お寿司のアレンジレシピ
【1】ちらし寿司ケーキ
牛乳パックで土台を作ってお花畑のようにデコレート♡
◆材料
(4~5人分)
米 2合
【A】
塩 小さじ1
砂糖 大さじ1
酢 大さじ2
桜でんぶ 大さじ1・1/2
青のり 大さじ1
【B】
卵 2個
水 大さじ1
塩 少々
砂糖 大さじ2/3
スモークサーモン、絹さや 各4枚
スライスチーズ、イクラ 各適量
サラダ油、塩(ゆで用) 各少々
◆作り方
【1】米はすし酢用に硬めに炊き、混ぜ合わせた【A】を加え混ぜ、冷ましておく。
【2】【B】を混ぜ合わせ、サラダ油を弱火で熱したフライパンに流し入れて、箸で混ぜながら柔らかめのいり卵を作る。
【3】牛乳パックの口を開いて側面の一面のみを切り取る。口部分を折りたたんでテープでとめ、箱型にして内側にラップを敷き込む。
【4】【1】の1/4量に桜でんぶを混ぜ合わせる(a)。残りの1/3量は青のりを混ぜ合わせる(b)。
【5】【3】の型に(b)を端まできっちり敷き詰め、その上に白いすし飯の半量→(a)→残りの白いすし飯の順に敷き詰める。最後にいり卵を広げのせてラップを被せ、【3】で切り取った牛乳パックでフタをして、ギュッと押す。そのまま輪ゴムで固定して30分程度置く。
【6】サーモンは端からくるくると巻いてバラを作る。絹さやは塩ゆでして半分にしてから切り口をV字に切る。スライスチーズは梅形で抜く。
【7】【5】を型から出してラップを外し、【6】とイクラを飾る。
◆ポイント
切り取った牛乳パックはフタとして利用。角までギュッと!
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさ、楽しさにもこだわったオリジナル料理が人気。キャラクターやモチーフデザインのセンスにも定評がある。一男一女のママ。
『めばえ』2019年12月号
【2】ジャック・オ・ランタンのサーモン手毬寿司
オードブル3種盛りの1品。表情豊かなプレートで、ハロウィン気分が一気にUP♪
◆材料
(3人分)
ご飯(または酢飯) 茶碗に軽く1杯分
スモークサーモン 3枚
しその葉 1~2枚
◆作り方
【1】ご飯を3等分してラップにくるみ、てるてる坊主のように丸める。
【2】【1】のラップをはがし、スモークサーモンを1枚ずつ被せる。しその葉を目と口の形に切ってあしらう。
*細かいパーツを作るときは、眉毛切りハサミのような小さいハサミを台所専用にして使うと便利。
教えてくれたのは
五条まあさっちんさん
パーティー料理・ハロウィーン研究家。料理教室『FIVE S CUISINE』主宰。中華、フレンチ、イタリアンの有名店で料理を学び、和食は懐石料理の近茶流本科課程を修了。国際色豊かな料理作りが得意で、特に独創的なハロウィーン料理が注目される。
『めばえ』2018年11月号
【3】ごちそう手まり寿司
牛肉・エビ・卵、子どもの大好きなおかずをトッピングしてくるりと巻くだけ。お祝い、晴れの日、イベントなどでみんなが喜ぶこと間違いなし!
◆材料
(6個分)
【牛肉の手まり寿司】
炊きたてご飯 1合分
【A】(混ぜておく)
酢 大さじ1
きび砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/3
【B】
しょう油 大さじ3
みりん 大さじ2と1/2
日本酒 大さじ1/2
薄切り牛肉 6枚(60g程度)
生姜の千切り 少々
【菜の花と卵の手まり寿司】
酢飯 1合分
菜の花 1/2束
めんつゆ 大さじ3
【A】(混ぜておく)
卵 2個
みりん 大さじ1
塩 少々
オリーブオイル 少々
【エビと青じその手まり寿司】
酢飯 1合分
ゆでエビ 小6尾
青じそ 3枚
めんつゆ 大さじ3
ごま 少々
◆作り方
【牛肉の手まり寿司】
【1】ボウルにご飯と【A】を入れ、しゃもじで切るように混ぜる。
【2】鍋に【B】を入れて沸騰したら火を止める。
【3】牛肉をしゃぶしゃぶの要領で沸騰させた湯(分量外)にさっと通し、【2】に入れ混ぜて15分ほど置く。味が染み込んだ牛肉を取り出し、鍋に残った漬け汁の水分を半分ほど飛ばす。
【4】【1】をゴルフボールほどの大きさに丸め、【3】の牛肉をのせる。漬け汁をスプーン等で少々塗り、生姜の千切りをのせてラップで包んで持ち運ぶ。
【菜の花と卵の手まり寿司】
【1】さっとゆでて絞った菜の花をめんつゆに20分以上漬けて、先は長さ3cm、茎は長さ1cmに切る。茎は酢飯に混ぜる。
【2】フライパンにオリーブオイルをひき、【A】で薄焼き卵を2枚作って各3等分に切る。
【3】丸めた酢飯の上に【2】、菜の花の先をのせ、ラップで包んで持ち運ぶ。
【エビと青じその手まり寿司】
【1】エビは縦半分に切って背わたを除き、めんつゆに20分ほど漬ける。青じそは縦半分に切る。
【2】丸めた酢飯の上に、青じそ、エビ2枚(1尾分)をのせてごまをかけ、ラップで包んで持ち運ぶ。
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
【4】お花手まり寿司
