『映画 少年たち』ジャニーズの次世代♡スターが魅せる奇跡のパフォーマンス【親子で観たい映画】

©映画「少年たち」製作委員会

“ジャニー喜多川初の映画製作総指揮作品”という鳴り物入りの『映画 少年たち』が、いよいよ3月29日(金)より全国公開されます。ジャニーズの未来を担う若手スターたちの今を切りとったパワフルな意欲作ですが、これまでにない実験的な試みも大いに話題を呼んでいます。

本作は1969年の初演から50年が経った舞台「少年たち」の映画化作品。幾度か上演されてきて、近年はKis-My-Ft2やA.B.C-Z、ジャニーズWESTのメンバーもジャニーズJr.時代に出演してきました。

本作では、SixTONESジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹、Snow Man岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介、なにわ男子の西畑大吾や、室龍太、Aぇ!groupの正門良規、小島健など、次世代を担うジャニーズJr.たちが共演。彼らが随所でキレキレのパフォーマンスを魅せています。また、ジャニーズJr.以外に、関ジャニー∞の横山裕や、A.B.C-Zの戸塚祥太らも参加していて、親子で観れば、二世代での“推しメン”トークで盛り上がれそうです。

本作は、若さゆえの挫折や葛藤、鬱屈した思いなど、いろいろな事情で罪を犯し、少年刑務所に収監された少年たちの物語。友情や家族愛を織り込んだ青春映画を、オリジナル楽曲とダンスで見せていくという、映画と舞台を融合させたミュージカル・エンターテインメント作品となっています。

まばたきするのも惜しい!?奇跡のパフォーマンス8分間

©映画「少年たち」製作委員会

特筆すべきは、明治時代に建築された“五大監獄”の1つで重要文化財に指定されている旧奈良監獄でロケを敢行したこと。そして、本物の監獄で見せる、冒頭8分間のパフォーマンスが圧巻です!

『カメラを止めるな』(17)や『ラ・ラ・ランド』(16)などで注目された長回しのシーンですが、本作では、この監獄を舞台に、キャスト陣のダンスパフォーマンスを1カット1カメラで収めるという難易度の高いチャンレンジをしました。流麗なカメラワークが追うのは、卓越した身体能力とチームワークを誇るジェシーたちのスーパーパフォーマンス。これがもう、まばたきするのも惜しくなるくらい、すばらしいシーンとなっています。

クランクイン前に3か月間、テストとリハーサルを繰り返したというジェシーたち。複雑な構成のダイナミックなダンスシーンに合わせ、カメラも半周したり、360度回転したりと大忙し。もちろん大勢のキャストだけではなく、撮影・照明・特機スタッフとも呼吸を合わせないと実現できないシーンですが、なんと本番は一発OKという、絵に描いたような奇跡が起こったそうです。抑えとして2テーク目も撮ったそうですが、こちらもOKとなり、改めてジャニーズのポテンシャルの高さに感動を覚えました。

前代未聞!映画上映と合わせて連日実演も実施!

本作は舞台を映画化したただのミュージカル映画ではありません。なんと!丸の内ピカデリー限定で、映画の出演者が映画館に登場し、連日実演を繰り広げるという斬新なイベントが、3月29日(金)~4月7日(日)までの10日間連続で、計34回開催されます。さすがは日本のショービズ界に長く君臨する王者、ジャニー喜多川。サービス精神に満ちたショータイムで、とことん観る者を楽しませてくれそうです。

また、映画のラストには、そんなジャニー喜多川が、今を生きる少年たちと、かつて少年たちだった大人に向けて、あるメッセージが流されます。それは、常にあくなき挑戦をし、私たちに夢を与えてくれてきたツワモノならではの言葉で、若者たちへのエールでもあります。そんないろんなギフトを与えてくれる映画を、ぜひ親子でご鑑賞ください。

©映画「少年たち」製作委員会
『映画 少年たち』3月29日(金)より全国ロードショー
監督:本木克英
出演:ジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹(SixTONES)、岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介(Snow Man)…ほか
公式HP:http://shonentachi-movie.jp/

文/山崎伸子

編集部おすすめ

関連記事