事業部長を経て現職。のべ10,000件以上の受験相談や教育相談の実績は、保護者からの絶大な支持を得ている。子育て講演会、教育講演会は定員のため抽選になるほどの人気。『中学受験 親のかかわり方大全』『中学受験 物語ですらすら頭に入る よく出る漢字720』(実務教育出版)『算数嫌いな子が好きになる本 小学校6年分のつまずきと教え方がわかる』(カンゼン)など著書多数。Voicyにて「幸せな受験ラジオ」を配信中。
文・構成/HugKum編集部

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