子どもたちが喜ぶかわいい手まり寿司。ピンクや黄色など、色鮮やかなご飯メニューはお祝いごとにぴったりです。パクッと食べやすいミニサイズ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
温かいご飯 2合分
【A】
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1
酢 大さじ3
ゆかり 小さじ1
【B】
卵 1個
砂糖 小さじ1/2
塩 少々
水 大さじ1/2
【C】
スライスチーズ・ハム(ともに花形に抜く)、うずらの卵の水煮の薄切り、ゆでたグリンピース 各適量
◆作り方
【1】ご飯に、混ぜ合わせた【A】を加えて、さっくりと混ぜ、寿司飯を作る。
【2】小さいフライパンに混ぜ合わせた【B】を入れ、箸で混ぜながら中火で炒り卵を作る。
【3】【1】を3等分にし、1/ 3量にゆかりを、もう1/ 3量に【2】(飾り用に少し残す)を混ぜ合わせる。残り1/3量はプレーンのままでOK。
【4】【3】を1個30gのボール状に6個(3種×2)握り、【C】と残した炒り卵で飾る。大人用はプレーンの寿司飯にグリンピースを混ぜ、残りの2種類とともに食べやすい大きさに握る。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2018年3月号
【5】キャンディーくるくる寿司
お手軽なハムとチーズを巻き巻き。ハムのリボンで飾るのがポイント!
◆材料
(9個分)
酢めし 210g
焼きのり 1と1/2枚
ハム・スライスチーズ 各6枚
ハム(リボン用) 適宜
◆作り方
【1】焼きのり1/2枚を広げ、酢めし(70g)を薄く敷き、常温に置いたハム・スライスチーズ各2枚をのせる。端から巻き、ラップに包んで押さえる。同様にあと2本作る。
【2】落ち着いたら3等分に切る。リボン用のハムを1cm幅に切り、1本で輪を作って、もう1本を中心に巻き、竹串で寿司にさす。
※酢めしはご飯1合分(320g)+すし酢大さじ2で作り、必要分だけ使う。
※ピックや竹串を使うものは、必ず子どもに食べさせる前に抜いてわたすか、おうちの方が食べさせてあげてください。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネータ ー、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。
『ベビーブック』2011年10月号
【6】クマのいなり寿司
かわいいクマちゃんが並ぶお便合箱のフタを開けただけで子どもの喜ぶ顔が浮かびます。ハムやチーズで少しずつ表情の違うクマちゃんを量産して。
◆材料
(大人3人分+子ども3人分)
ご飯 茶碗4杯(600g)
油揚げ 5枚
ハム 1枚
スライスチーズ 1枚
のり 適量
【A】
だし汁 1カップ
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
【B】
酢 大さじ2
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1/4
◆作り方
【1】耐熱容器に【A】を入れてよく混ぜ、半分に切った油揚げを加えてラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。そのまま冷ます。
【2】ボウルにご飯を入れ、混ぜ合わせた【B】を加えてしゃもじで混ぜ、【1】に等分に詰める。
【3】子どもの分には、ハムとチーズ、のりでクマの顔をつける。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立をつづ ったブログ「よめ膳@YOMEカフ ェ」が人気で、毎月200万アクセスを誇る。女の子のママ。
『めばえ』2014年6月号
【7】鶏肉とごぼうのちらし寿司
子どもが好きな少し甘みのあるすし酢で。鶏ごぼうが入り、風味が増してわい豊かに。大人も子どもも喜ぶメニューです。
◆材料
(大人4人分)
米 3合
水 3カップ
【A】
塩 大さじ1
砂糖 大さじ3
酢 大さじ5
鶏もも肉 1枚
ごぼう 1/2本
【B】
しょうゆ 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1と1/2
水 1カップ
錦糸卵(冷凍でもよい) 適量
刻みのり 適量
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】米を洗って炊飯器に入れ、水を加えて炊く。ボウルなどに移し、混ぜ合わせた【A】を回しかけて、酢めしを作る。
【2】ごぼうは皮をこそいで薄い輪切りにし、水につけてアクを抜く。鶏肉は細かく切る。
【3】鍋に【2】と【B】を入れて火にかけ、15分ほど煮詰めて汁けをとばす。
【4】【1】に【3】を加えて混ぜる。
【5】錦糸卵と刻みのりを盛りつける。
教えてくれたのは
行正り香さん
おしゃれな暮らしぶりと簡単でおいしいレシピが大人気。二児のママ。
『ベビーブック』2012年2月号