教育のプロに聞いた『小学一年生』を活用法!  うちの子の「思考タイプ」に合わせると効果的!

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    今日は『小学一年生』4月号の発売日! 4月から入学するぴっかぴかの一年生から、『小学一年生』を初めて読んでくれるという方も多いはず。
    そこで、学習の自分診断ツール「KATS」を展開する浅田紗也佳さんに、小学館の学習雑誌『小学一年生』を120%有効活用する方法をうかがいました。

    「KATS」は、個性に合わせた育成・教育の実現を目指す仕組みで、厚労省・大阪府ほか省庁、自治体で多数導入されています。個性を生かす教育の開発に取り組む浅田さん。子どもたち一人一人が『小学一年生』を最大限に活用するにはどうしたらいいのか、実践的なアドバイスをいただきました。

    個々人の性格や思考に合った学習法を開発・実践してきた私たちが「タイプ別『小学一年生』の活用法」をご紹介します。思考のタイプで『小学一年生』活用法は全く異なるのです。

    ■子どもの「思考のタイプ」を見極めよう

    まず、「うちの子のタイプ」を見極めるところから始めましょう。

    大きく分けて、思考のタイプは2つにわけられます。

    ・グリーンタイプ(ステップ思考)
    ・オレンジタイプ(ヒラメキ思考)

    まずは、お子さんがどちらの思考のタイプか、次の特徴を見て判断してみてください。

     

    ■「グリーンタイプ」の特徴

    ステップ思考
    ・言われたやり方で順番どおりやろうとする
    ・前もって準備したほうが安心
    ・自由にやっていいよ、と言われることが苦手
    ・新しいこと、初めてのことは不安

     

    ■「オレンジタイプ」の特徴

     

    ヒラメキ思考
    ・新しいこと、初めてのことにワクワクする
    ・決められたことにとらわれない
    ・飽きっぽいところがある
    ・お尻に火がつかないとやり始めないことがある

     

     

    お子さんがどちらのタイプか把握すると、『小学一年生』はよりうまく活用できるのです!
    記事や付録の種類ごとに見ていきましょう。

    ■工作・実験・料理の記事はどう使う? タイプ別に活用法をレクチャー

    『小学一年生』には、実験や工作、お料理など好奇心を刺激する特集企画がたくさんあります。お子さんが興味を持ったものは、読むだけでなく、親子で実際に取り組んでみると「勉強する」という意識を持たずに学べるのでオススメです。

    そのときも取り組み方を間違えると、せっかく興味を持ってもやる気が半減してしまいます。ちょっと意識してあげるだけで、やる気と自信がアップします。

     

    ■グリーンタイプ 教えて、やって見せて、させてみせて、褒めてあげる

    グリーンタイプのお子さんの場合、分らないまま進めると不安になり、取り組み始めることを嫌がる傾向があります。

    ひとつずつ手順を説明し、やって見せてあげましょう。理解させたうえで、最後に自分でさせてあげましょう。

    つい親御さんが手伝いがちですが、自分でやっていないものに自信が持てるタイプではないので注意が必要です。

    根気よく教えて、出来る限り自分でさせて、完成したら、褒めて自信をつけさせてあげましょう。

     

    ■オレンジタイプ 一緒につくって手柄は子どもにあげる

    オレンジタイプのお子さんの場合、好奇心旺盛で最初はやる気満々ですが、根気の必要な作業がつづくとだんだん飽きて興味を失いがちです。

    ある程度、細かい作業は手伝ってあげて、完成するまでのワクワクを一緒に楽しむことに重点を置きましょう。

    全部自分がやっていなくても、やったかのように自信を持てるのがこのタイプ。手柄はお子さんにあげて褒めてあげましょう。

    大切なことは好奇心や興味を育むこと。オレンジタイプのお子さんは楽しく終わることで、似たものや関連するものにさらに興味が広がります。

     

    ■毎回お楽しみ! 『小学一年生』付録を最大限に生かすには?

    楽しい付録も学びにつながります。せっかくだから、たくさん遊んで使いこなしてほしい、そう思うのが親心ですよね。

     

    ■グリーンタイプ 使い方を教えてあげて、「できた」を増やす

    『小学一年生』では、付録の使い方がきちんと書かれています。一緒に読むか、親御さんが読んで使い方を教えてあげましょう。

    この付録を通じてできるようになったことについて、褒めてあげると自信がつきます。

    例えば今回の4月号の「めざましどけい」なら、「時計が読めるようになったね」、「この時計で早起きできるようになったね」と声かけしてあげましょう。

     

    ■オレンジタイプ 本来の使い方と違っていい

    本来の使い方で楽しむことはもちろんいいのですが、オレンジタイプのお子さんは自由な発想をするので、本来とは異なる用途や楽しみ方をするかもしれません。

    危険のない範囲であれば、「違うでしょ、こうするのよ」と言うのをぐっと我慢して、驚いたり感心したりしてあげましょう。

    これからの時代にますます必要とされる発想力を育むことにつながります。

     

    ■別冊付録「まいにちドリル」で勉強のリズムをつかもう

     

    別冊付録でついている「まいにちドリル」は、学校の勉強の復習にも使えて、親御さんには助かる1冊ですね。勉強感が強いドリルはオレンジタイプのお子さんへの使い方は注意が必要です。

     

    ■グリーンタイプ 毎日1つずつやって、完了冊子を貯めて自信をつけよう

    まさに、毎日1つずつコツコツ進めていくのがオススメ。

    ひとつひとつこなすドリルという形式そのものがグリーンタイプの子にはとても合っています。

    無理なくできる量なので続けやすく、毎号完成させていくと達成感も持てるはずです。

    完成冊子を毎号飾っていくのも、「こんなに頑張った」という証が目に見えて、グリーンタイプのお子さんに自信をつけてくれます。

     

    ■オレンジタイプ やりたいときに一気に済ましてOK!

    やらせたい場合は、毎日の「義務」にしないことが大切。「~ねばならない」が強くなりすぎると、『小学一年生』そのものが嫌になってしまう危険性すらあります。

    オレンジタイプのお子さんの学習面を伸ばす最大の秘訣は、『小学一年生』の最も得意とする「好奇心を育む」ことです。

    「へぇ~!」「面白そう!」という「好奇心」を「向学心」に変えていくスタイルが勉強嫌いにさせないコツです。

    ドリルはやりたいときにやればOK。やらなくてもOK。気が向くと、一気に進めることもありますから、そんなときは思いっきり褒めてあげましょう。

     

    こんなふうに、同じ『小学一年生』でも、お子さんのタイプに応じて、さまざまな活用法があるのです。お子さんが『小学一年生』をどんなふうに楽しんでいるのか、親御さんがじっくり眺めてみるのもいいかもしれませんね。

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    浅田紗也佳(あさださやか):
    1985年生まれ。株式会社エスワイティ代表取締役。一児の母。自分診断KATSで個性をつかみ、日本の従来の一律の人材育成・教育から個性に合わせた育成・教育の実現を目指す。厚労省・大阪府・京都府ほか省庁、自治体での導入実績多数。

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